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広報になって5ヶ月、「広報の仕事とは」を改めて考えてみた。

約半年前転職をし、地方中小企業の広報担当となりました。
(コロナ時期に転職マジで大変でしたが、このコロナ禍に”広報”という部署の人材を積極的に採用しようとしていた今の会社の方針に惚れて7月に入社)


現在入社して6ヶ月目に入ったのですが、先月社長から「今後の展望とか聞きたい!」と言われてお話しする機会があったのでその際に改めてこの入社してから〜現在までを振り返り、今後についてどうしていきたいかまとめました。

今回は、その振り返りの際に、入社して約半年の私が”広報とは”について自分なりに考えたことをつらつらと書いていこうと思います。(ハズカシイネ)

広報=PR=Public Relations(パブリックリレーションズ)

Web担当として入社するつもりが、
言い渡された職種は、「広報部」でした。

Web、SNS担当をすると思ってたので、
「広報」と言われたときは、広報ってなんだろう。そこから始まりました。

広報の仕事の具体例は出るものの、広報の本質的なことは分からず。
googleで調べても色々記事があってみんな具体例ばかりで、よくわからず。

だったので、言葉の意味だけ理解しました。

広報=PR(Public Relations)
「Public(一般の人々)Relations(関係性)」

「会社と取り巻く人々の関係性をよくする仕事」
そう、わたしの中で落とし込みました。

入社して半年したこと

上記のように、「広報」の仕事を「会社と取り巻く人々の関係性をよくする仕事」とし、まずはいまの状況把握、環境整備(社外や社内の人との関係構築というソフト面や、アカウント情報の収集・管理などのハード面)、そして頼まれた仕事をメインに最初の3ヶ月はこなしました。

今思えばこの環境整備が、今後長い目で見て重要な期間だったと思います。

現状把握、環境整備、頼まれた仕事をしていくうちに、会社を理解し、素晴らしい点に気づくことができ、また今の課題点や、解決すべきこと、改善点が見えるようになりました。


そして、大きく分けると以下の3つのことをしました。

・会社を取り巻く人に向けて情報を正しく、タイムリーに、発信する→社内・社外広報の強化
・会社を取り巻く人に向けて情報が正しく、タイムリーに、平等にキャッチできる環境を整える→社内・社外広報の強化
・社内の環境を整える→環境改善(社内デジタル化による生産性向上)



実際に行ったことは

・WEBサイト/SNSの情報発信
・マイビジネスの登録、発信
・プレスリリース
・ECサイト制作(これはパートナーさんと作ったヨ)
・パンフレット制作
・会社初の補助金の申請
・会社説明会
・インターンの受け入れ
・インターンのプログラム化
・商品開発
・社内報を始めた(簡易的な社内用情報発信サイトを作ったヨ)
・PCの何でも屋さん(これありがちですよね、ネットがつながらない〜とかZOOMってどうするの〜とか)
・↑で聞かれたことの使い方マニュアル作成
・Gsuite、chatworkの導入


と書き出すとこんな感じ。(入社して3ヶ月目〜5ヶ月目まで日記書くの忘れているので実際ちょっと漏れているのある気がするが。)

1人で行えるものに関しては、入社してすぐに、
社内のデジタル化など、他部署との連携が必要なものに関しては、時間をかけて、焦らず、段階を踏んで進めています。
(なのでいまは導入段階で、これを使った生産性向上とまでは到達してないかな、なんとなく便利だな!というフェーズまではいったように思います。)

入社して、約半年自分の行動を振り返ってみて”広報”とは何かに考えた

この6ヶ月は、本当にガムシャラでした。
1人部署、というのが初めてで、今までは分からないことがあったら"上司"に頼れたけど、その"上司"はいない。(部署内でという意味でね)

毎日、自分が行ってることは正解なのか、
もっと良い方法があるんじゃないか、
と悩み立ち止まりそうな時もありましたが、それでも、一歩一歩進めていくしかない。と奮い立たせてきました。

改めて、今回広報という仕事は何をする仕事なのか。

ちなみに今更だがWekipediaと広辞苑に聞いてみると、、

Wekipedia
広報(こうほう)とは、企業だけでなく行政や各種団体の活動内容や商品などの情報発信を行う業務、またはその担当者や部署。広告と混同されることがあるが、広告が新聞や雑誌、テレビなどの広告枠を買って商品や企業の宣伝を行うことであるのに対し、広報とは情報を受発信することで、新聞や雑誌などの媒体に記事として取り上げてもらったり、従業員や株主、消費者などのステークホルダーに活動内容などを理解してもらうことを含む。
広辞苑

企業体 または官庁 などが、大 衆や従業員な どの信頼と 理解とを高 めるために行 う宣伝広告活動。


それを踏まえて、わたしの思う広報は、

会社を取り巻く人々との関係性を、繋げて、円滑にして、育成させる仕事であると感じています。


最初に自分の中で考えたこの「人々」というのは、ざっくりとしていたけど、よく考えたら、「人々」というのは、従業員だったり、パートナーの会社だったり、取引先の商社だったり、エンドクライアントになる一般消費者だったり。
そしてrelationsというのは、上記の人々と会社の関係性を「繋げる・円滑にする・育成する」関係性を作るということだ、と。

その中で、新聞や雑誌などの媒体に記事として取り上げてもらったり、従業員や株主、消費者などのステークホルダーに活動内容などを理解してもらうことをしたり、していくものなんじゃないかなと。

となると、広報の仕事って必ずしも広報部だけがすることでもなく、線引って難しい。
会社、社員全員が自分自身が広報であるという自覚を持ってもらう必要がある。
これを浸透させていくことが次の自分の課題ですね。

おまけ

・・・と偉そうな口を叩いてしまったけど、
会社によってその広報という業務は変わってくるかもしれない。(それは実際その立場にならないと分からないネ)

もしかしたら広報のスーパーマンみたいな人にはちがうよ!!!!って言われるかもしれないし。笑

(実際にこうして発信するのも恥ずかしいんだけどでもそれでも形に残したいし、振り返ったときにああ、こういう風に思ってたんだなって懐かしみたい。)

少し話はそれますが、社長はいつも「失敗してもそれを学びにすればいい」と言ってくれて挑戦させてくれます。信頼されているからこそ、私も絶対にこの会社をより良くしていきたいと本気で考えれるわけです。心理的安全性をいつも与えてくれる環境に本当に感謝です。(いつもお酒に酔うと感謝しがちですが、いまは全然シラフです。)

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