牛タンと経済制裁
私は自分で昔から運がいい子だと思っています。
子供の頃は家庭環境は貧しく、周りは不良ばかり、小中はまあまあいじめられました。
ヤクザ養成中学みたいな学校でしたので、一緒に近所で遊んでいた方々が皆さん暴走族に入っていきます。
よくグラウンドをバイクが走り回っており、こんな世界が普通だと思っていました。
スクールウォーズの世界ですね、今の時代と乖離してます。
奥さんに笑いながら私の過去話をすると
あなたは昔そんなに辛かったのに、昔の話を楽しそうに、しかも少し盛って話すよねと言われます。
まあ確かにここでは書けないほど、辛い話は多々ありますが、昭和だし、不幸話のほうが面白いし
私はネガティブだと思っていますが、奥さんにはこんなsuperポジティブ人いないよと言われます。
なんかイーロン・マスクにも勝てそうです。
子供の頃、母親から私はB型と教えられ、血液占いでB型はポジティブ、マイペース、自己中と書かれていたので、そうか、だから私はイケイケドンドンなんだと思っていました。
20歳を超え血液検査に行った時、お医者様にあなたO型よと告げられ、私はへなへな膝から崩れ落ちました。
言われた時はショックですぐ母親に遺憾砲の電話をしましたら、
母親は逆に私に経済制裁。
さらなる遺憾砲、仕送り、物資の休止。
私の首を真綿でゆっくりゆっくり締め上げます。
EUの経済制裁と似ています。
私は即座に毅然たる停戦交渉、お互いの合意、領土割譲、さながら『泣いて馬謖を切る』。
経済大国には勝てません。
さっ牛タンの赤ワイン煮です
牛タン 1kg
玉ねぎ 一玉
セロリ 一本
人参 一本
蜂蜜 適量
トマトピューレ 適量
ローリエ 2枚
赤ワイン 800cc
① 野菜は適当にカットして牛タンと共に鍋に入れ、その他トマトピューレ以外をすべてお鍋に入れて、そのまま冷蔵庫で一晩漬けます。
➁ 翌日牛タンを取り出し、塩を振って焼きめをつけます
再び牛タンを鍋に戻して火をつけ、自分好みの柔らかさまで煮ます。
牛タンは肉の歯ごたえを残したい方もいるので、お好みで。
③ 好みの柔らかさになったら、牛タンと野菜を取り出し、トマトピューレとハチミツをいれ、煮詰めてソースにします。
肉をカットし
ソースとあわせると完成です。
銀座で働いていた時、テレビに出演させて頂いたことがあります。
番組の内容は、『小さいお店の絶品料理』。
中華、フレンチ、和食、イタリアンで対決して星をつける、というもの。
撮影の為、朝早くからスタンバイし、四時間拘束。
頭に訳の分からないヘルメットと小型カメラをつけ、前菜、パスタを作り撮影します。
主婦の方々に食べて頂き、いざ採点。
中華3.5点、和食4点、フレンチ4点。
さぁ、イタリアンは何点?
主婦の方々は声を揃えて4点〜〜と答えていただきました。
司会の方に足りない1点は何だったのですか〜〜、、と質問されたその答えは。
「店が小さいから。」
・・・もう一回書きます。
番組コーナーのタイトルは『小さいお店の絶品料理』んっっ・・・
私はマリリン・マンソンの様な顔になり、小さい声で評価のために生きてない、生きてないとぶつぶつ・・・・ぶつぶつ・・・ぶつ
ボナペティート♪
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