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王様ランキング (原作漫画)13巻までの謎について個人的考察

※サムネ画像は自分で描きました。

王様ランキング 2022年7月現在最新刊13巻までの内容で個人的に「謎だな」「先が気になるな」という部分についてまとめてみました。もろにネタバレを含みますので、原作13巻まで読了した方のみ読み進めてください。

では早速、私個人が気になる点は次の通り。

①神様の存在
②王様ランキング協会の目的
③神の宝物庫にいた人々と遺体、なぜ魔神の子がいるのか
④キングボのこれから
⑤記憶を失くしたデスハーの今後
⑥カゲの一族とは何なのか
⑦ダイダとミランジョのこれから
⑧巨人族の設定
⑨人間が魔法を使う条件
⑩神と人間のハーフについて

①神様の存在

神様というと雲の上の存在とかそんなイメージですが、王様ランキングの世界だと普通に人間たちのいる地上で暮らしている描写が見られます。

また、ケガをすれば血が出ますし、人間を奴隷にしたがっていて、各地で争っていたようです。崇高というよりは人間からしたら超強いけど悪意を持った化け物みたいな、そんな感じですね。

13巻までで詳細な描写がある神はハゲ(ボッスが覚醒後に倒した)と猿(デスハー兄弟の父)とタラコ唇(13巻でオウケンに倒された)です。

ハゲは人間を奴隷にしたがっていて、猿は不死身になりたがっていて、タラコはよく分からないが神の宝物庫に入りたがっていた。作中でハゲが言ってましたが、神は神で一枚岩では無いみたいです。

神に関する言及は散在していて今のところなんとなくしか分かりませんが、神と人間のなんやかんやが物語の根幹になっている可能性が高そうと考えてます。

②王様ランキング協会の目的

王様ランキング協会の関係者はあのパーティグッズみたいな帽子を被った審査員しかまだ登場してません。

発言内容も、人々の幸せ云々言うけど、なんかスッキリしない物言いが気になります。色々隠している感じなんですよね。

王様ランキング協会のやっていることは、王様をランキング付けして、1位の王様には神の宝物庫から好きなものをプレゼントするということ。普通に考えたら、そのプレゼントで王様を釣って、王様が良い国を作り人々を幸せにすることを目的にしているように思えます。

ただ王様ランキングの順位付けの要素で重要なのが、王様自身が勇者のように強いこと。頭脳で国を富ませるだけでなく王様も腕っぷしが強くないと1位にはなれないわけです。武力を求めているということ。

そうなると、王様ランキング協会とはただの国民平和推進団体でなく、神に対抗するための組織なのだろうか?という推測が成り立つ。実際、13巻ではタラコ唇の神様が神の宝物庫(=王様ランキング協会の拠点?)を襲撃しようとしていたので、そんな感じがします。

③神の宝物庫にいた人々と遺体、なぜ魔神の子がいるのか

これは②から察するに、神の宝物庫にいた人々は王様ランキング協会の関係者なんでしょうね、と思います。あと宝物庫から魔神の子のいる部屋の間にあった何かの遺体はなんでしょうね。

気になるのは、審査員とデスハーが宝物庫から歩いてきて、その遺体が座っていた椅子が後ろを向いていたところです。仮にあの椅子が玉座だとしたら、玉座の後ろに宝物庫があるのはなんか分かる気がします。大事なものを背に置いてたってことです。

となるとあの椅子に座っていた遺体は、何かの神様だったのだろうか?
もしかしたらかつてとある人間がこの神様の城を襲撃し、神様を殺し、占拠した。そしてその宝物庫にあった財宝を餌に、王様ランキングを作り、人々を富ませ、神を倒すほど強い王を求めたって筋書ができるのですがどうでしょうか。

で、あれだけ魔神の子がいたってことは、神の宝物庫は元々魔神の城だったのでは?良い線いってる気がします。

④キングボのこれから

登場から早々にオウケンに半殺しにされたけど、ベビンのおかげで復活してオウケンに借りを返してどこかに行きました。

普通ならオウケンの強さを表現するための咬ませ犬的ポジションでそのまま死ぬかと思いきや、復活してしまいました。

わざわざ復活させたということは、このあと物語に絡んでくるのでしょうか?

ちょっと頭おかしい感じだったけどどこかでまともになって再登場する可能性はなくはないでしょうね。

⑤記憶を失くしたデスハーの今後

13巻の冒頭から普通のオッサンになっていたデスハー。あの冷静でキレキレでカリスマ性のあるデスハーが個人的に好きだったので残念。

魔神の子にオウケンを人間に戻す条件として記憶をあげたみたいですが、記憶は戻るのだろうか?

そういえば今作の魔神のお願いって、ジョジョリオンのロカカカの実を思わせますね。願いは等価交換。まあよくある話なんですかね。

⑥カゲの一族とは何なのか

1巻で光の一族が出てきましたけど、どういう関係なのか。
あとデスハー曰くは呪われているみたいですね。
元々人間だった?
今のところ分かりません!

⑦ダイダとミランジョのこれから

12巻の途中以降、この2人は一切描写が無いです。12巻まで物語の根幹だっただけに、落差激しいなーと思いました。まあとりあえずボッス王国復興を頑張っているのかな?

⑧巨人族の設定

確か巨人族の女性は生涯で一人しか産めないという設定がありました。それが真とするならば、巨人族って人口が減っていく一方ということですよね。
仮に男5人、女5人がいてそれぞれ結婚して子供を産んだら、あら不思議。
巨人族の親10人に対して子供は5人しか生まれないわけです。もしかしたら巨人族は女が生まれやすいなんて設定があればギリギリ維持はできるでしょうけど、女性の双子がもりもり生まれないと衰退する一方ですね。

⑨人間が魔法を使う条件

少なくとも12巻までで、人間の容姿で魔法を使えるキャラクターはミランジョだけでした。(ホウマ国は皆使えるんだろうけど、細かい描写は無し)
あとはヒリングとダイダが回復魔法を使えます。これはもしかするとエルフの特権かもしれないです。
ホウマ国の人間はどうやって魔法を使えるようになったのか?それを解き明かすことが神々との闘いに勝つ答えになる気がします。

⑩神と人間のハーフについて

デスハー3兄弟は神と人間のハーフです。ということは、神と人間で子供を産める設定ということですね。こういう作品でよくあるのが、ハーフは強いってやつです。もしかすると今後もハーフ系で強力なキャラクターが出てくるかもしれません。

ちなみにダイダは巨人とエルフのハーフなわけですが、どうやってボッスとヒリングの間に子供が生まれたのか、下衆な発想ですが気になります・・・・。


ということで漫画原作13巻時点での謎などをまとめてみました。
ご指摘の内容や、ほかにもこんな謎があるぞというものがあればコメントで教えてもらえると助かります。

ではまた!

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