見出し画像

クラファン最終日に思う事

記事を読んで下さり、ありがとうございます。
8月頭から挑戦しているクラファンもついに最終日を迎えた、フルート奏者の伊藤です。

残り24時間を切り、実感が湧いてきている今ですが、実はチャレンジする前はずっと「本当にやるのか」と迷っていました。

もちろん改修の資金は必要だけど足りない。周りにはクラファンの先輩も沢山いる。あとはやるだけ!やると決めるだけ!そんな状態で何ヶ月も迷っていたんです。

そもそも、共感して応援してくれる人がいるのかな?

クラファン記事にも書いてますが、芸術って多くの人にとっては差し迫った課題じゃありません。無くても生きていけます。特に日本はアートの地位が決して高くはありません。

「音楽?素敵な仕事ね!」と言うフランスと、「音楽?食べていけないでしょ」という日本。どちらが悪いとかではなく、国における芸術の位置付けが素直に表れた言葉だと思います。どちらも実際に言われたことがあるからこそ、不安でした。

好きでやってるんだから、自分でどうにかしなよ。

そんな風に感じる人が多いんじゃないか?そう思ってました。でも実際は違いました。

お隣・鹿屋市でのイベント時

「思いが伝わったよ!」「素敵な活動ですね」

直接は知らない方からも応援して頂けているこの状況を、少し前の自分にも教えてあげたいです。本当にありがとうございます。

そしてこのクラファンに挑戦すると決めた時、資金と同じくらいの目標だったのが「この活動を知ってもらうこと」。こんな事をしてる音楽家が鹿児島の端っこにいるらしい!と知ってもらう事でした。

「音楽家も地方で生きれるっぽい」
「こんなこと実践してる人がいるらしい。自分の地元でも出来るかも?」

今ある音楽家の生き方はそのままに、選択肢が1つ増えれば。増えるような活動が出来ればと思い、色々と実験を続けた2年半でした。
地方=奏者として諦めたと思われないよう、演奏活動も研鑽も積み続ける。奏者としての表側、サポートとしての裏側、どちらも両立することが今の私の夢だからです。

町内の小学校にて

ご支援までいかなくても、この記事を読んでもらえたらそれで十分。そう思えるように、何度も何度も書き直した記事。それがこんなに沢山の方に読んで頂き、知って頂く機会になり、本当に挑戦した意味があるなと思っています。

今日で最終日!後悔のないよう最後まで頑張ります。
良ければクラファン記事も読んでいただけると嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?