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インフルエンザだった

昨日に引き続きあまり引かない熱と全身の暑いんだか寒いんだかわからない感じ。
午前中はしんどいのでできるだけダラダラしていたが、妻に金曜よりも今日診察した方が結果が翌日になっても聞けるから良いだろうと正論を突きつけられ、まだ暑い橋の上や駅前などを出来るだけ体感しないようにしながら病院へ向かった。

この前来た時よりも待合室は体調の良くなさそうな人で溢れており、一見満杯に見えたが部屋の端っこのウォーターサーバーの横が空いていたのでそっと座る。
前回の来院で、呼ばれるのも結構な時間がかかるのは分かっていたので、携帯を見たり、目を閉じていたりした。

それにしても、この診察前の自分の身体がどういう状態なのか分かる前に、待合室で体調の悪い面々と同じ空間で過ごすのは中々勇気がいるというか、ハラハラする場面である。

コロナ禍の電車内も、ある種そんな空気はあったが、ここは病院の待合室。具合が悪いのは皆平等なので、咳が出てしまったり、そういうのはよりその人の深刻さを図るバロメーターになっていたりする。が、わざわざ病院の発熱外来に来てまでお話をする人がいる場合、ほぼ間違いなく皆、心の中で思っている。「今じゃないでしょ?」と。

そんな、音はしないが間違いなく部屋の皆とある種のシンパシーを感じた後、コロナとインフルの検査を申し入れ、綿棒を鼻に突っ込まれ、涙しながら廊下で鼻をかんでいたら、インフルエンザですね。と告げられた。

敵が分かれば、後は倒すだけだ。

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