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好きを仕事にする落とし穴

英語の先生をしている方は
本当に英語が大好きで

英語を教えるのが
大好きな先生が多いなと思います。

これ、社会や理科など
他の教科だと
ここまでの「濃さ」
ではないと思うんですよ。

なので、この業界はすごい!
と先生方と出会えば出会うほど
思います。


ほぼ100%英語講師をされている方は
「好き」から始まるお仕事
についているというわけです。

で、今日はですね、
この好きを仕事にする落とし穴
について書いてみたいと思います。


(コロナ以前の話になりますが…)

アメリカでは
リアル店舗の役割が
「試着」や「返品専用」
となっている店が
増えているそうです。

リアル店舗で試着して、
気に入ったら

「ネットで注文してね」
という流れです。

まさに、
リアル店舗とネットの
良いとこどりで、

試着して決めたいなぁーだったり
サイズがなくて買えないことを避ける

消費者のニーズにマッチしたものだなと
思いました。


ネットショッピングが主流になる中での
時代の流れ、
そして消費者のニーズに応えるように
変化していった事例です。


一方、先日こんなニュースがありました。
山形の老舗デパートいきなり閉店。

数年前は
仙台の地元デパートも
閉店したそうで

地方都市で起こるニュースとしては
もはや驚きではありません。


ネットショピングの浸透はもちろん
駅直結型のファッションビルみたいなのが
主流になり

エンターテインメントの多様性
長引く不景気
週末の家族連れの
エンターテインメント

といった機能を持っていた
いわゆる昭和のデパートの役割は
ニーズとして少なくなってしまったのですね。


つまり何が言いたいかというと
消費者のニーズに応える
必要性


お仕事とは

誰かの課題解決や
得たい感情を満たすものであり、

その課題解決や得たい感情のために
「価値」を感じたものに
お金を払う。

このやり取りやプロセスが
「ビジネス」
であるということ。


なので、お金をいただいて
お仕事をする以上
その前には、

必ず「相手」「消費者」
が商品やサービスの前に
立っていて、

その消費者の「ニーズ」
に応えることが
必要になってきます。


なので、好きを仕事にする際には

それと同時に

1) 相手が求めていることを知り(ニーズの発掘)

2) そして、いかに

自分の好きなことやスキルを
そのニーズに当て込めるか、

ニーズに近づかせるか、

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
ニーズと自分のスキルの最大公約数を
見つけられることができるかが
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

重要になってきますね。


もちろん、自分のスキルを活かすのには
「対価をいただくに値するもの」に
変換する作業も必要かもしれません。

そのために知識の習得や勉強も
必要になってくると思います。

あまりにも自分の好き
だけを見つめてしまうと

空回りしてしまうことも
あり得てしまいますよね
(経験者は語る…)><


稀に、それでも十分なお仕事が
できる方もいると思いますが、
それこそ一握りでしょう。


でも不思議なもので、

初めは自分の好きとは
100%マッチしていなくとも
(でも70%ぐらいはマッチなんですよ)

目の前の人のニーズに応える
ことに一生懸命になり

そして喜ばれる
体験を積み重ねると


\ 人のためにもっと頑張りたい/


今の自分がお役に立つなら、
\このお役目でもう少し頑張らせてください/

そんな気持ちにも
なってくるものです^^


今日は
「好き」と同時に「ニーズ」も知ろう

できれば、その最大公約数を
探し続けたらいいよね、

そんな
お話でした。

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