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保育園の送り迎えがストレスフルな理由

私は「保育園の送り迎え」が苦手です。

時間、子どもの機嫌、天候などに左右され、「いつも通り」の難易度が高いからです。

たびたび自分の不機嫌スイッチが入るので、その理由を分解してみます。
同じ悩みを抱える方と「頑張っているよね」と分かち合えたら嬉しいです。

そもそも論

置かれている境遇は人それぞれ。
まずは我が家の基本情報です。

・子どもの年齢:数え年で5歳、3歳
・保育園までの距離:大人の足で徒歩約5分
・移動手段:徒歩、1人乗りのベビーカー、抱っこ紐、1人乗りの電動自転車
・私が在宅勤務のため、比較的ゆとりは持ちやすい(実際はほぼない)
・隣の敷地に義理の父母がおり、同行や留守番の相談はしやすい

最大の特徴は、事故防止のため、子どもを前と後ろに乗せる自転車の3人乗りが禁止されていること。(夫の意向です)
※1人ずつ乗れる電動自転車が2台あります

そのため、徒歩登園が基本です。
ただ、時間の差し迫り具合、子どもの機嫌などによって、移動手段が日によります。

ストレスその1:手段の選択に疲れる

いわゆる「決断疲れ」です。

3人で乗れる自転車があれば、おそらくそれ一択になるので、乗る・乗らない問題があるとしても、これほどストレスを抱えることはないでしょう。

今は複数のパターンがあるため、その選択に疲れていると思っています。

・2人とも徒歩
・長女ベビーカー、次女徒歩
・長女ベビーカー、次女抱っこ紐
・長女徒歩、次女ベビーカー
・長女徒歩、次女抱っこ紐
・まず長女を自転車で送り、次女は祖母と留守番。追って自転車
・まず次女を自転車で送り、長女は祖母と留守番。追って自転車
・雨の日は傘・レインコート・長靴のセットで徒歩

「決断疲れ」を減らすために、整理収納をしているので、そろそろ抱っこ紐も手放す頃なのかもしれません。

ストレスその2:時間の制限に追われる

私は昔から10分前行動の性格です。

仕事でも15分前には席について、お茶でも淹れて落ち着いていたいので、送りは、毎日始業に遅れないかヒヤヒヤしています。

迎えは比較的余裕があるとはいえ、夕食、お風呂、寝る時間を考えると、遊んでばかりいられません。
しかし、大人の足で5分のところ、1時間近くかかることもザラ。

ちなみに、今読んでいる本に、興味深い記述がありました。

可処分時間が少なすぎる(1日約2時間未満)と、ストレスから不幸せになる

『「人生が充実する」時間のつかい方』

特に、未就学児を子育て中の皆さん、上の言葉、いかがでしょうか?
きちんと自分の時間を、とれているでしょうか。

私はロングスリーパーなので、21時半~22時頃に、子どもたちと一緒に寝て6時に起きています。

以前、どうしても自分の時間がほしくて、寝かしつけの後に勉強等々の夜更かしをしていたら、見事に体調を崩しました。

夜の自分時間は諦め、朝、昼休みの有効活用、お迎え前に10分だけ内省など、時間の使い方を変えました。

時間をお金と同じようにとらえ、何に・どれくらい使うかをあらかじめ決めて、使途不明時間をなくし、追われる感を軽減しようと試みています。

ストレスその3:子どもの機嫌に振り回される

子どもの年齢的に、今が1番、難しい時期なのかもしれません。

長女は、世の中すべてが自分の思い通りにはいかないことを、根気強く理解してもらう時期です。
うまくいかないと、投げる、蹴る、泣き喚くなどで抵抗する時もありますが、少しずつ我慢を覚えてきました。

次女も、産まれながら姉に気を遣って我慢している面がありますが、基本はまだイヤイヤ期。
自分でやりたい気持ちも強いです。

保育園の先生がとても優しいので、幸い「保育園に行きたくない」はあまり口にしたことがありません。
それでも以下は毎日、せめぎあっています。

・起きたくない
・朝ごはんコレじゃない
・着替えない
・(次女)オムツ替えない
・まだテレビ見たい、折り紙したい、友だちに手紙書きたい
・自分でいちからやりたい
・(遅れている日に限って)歩いていきたい→もう歩けない
・(お迎え)友だちと帰りたい

送り迎えは期間限定だからこそ

長女はあと2年、次女もあと4年で、保育園の送り迎えは終わりを告げます。

私は出社も年数回で、いざとなれば、じいじやばあばにヘルプを頼める環境です。
他のご家庭に比べたら恵まれているでしょう。

それでも、疲れるもんは疲れる。

よく「子どもが小さいのは今のうち。できることをしておいたほうがいい」と言われます。

よくよく理解し、そう行動しようと心がけているのに、いろいろなことが噛み合わなくなると、諦めたり、怒ったり、自暴自棄になります。

送り迎えの道中、笑顔で接し、季節の草花を感じられるように。
子どもに対して、生返事ではなく、きちんと応えられるように。

自分の気持ちに折り合いをつけていきます。

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