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みんなのために音楽をする〜中学時代

ヴァイオリニストになることだけを信じていた
小学校時代ですが、


中学生になり、
色んな興味が広がっていきました。

中学1年生の夏に、
全日本学生音楽コンクールの大阪大会で
念願の第2位入賞をいただき、

ヴァイオリン漬けの毎日から
ある種の燃え尽き症候群となった私は、

親の仕事の都合でマレーシアに移住しました。


マレーシアジュニアオーケストラの
ソリストとして共演させていただいたり、

ザルツブルグ音楽祭に参加させていただいたり、

有難い機会を多くいただきましたが、
ヴァイオリンはどちらかというと
慣れ合いっこでやっているところがありました。

ザルツブルグでは著名な
イゴール・オジム氏に師事しました


それより音楽で燃えていたことというと、
通っていた学校の合唱コンクールでした。

クラス対抗の合唱コンクールが盛んな学校で、
そこでピアノ伴奏を務めたのですが、

自分が今まで習ってきた音楽の作り方を
皆で歌う曲にどう反映できるのか、
毎日毎日皆で練習する中で、
考えて考えて、

家では皆の歌がより良くなるために、
数年のブランクがあったピアノを
必死で練習をして・・・。

日に日に歌を通して
皆との距離感が縮まって
クラスが一体となっていくのを感じ、
ピアノの指もどんどん動くようになり、

音楽の力を身に染みて感じていました。


「相手のために音楽を奏でる」

そんな体験の私の原点はここかもしれません。

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