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「イカゲーム」は実社会で起きている

Netflixの「イカゲーム」ご覧になりましたか?

9月17日の配信開始以来、韓国ドラマとしては初めて米国のNetflixで1位を獲得、各国のNetflixでトップ視聴を更新中だそう。とにかく世界中にブームを巻き起こしています。

韓国語の学習者が激増

Duolingoでは、放送後2週間で韓国語学習の新規ユーザーが倍増。英国で76%、米国で40%の増加とのこと。

確かに、ゲームの名前など韓国語で覚えたくなりますね。

私は音声:韓国、字幕:英語で観たんですが、韓国語と日本語は同じ単語・音が多いので、どうしても音に気を取られちゃうんです。字幕追うのがちょっと大変でした。

※日本語の吹き替えや字幕も選択できると思います。個人的に吹き替えはニュアンスが変わるのが嫌で、字幕は日本語に甘えないと決めてるので、いつも英語一択なのです

ゲームや通販での非公式グッズ

Robloxでも早速、イカゲームをパクったゲームが出てます。息子に見せてもらったら、かなり再現度が高く驚きました。(息子はイカゲーム観てませんが)

マレーシアでもかなり盛り上がっており、通販サイトには非公式グッズが溢れています。これはShopee。何とも仕事が早い!今年のハロウィンはこれか(笑)

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世界中がハマる理由

実は私も先月ハマりまして、2日間で全9話を一気見しました。私はかなりのNetflix・海外ドラマフリークと自負してますが、何とも言えない感覚…こういう複雑な後味が残るドラマは初めてです。

いわゆるデスゲーム。他にも「ハンガーゲーム」「Money Heist」など似たようなのはあるんです(←この2つも面白い!)でも何かが違う…。

なぜここまで世界中でブームなのか。個人的には以下の3つが浮かびました。

1)階級、教育格差、脱北など韓国社会が背景だが、他国でも共通する問題が多く描かれていたこと
2)行き過ぎた資本主義がルーザー(負け組)を生むことへの問題提起
3)ルーザーが主役であり、その個々の背景やストーリーが人々を惹きつけた


世界中の実社会で、形を変えたイカゲームが起きているのでは?

「イカゲーム」が他とは一線を画す社会派ドラマなのは周知の通り。

ここまでブームになったのは「圧倒的ルーザー視点」で描かれてるからじゃないかな。資本主義どうなん?と人々は価値観を根底から揺さぶられてしまう。

形は違えど実社会で起きていることなので、自分ごとに捉えて共感を得たのかなという気がします。

思いもよらぬ展開に滝汗をかいたり、感情移入して泣いたり、それは違うだろうと突っ込んだり、見てる間ずっと忙しい(笑)

確かに残虐ではあるものの「死のシーン」は血の色が作り物っぽかったり、技術的にはもっとリアルに出来たはずなのに、そこは敢えて崩したのも狙いだったのかな、と。

…ネタバレにならぬよう、この辺でストップ。

とにかく、見終えた後もずっと何かを考えさせられるドラマです。よかったら是否!続編もありそうなので、楽しみに待ちたいと思います。

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