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「読書の力」1000日1000冊1000文字チャレンジ 第58日「そろそろ、やせることにしました」

読書ノート 2024/4/30

❶[1BOOK]
「そろそろ、やせることにしました」
田中啓之著 (株)KADOKAWA
2018年7月26日 初版発行 2022年10月15日 3版発行

❷[3POINT +1]
◎はじめに
年齢にして30歳。私を奮い立たせたのは、「そろそろやせなきゃ、一生独身だ!」という切実な思いでした。その本気の決意から4年。50kgの減量に成功し、いまでは80kg台をキープできています。やせるためにしたことは、たったふたつ。
1、毎日の食事を自炊中心にすること。
2、摂取カロリーを消費カロリーよりも少なくすること。
やせたら、本当に世界が変わりました。

① カロリーを減らすか、糖質を減らすか…
☆自分に甘い性格を生かしてたどりついたダイエット
カロリーや糖質にしばられることなく、「こっちを選びたいから、こっちは捨てる」というトレードオフの考え方で毎食の食事を組み立てたのです。

② 食材や味、作り方…をカスタマイズ
☆毎日の食事をコントロールするなら自炊しかない!
自分で作れば食材や調味料、調理法はもちろん、量も調整することができます。
アラフォーになり塩分の摂取量も気になる昨今、外食は楽しみのための食事と位置づけています。

③ ダイエットは無理せず、続けることがいちばん大切
ゆるやかに減量し、リバウンドしないだけでなく、一生太らない体を手に入れることができるのです。

❸[1ACTION]
[実行すること=自分との約束]
「がまんすることをやめる」

❹[1episode]
☆おわりに
これまでを振り返って、自分がダイエットを続けられた理由を考えてみました。
1、もともと太っていて、しぼれる脂肪がたくさんあった。
2、やせたらやりたいことを、いつもイメージしていた。
3、自炊をして浮いたお金でほしいものを買うことをごほうびにしていた。
そして、いちばんは、
4、がまんするのをやめた、ことだと思います。ダイエットって肉体的な問題のように見えて、それ以上にメンタルの問題なんですよね。
食べることは生きていくうえで不可欠なこと。食事で自分の体をコントロールできると、かけがえのない武器になります。

❺「本を語る」
この本は、とあるセミナーの懇親会で、名刺がわりに頂戴しました。現在、娘も失業中で、1日3度の食事をどうするか、いつも頭を悩ませています。
[思いついたこと]
確かに、ダイエットは、メンタルの問題です。まずは、自分自身の「食欲」とどう向き合うかということから始まります。単純に、お腹が空くからご飯を作るのですが、人間とは欲深いもので、さらに「好きなもの」を食べたい、「美味しいもの」を食べたいとなってしまいます。「好きなもの」や「美味しいもの」は、いつも甘くて、カロリーが高く、そればかり食べていると、栄養のバランスが崩れてしまいます。
[そして]
「ダイエット」となると、どうしても「がまんすること」というイメージが、先走ってしまいます。「量を減らすと、お腹が空く」という思い込みもあるでしょうし、「腹8分目がいい」とわかっていても、「好きなもの」はついつい、食べ過ぎてしまうのではないでしょうか。
もともと、外食はあまり好きではないので、お惣菜を買ってくるか、自分で作るようにしているのですが、今度は「買い過ぎ」「作り過ぎ」になってしまいます。
[しかし]
この本のメインは、「ダイエットレシピ」です。ちょっとした工夫で、カロリーを落とし、糖質を抑えることができるとわかりました。調理法も簡単なものばかりです。手抜き料理の得意な私でも、チャレンジできそうです。特に目についたのは、「トロける!なすのしょうが焼き」これから、なすの美味しい季節。これは試してみましょう。それから「肉豆腐の卵とじ」具材を鍋で煮て、卵でとじるだけ。これならすぐにできる!〜なんて思っちゃう。最近は、ネット上でレシピがたくさん溢れていて、動画で解説されていたりもします。
[だからこそ]
「食生活の改善」は、まずは「自炊」することから始まるのだ、とつくづく思いました。そろそろ娘が起きてきます。コールセンターに長らく勤務していると、ストレスが体重に反映されます。私もそうでした。この本が、手元にやってきたのは、偶然ではないような気がします。これは、我が家における「最大のピンチをチャンスに変える」一冊になるかもしれません。決して料理が得意ではない私が、ワクワクしてきたのだから、間違いないと思います。

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