読書記録「戦争地の看護師」

こんにちは!

最近TVやYouTubeを付けると、ロシアとウクライナの2国間戦争について絶え間なく放映されていますね。

数秒、数分単位で、建物が崩壊したり、銃声が鳴り響いたり街中が戦場と化していました。ウクライナやロシアの兵士を含む民間人は戦争が何も生まないことを知っています。”早く日常に戻って学校に行きたい”という少年の話は日本にいる私の胸に強く残っています。誰も望まない戦争に、止まる兆しがないのはとても恐怖な状況だと感じます。

私は最近「戦争地の看護師」と言う書籍を読んでいます。
これも戦争や内部紛争の話で、国境なき医師団の日本人看護師である白川優子さんが、シリア、イエメン、イラク、南スーダン、パレスチナなどの紛争地帯で実際に体験したことを書いています。

医療部隊などのポジションは、戦争の最前線で戦っている兵士たちを医療したりすることが役割ですが、医療従事者たちも、兵士たちと同じように日夜、身を削って戦っていることを知りました。

今回は「戦争地の看護師」第一章を(ネタバレは極力避けて)感じたことを書き留めます。

第1章

この話は彼女が日本から紛争地へと赴くところから始まります。彼女の配属される場所は簡易なテントや、弾撃も防ぐコンクリートの病院だったりと様々な場所で患者を治療・ケアしていきます。

彼女が配属される病院はどこも、逼迫した状況下で、コンクリートで作られた病院でさえ上空を飛ぶ戦闘機の音や、爆発する振動で建物が揺れたりと常に命の危険を伴うところでした。病院だからといって絶対安全な可能性はないのです。

第1章では取り上げられた患者は民間人ばかりで、戦争から逃げてきた人たちの治療を担っていました。戦争地から逃げる途中に地雷を踏み腕や足、内臓が吹き飛んだ患者や、友達と遊んでいる途中で銃で攻撃された患、常にどんな状態であるとも対処対応していました。白川さんはどの人をどう優先的に治療するのか決断するだけでもとても大変だと記していました。

私が一番印象に乗っているのは、治療で十分な睡眠をとれていない彼女をあるチームリーダがサンドイッチを作って励ますという場面です。

彼女が帰国するまでの間、チームリーダ(意向彼とします。)は意識がはっきりしていない彼女を励まし続けていました。誰もが30分〜1時間睡眠ができればラッキーという仕事環境の中で彼は白川さんに休息を与えたり、内緒でサンドイッチを作って食べさせたりと親身に寄り添っていました。

余裕のない中で周りを見ている彼の精神状態は凄く(語彙力不足)、彼女にとって神様にでも見えてしまいそうなくらいだったでしょう。。実際に彼女は彼の存在がいなければ頑張れていないと表現されていました。

彼女のように休息できていない人は周りにもいて、彼の気持ちも意識も余裕がない状態の中でも人を助けるという精神や忍耐力のようなものは気持ちや思いのつやさなのかなんなのか・・・・・。

今回はここまで!!!!!

この時は2014年の年で、まだ新しい出来事ですね。今現在続いている、ロシアウクライナ戦争でも、裏で支え続けている医療関係者の人が兵士と共に戦っているのでしょうか。


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