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全治1年のケガを経験し感じた、外出移動の大変さ

全治1年のケガで、術後ヶ月ほど、車椅子を使い
残りの期間、松葉杖と、膝関節を保護する装具を
着けていました
正直言って、車椅子などを使って外出することは

想像以上に大変です

そして、車椅子を使い、一人で利用できる場所は
限られていることを、肌身を持って感じました

地域によりますが
道路上の段差、バスや電車、エレベーターのない
場所での階段移動
コメダ珈琲、狭い建物の雑貨屋さん
通路幅が狭い書店etc…
周囲が忙しそうだと、移動の手伝いは
他者に頼みづらかったです

当事者にならないと、分からないことが
たくさんありました

✽  ✽  ✽

介助する側も、大変です

4年位前に、県の福祉事業で
「介護に関する入門的研修」を受講しました

受講のきっかけは、当時B型事業所の通所経験や
介助が必要な、知的障害者入所施設へ
ボランティアに行っていたからです

相手を、安全に介助することも大切ですが
それ以上に

・周囲の状況を、よく把握すること
・介助で自分もケガしたら、元も子もないこと
・車椅子が重い

当時の私は、そう感じました。

※この時の経験が、大学の勉強や実生活で役に立つ
とは、夢にも思いませんでした。

✽  ✽  ✽

最近、ある女性車椅子ユーザーが
映画館の対応をSNSで発信しました
この投稿に、批判が殺到してます

本当に、介助が必要な当事者や家族にとっては
いい迷惑です

色んな性格の人がいますが

全ての障害者が、ワガママではありません

中には、周囲に介助を頼むことや
誰かに尋ねることが苦手な人もいます
怖くなって、一人での外出ができなくなったり
どうしていいか分からなくなって
外出移動を諦めてしまう人もいます

障害者全員ワガママだと、思ってほしくないです

生きていれば、誰もが誰かに介助を受け
介助をする機会が、あるかもしれません
批判のしあいは、してほしくないです

批判をすればするほど
健常者と障害者の溝は深くなります
溝が少しでも埋まるよう
双方が思いやれるためにどうすればいいのか
自分自身も考えていきたいです

読んでいただき、ありがとうございます🙇





















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