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子育てを楽しもうって、どういうこと?

「風呂敷広げてそのまんま」は、日々の中で気になったことを、勝手気ままに話を広げて、特に結論もつけないシリーズ。

よく耳にするし、聞こえのよい言葉。

「子育てを楽しもう」

最近、ちょっとこの言葉に、もやもやしています。

子供が赤ちゃん時代は、体力との戦いではありましたが、目に見えて日々成長する子供と過ごす時間は、楽しいものでした。

しかし、子供が反抗期に差し掛かり始めると、「子育てを楽しもう」って言葉を飲み込むのに、かなりの抵抗を感じるようになりました。

子供が大きくなり、親の言うことすべてにチャレンジしてくるようになった、子供の扱いづらさのせいもあります。

でも、本当のところは、子供が社会に出ていく未来が近づいてきて、私が焦りを感じているからだと思います。

いつまでも、産毛の生えたひよこに見えてしまうわが子です。そんなひよこが、社会でサバイブするには、あれも足りない、これも足りない、、と、子供の幸せを願うあまり、不安な気持ちになっているのです。

それなのに、「子育てを楽しもう」と言われると、これ以上何を??と、なぜか迷子の気持ちになってしまいます。

私たちは、子供の安全と健康を守りながら、子供が社会で自立できるように導くという、すごいマルチタスクを、日々待ったなしで続けています。そんな私たちにとって、子育ては、すごい真剣勝負の連続なのです。

もちろん、子供との時間が楽しく、幸せだと毎日感じています。それでも、すぐに不安がのしかかってくる今日この頃です。

子供との距離が近くて、他に親せきもいない超核家族が故の悩みかもしれません。それか、保護者すべてに共通の葛藤なのかもしれません。

子供が巣立った後に、もっと子育てを楽しめばよかったって後悔しないように、ちょっと肩の力を抜いて、子供を信じて、子供と過ごす時間を大切にできるようになれたらいいなって思います。

はい。この子供を信じてというところ、大事ですね。子供を手放す勇気。親も成長しなくちゃ、子育ては楽しめないんだなあ。。







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