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2022年12月→2023年1月のイラスト成長記録と3Dデッサン人形について

こんにちは「ふみ」です。
現在は古民家に住み、貯金を食い潰しながらイラストの練習をしたり動画編集をしたりという生活をしています。

ちなみに先日の大寒波で家の水道管が5か所破裂し、修理業者に頼んだら10万円コースになる恐れがあったので全部自分で直して疲れ果てました。配管が全部屋外にまとまっておりシンプルでDIYできたのが不幸中の幸いです(屋外配管だから凍って破裂したんですけどね・・・)。材料費は2000円で収まりました。

今回は2022年12月から2023年1月の絵の変化について記録をしておきたいと思います。

絵の変化

さっそくですが2022年12月末に描いた絵がこちら。

そして以下が2023年1月末に描いた絵。
ちょうど上の絵から1か月後です。



一番変わったところは、12月はピクシブで見つけた良い感じの絵柄を真似ながらピンタレストの写真のポーズを付けるようなことをやってたのですが、3Dデッサン人形を導入し、ポーズが自在になりました。3Dデッサン人形のおかげで手のディティール感や全体的な立体感も増しました。

また、髪の毛にも若干力を入れるようになりました。

3Dデッサン人形について

3Dデッサン人形を使うことにより、明らかに体の立体感が出て、手もキレイに描けるようになりました。

知り合いに3Dデッサン人形に批判的な人がいましたが、デッサンやパースの狂いまくった絵を発表するより良いんじゃないでしょうか。結局、他人はその絵の製作過程なんかに一分の興味もなく、「結果」しか見ません。

そもそもそれを言うのなら写真とか見ながら描くのはOKなのか?アナログやライブドローイングなんかしてる人からしたらデジタルでばりばりにUNDO(やり直し)しまくってる人もどうなの?って話になります。

しかも、3Dデッサン人形を使ったからといってすぐに自然な絵が描けるわけでもないです。

使い始めた最初は「これすげー!これで何でも描けるじゃん!」と思ったのですがすぐに壁にぶつかりました。

服を着せられないのです。

大体の身体の部位は3Dデッサン人形が示してくれるのですが、それに服を着せるのがめちゃくちゃ難しいのです。あとちょこちょこ不自然な箇所があるので、自分で判断して修正しないといけません。

また、ポーズについてもいかにも人形臭い感じに見せないポーズを作るのが難しいです。何か物を持たせるとかもめちゃくちゃ難しいです。

そして顔の作画は自分の腕次第。
線画も着色も陰影付けも背景も自分です。

結局は「ちょっと良い感じの骨組みを提供してくれる補助ツール」という感じです。3Dデッサン人形を使えば不相応な画力が手に入るかと言えば、半分当たりで半分間違いですかね。

多分、立体感やパース、人体構造をあんまり理解してない人が使っても相応の絵にしか仕上がらないと思います。かといって上級者の人は多分3Dデッサン人形を使わなくても描けてしまう。というわけで、なんとなく描けるけど若干デッサンに疑問が残るぐらいのレベルの人が使うとぴったりマッチするのかなと思います。

さらに言えば、1枚絵なら別に良いのですが、漫画のように大量に色んなキャラクターを描く場合にはいちいち3Dデッサン人形をチマチマいじるのはかなり面倒だと思います。

漫画を描く場合はやはり自力である程度人体を描けるレベルにしておいて、かなり複雑なポーズの場合とかに限定して使う方が効率良いでしょうね。

調べると漫画家さんの中には全コマに3Dデッサン人形を配置してから描き始めるような人もいるらしいですが、相当疲れそうです。

今後の展開について

とりあえず12月と1月は1枚キャラクター絵を重点的に描いたわけですが、仮に1年後や2年後にかなりそれが上手くなってたとして、じゃあそれがお金になるか?というと疑問符が付きます。

1次創作の1枚絵をお金にするのは上手くても相当厳しいと直感で分かります。絵柄に個性が出てそれが大勢に評価されればワンチャンあるかもしれませんが、ワンチャンじゃアカンのです。

一方、12月にIP案件(版権イラスト業界)がどんなものか垣間見る機会があったのですが、僕的には超絶つまらなそうでフェードアウトしました。あれやるぐらいなら倉庫や工場でフォークリフト乗った方がマシだと本気で思いました。

おかげで、自分は他人の絵をどうこうする仕事じゃなくて、単純に自分がトップの作家をやりたいんだろうなーということが分かりました。

我儘とか夢見がちと思われるかもしれませんが、良いんですそれで。僕の人生、我儘とか夢見がちとか言われないように自分を抑えて勉強も仕事も頑張ってきて、その結果37歳無職が出来上がったわけですから。残りの人生では我儘も夢も見させてくれよって話です。

あと、多方から話を聞いた上で、一番マネタイズに直結してくるのはやはり「エロ」という結論です。裸と背景の練習してエロ漫画描くか?とヒッソリ考えてます。

また、色んな漫画家やイラストレーターの経歴を調べたりもしてるのですが、大方描き始めてから商業レベルに達するのは短くて5年という感じのようです。

僕は貯金から考えると2年の時間はあります。
厳しいな、というのが率直な自己意見です。

まあ完全に何もしなくて良い2年だから、何か他にやりながらの5年に比べれば濃さは違うんだろうなとは思います。

とりあえずは2月3月も、1枚絵絵師の絵を真似しながら基礎画力を上げて、それ以降また考えるかーというのが今のところの結論です。

絵師繋がりについて

1月に入ってから全ての絵師コミュニティから離脱しました。

するとどうでしょう。

絵を描くのが楽しい!
楽しいから毎日沢山描く!沢山勉強する!
自分でも分かるぐらい表現力(画力)が上がる!
楽しい!

という好循環に入りました。

やはり絵は黙々と自分の世界に浸りながら描くのが一番と再確認しました。

絵を描くのが好きだったはずなのに最近やる気になれないなーという人は、もしかすると今いるコミュニティからずばっと抜けた方が良いかもしれません。

あと、仕事でもないのに自分の絵を他人に評価(添削、ダメ出し)してもらうのは精神衛生上一番やっちゃいけないと結論付けました。例えば自分が尊敬している絵師から優しく添削されるのなら良いのですが、多くの場合遺恨が残ると思います。少なくとも僕の場合は。

自分の絵と、目指している絵を横に置いてひたすら比較研究する。
これだけで良いと思います。

以上


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