塾長古橋@まなび研究所

週に600分の読書を通じて、社会課題を解決する視座を持たせながら勉強法や学習管理の指導…

塾長古橋@まなび研究所

週に600分の読書を通じて、社会課題を解決する視座を持たせながら勉強法や学習管理の指導を行う。教師、医者、経営者、資産家の子どもたち約1,000名に、ソーシャルイノベーターとしての視点を持たせる中学受験・高校受験・大学受験の指導を提供。さらに、大学講義や企業向けセミナーも提供。

最近の記事

作文は「メモ」が大事 【浜松西高中等部入試】

浜松西高中等部の入試には作文問題があります。これはとても重要な問題なので、しっかり練習して高得点を目指したいですね。 作文問題では、まず長い文章を読んで、それに対する質問に答えます。よく出るのは、文章の要約や400〜600字の作文を書くことです。読んで、考えて、書く時間は50分。結構大変です。 ここで高得点を取るためには、どうしたらいいのでしょうか? 答えは「効果的なメモの取り方」を学ぶことです。メモを取ることで、頭の中を整理して、効率よく作文を書くことができます。

    • 浜松西高中等部・静大附属中・浜松日体中受験:6月からの勉強法とは?

      これからの数ヶ月間は、受験に向けて非常に重要な時期となります。特に6月からは本格的な受験勉強をスタートさせる絶好のタイミングです。このnoteでは、6月からの勉強法について解説します。 難易度の高い問題に対応するために浜松西高中等部や静大附属浜松中、浜松日体中では、教科書レベルよりも少し難度の高い問題が出題されます。これらの学校は、基礎的な知識だけでなく、応用力や思考力も問われる傾向があります。そのため、暗記だけでは対応しきれない部分が多く、理解を深めることが重要です。

      • 知りたい!浜松西高中等部の受験【内申点編】

        まず、はじめにこの内容は、浜松西高中等部の受験指導を2002年の初年度から続け、これまでに300名以上の合格者を輩出し、多くの生徒が東大理Ⅲ、京大医学部、浜松医大、慶應、早稲田政経学部などの難関国立・私立大学へ進学している実績を多数持つ塾長の古橋が語ります。 さて、最後は内申点について見てみましょう。浜松西高中等部は県教育委員会の管轄です。そのため、入試は中3受験生が挑む公立高校入試と同様に合否判定が行われます。 高校入試は「内申点と学力検査」で合否が決まります。さらに、

        • 知りたい!浜松西高中等部の受験【作文編】

          まずはじめにこの内容は、浜松西高中等部の受験指導を2002年の初年度から続け、これまでに300名以上の合格者を輩出し、多くの生徒が東大理Ⅲ、京大医学部、浜松医大、慶應、早稲田政経学部などの難関国立・私立大学へ進学している実績を多数持つ塾長の古橋が語ります。 今回は、令和6年度浜松西高中等部の作文問題を見ていきましょう。令和6年度の作文問題も昨年同様、読みやすい傾向が続いています。近年、問題文はますます読みやすくなっており、2010年頃(平成22年頃)のものと比べるとその差は

        作文は「メモ」が大事 【浜松西高中等部入試】

          知りたい!浜松西高中等部の受験【適性検査編】

          まずはじめにこの内容は、浜松西高中等部の受験指導を2002年の初年度から続け、これまでに300名以上の合格者を輩出し、多くの生徒が東大理Ⅲ、京大医学部、浜松医大、慶應、早稲田政経学部などの難関国立・私立大学へ進学している実績を多数持つ塾長の古橋が語ります。 浜松西高中等部の適性検査問題についてみてみましょう浜松西高中等部は非常に人気があります。令和6年度の志願倍率は2.68倍でした。過去5年間の倍率は2.19〜2.70倍の間を推移しており、限られた小学生しか入学できない狭き

          知りたい!浜松西高中等部の受験【適性検査編】

          2024(令和6年度)浜松西高中等部入試 適性検査・作文問題 徹底解説 & 2025(令和7年度)入試成功のための戦略

          まずはじめに浜松西高中等部の受験指導を2002年の初年度から続け、これまでに300名以上の合格者を輩出し、多くの生徒が東大理Ⅲ、京大医学部、浜松医大、慶應、早稲田政経学部などの難関国立・私立大学へ進学している実績を多数持つ塾長の古橋が語ります。 令和6年度浜松西高中等部 適性検査問題・作文問題・面接試験一挙解説浜松西高中等部の受験をお考えのみなさんへ、令和6年度の入試問題についてお伝えします。ここ最近の傾向として、知識だけでは合格できないことを強く感じますが、今年の問題もそ

          2024(令和6年度)浜松西高中等部入試 適性検査・作文問題 徹底解説 & 2025(令和7年度)入試成功のための戦略

          教科の指導を行わない独自の方法で合格率100%達成!浜松北高・浜松市立高に全員合格

          この度、当塾の中学3年生全員が、教科の指導を行わない独自の方法で、静岡県公立高校入試に挑み、その結果、浜松北高校および浜松市立高校へ全員が合格を果たしました。 これらの学校は浜松で高い人気を誇り、その倍率の高さから難関とされています。生徒たちがこれまで積み重ねてきた努力が実を結んだ瞬間であり、彼らの不屈の精神を誇りに思います。 このような顕著な成果を挙げることができたのは、保護者の皆様からの絶え間ない支援と理解があったからこそです。心から深く感謝申し上げます。 また、受

          教科の指導を行わない独自の方法で合格率100%達成!浜松北高・浜松市立高に全員合格

          この春、もっと頭が良くなる映画10選

          先日、”この春、頭が良くなる映画10選”と題したオンラインセミナーを開催しました。”春に映画を推奨する理由は何か?”と疑問に思われた方もいるかもしれません。ここでその理由を説明します。 春は新たな情報を吸収するのに適した時期です。主に、テストがなく、春休みがあり、春休みの宿題も少ないため、時間を有効に使えます。特に受験生にとっては、受験までの準備期間がたっぷりとあります。つまり、自由に使える時間が多い時期なのです。 知識を増やすには様々な方法がありますが、情報の量を増やす

          この春、もっと頭が良くなる映画10選

          新春★特別ウェビナー 2024 浜松西高中等部入試 適性検査・作文問題 徹底解説 & 2025入試成功のための戦略

          「公立中高一貫校 浜松西高中等部に絶対合格する方法」の著者であり、23年間、浜松西高中等部の受験を指導してきた塾長古橋が、1月6日(土)に行われる「2024年浜松西高中等部入試」を徹底解説します。 今年は昨年とほぼ変わらない志願倍率2.24倍の浜松西高中等部入試。出題傾向に変化があったのか、合否の分かれ目となる問題はどれなのか、そして来年度受験する新小6は、何をどうのように勉強すればいいのかお伝えするウェビナーです。

          新春★特別ウェビナー 2024 浜松西高中等部入試 適性検査・作文問題 徹底解説 & 2025入試成功のための戦略

          現代の中学生に求められる自主的な学び方

          中学生になったら、自分で積極的に学ぶ姿勢が重要です。常に他人に教えてもらうだけでは、成績は伸びません。 現代では、本屋に行けば学習方法に関する本が豊富にあり、YouTubeを開くと無数の教育コンテンツが手に入ります。私が中学生の頃と比べて、情報の量は桁違いです。つまり、今は学習方法の情報が手軽に得られる時代です。そのため、意欲さえあれば、誰でも自分で情報を収集し、行動を起こしてテストの点数を上げることができます。 このような時代に塾に通うなら、ただ勉強を教わるだけでなく、

          現代の中学生に求められる自主的な学び方

          詩集を持ってみませんか

          時々、深い物思いに耽りたくなる瞬間があるのではないでしょうか。宇宙の果てはどうなっているのだろう、優しさとは何だろう、歴史はなぜ繰り返されるのだろう、といった疑問を抱くことはありませんか? 先日、自宅の書庫で棚卸をしていた時、偶然素晴らしい本を見つけました。それは谷川俊太郎の「二十億光年の孤独」という詩集でした。この本を見つけた時、私は思わず微笑み、小躍りしてしまいました。なぜなら、谷川俊太郎の詩が大好きだからです。彼の詩を読むと、時空を超えたような体験ができるからです。

          詩集を持ってみませんか

          子どもたちの語彙力とコミュニケーション能力を高めるための読書の推奨

          私は、小中学生に週に600分の読書を推奨しています。特に小学6年生の受験生や中学3年生の受験生にとっては、推奨ではなく必須条件と考えています。これは、国語力を向上させるためには「語彙力」が非常に重要だからです。 想像してみてください。 あるお子さんが100語の語彙を持っているとします。一方で、友達が10,000語の語彙を持っているとしましょう。文章問題を解く際、どちらがより迅速かつ正確に理解できるでしょうか。 人は言葉を使って考えます。豊富な語彙を持っていると、思考が言

          子どもたちの語彙力とコミュニケーション能力を高めるための読書の推奨

          効果的な音読トレーニングのすすめ

          多くの親御さんが、お子さんの国語力について心配していることでしょう。 学校のテストでは、教科書や授業から出題される予定調和的な問題が多く、本当の国語力を測るのは難しいです。また、漢字を覚えただけでは国語が得意とは限りません。では、お子さんの国語力をどうやって判断すれば良いのでしょうか? 答えは「音読」です。 お子さんに学年に適した文章を音読させてみましょう。この時、未読の文章を選ぶことが重要です。音読中にもたついたり、文章を飛ばしたり、自分の言葉に変えて読んだりすると、

          効果的な音読トレーニングのすすめ

          『時間をブロッキングする』 効率を極める勉強法・時間管理の5つの基本

          勉強の優先順位を決める際、マトリクスを利用する方法が有効です。このマトリクスには、重要度を表す縦軸と緊急度を示す横軸が設けられ、これらの軸に基づき4つの領域が定義されます。これらは勉強の優先順位を考える際の基準となります。 領域は以下のように分けられます: ①重要かつ緊急な勉強 ②重要だが緊急でない勉強 ③重要でないが緊急な勉強 ④重要でも緊急でもない勉強 おそらくみなさんにとってこれらの中で最も優先度が高いのは「重要かつ緊急な勉強」ではないでしょうか。続いて「重要でない

          『時間をブロッキングする』 効率を極める勉強法・時間管理の5つの基本

          『デッドラインを設ける』 効率を極める勉強法・時間管理の5つの基本

          勉強にかかる時間は、想像以上に長くなることが多いです。賢明な読者の皆さんならば聞いたことがあるかもしれませんが、これは「ホフスタッターの法則」として知られる現象です。この法則は、人間が時間を見積もる際の傾向を説明しています。 例えば、友人との待ち合わせに10分遅れた経験は誰にでもあるでしょう。このような遅刻は、準備や移動時間を過小評価することが原因です。 宿題も同じです。予想よりも時間がかかることが多いため、結果的に時間を守れず次の行動が遅れたり、予定がずれたりしてしまい

          『デッドラインを設ける』 効率を極める勉強法・時間管理の5つの基本

          『レバレッジをかける』 効率を極める勉強法・時間管理の5つの基本

          勉強方法は受験生によって大きく異なり、その違いは日時、使用する問題集、勉強環境(机の配置や部屋の状態)、勉強道具、予習や復習の方法、そして問題を解くかテストを行うかなど、様々な要素によって決まります。これらの要素が組み合わさり、各受験生のオリジナルの勉強方法が形成されます。思考法、生活環境、勉強道具によって個々の差が生まれるため、勉強方法は人それぞれです。しかし、これらの方法の中で特に重要なのが「時間の使い方」です。 効果的な時間の使い方ができれば、学習効率は飛躍的に向上し

          『レバレッジをかける』 効率を極める勉強法・時間管理の5つの基本