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生活コストを下げられないのは執着が理由

以下は音声内容をテキストに要約したものです。

今回のテーマは「生活コストを下げられないのは執着が理由」というものです。

先日、あるニュースを見ました。それは、もともと高収入だった家庭がリストラや転職で年収が下がり、以前のような生活を維持し続けた結果、大きな赤字になってしまうという内容でした。

しかし、快適な生活からはなかなか手を引けないということでした。

生活コストを下げられない理由としては、まず快適な生活をしていれば、自ら不快になるような生活レベルにはしたくないですよね。

例えば、食事にこだわったり、週に3から5回も飲み会に行ったり、数ヶ月に一度は旅行に行ったり、子供の教育費に多額のお金を使っているなど、生活水準を一度上げると、それを下げるのは難しいものです。

また、急に生活水準を下げると他人からの評価が気になることもありますし、人間の行動は大体7割から9割が習慣によって決まるとも言われていますから、習慣を変えるのが難しいという実情もあります。

ですが、これらはすべてただの執着だと思います。

自分も経験がありますが、以前は一人で悠々自適に生活していました。しかし、結婚を機に妻が仕事を辞め、住む場所を大きく変えたため、生活を一新するしかありませんでした。

外食を毎日のようにしていたのを完全にやめ、自炊に切り替えました。妻が料理上手なのも幸いしました。

また、週3から5回あった飲み会も完全にやめ、服を買うことも、間食をすることもやめました。

特にお菓子や飲み物に毎日約1000円使っていたのを辞めることで、かなりのコストカットになりました。

当初はかなりの抵抗がありましたが、数ヶ月もすれば新しい生活に慣れ、それが普通になっていきました。

現在は、お金をあまり使わない生活をしており、休日も家で過ごすことが多いです。家族で出かけるときも、数千円で済ますようにしています。

年収が上がって生活水準を上げることもできますが、一度快適な生活に慣れてしまうと、それを上げたくなる欲が止まらなくなります。

一度生活水準を上げてしまうと、それを下げるのが難しいのです。人間は執着する生き物ですから、できるだけ生活水準を上げないようにしています。

もちろん、もっとやりたいことはあります。ジムに通ったり、食事にもう少しこだわりたい、野菜をもっと摂りたい、ダンスやボイストレーニングを習いたいと思うことはありますが、それには計画的に投資していこうと思います。

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