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バイクに対する期待

お客様とのイベントツーリングは
仕事であるけれど、
色々と得ることも多いです。

店頭では感じにくい
僕の感覚との違いに
ヒントをたくさんもらいます。
生きるためのヒント。

バイクとは

乗り物と表現すればそれだけ。

でもそうではないんです。
仕事での移動手段。
趣味的な移動手段。

それだけでもないんです。

僕にとっては健康維持装置

僕の心を整えて未来のことを描かせてくれる装置です。
ピンとこないですよね。

気づいたのは、ここ数年の話です。
色んな要素でバイクに乗ることを控えていたから。

最初はコロナ禍で気分がすぐれないんだと感じていました。
でもツーリングをしていなくても
カブで通勤している時間だけ集中力が
増していることに気づいたんです。

心身の重怠さを感じている暇がない。

何故そんな感じになるのかを考えました。

転ぶと痛いから。
誰かに怪我をさせたくないから。

前からやっていたことだけど
意識していなかっただけ。
適度な危機感が生きるチカラを刺激するんだって。

生きるチカラ

世の中が道具やネットの普及で
自分が体を使って行動しなくても
生きていけるようになりました。

体を使って行動しないことが
生きるチカラを減らしていってます。
僕は自分の心身を使わないと人として
生きていることを感じられないんです。

危険を感じたい

自分をいじめたいわけじゃないです。
生きていることを感じたいんです。

日々の中で多くの選択をしながら
生きています。
安全な環境の中ではどの選択肢でも
命の危機はありません。

バイクの運転中は
歩いている時よりも
車を運転している時よりも危険かもしれません。

だからこそ集中して生きることが出来ます。
命の大切さを感じながら。

危険から遠いところで生きていませんか?
親から守られ
社会から守られ
国から守られ
危険を感じていないからその大変さに気づかず
文句ばかり言う。

もちろん
親や社会や国にとって都合のいい風に
自分が生かされていることもあるので
今の状況に対して疑問を持つことはとてもいいことです。

だから疑問の原因を探すんです。
守られている理由は何かって。
自分は生かされているのか。
自分で生きているのかって。

僕はバイクで危険を感じることで命わ感じています。
自分で生きるために。
そのことを子供達や
未来を描こうとしている大人たちへ伝えたいから。

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