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「読書の力」1000日1000冊1000文字チャレンジ 第76日「秒で信頼される声と話し方」

読書ノート 2024/5/18

❶[1BOOK]
「『この人なら!』と秒で信頼される 声と話し方」
下間都代子著 (株)日本実業出版社
2024年5月20日 初版発行

❷[3POINT +1]
◎はじめに〜秒で始まる信頼関係
どのようにすれば「信頼」される人になれるのだろうか。
そして、少しでも早く「信頼」されるためには何が必要なのだろうか。
ズバリ!
「声」と「話し方」であなたは「信頼」される人になれます。

① 信頼できると心のヨロイを脱ぎたくなる
☆「聴す」精神
「聴す」と書いて、「ゆるす」と読む。そうか、聴くことは相手の話を受け容れ、「ゆるす」ことなのか。

② もっと信頼される人になる「声と話し方」
☆「華」と「品」と少しの「毒」
正しいことを真っ向から主張するのではなく、相手の逃げ道を確保してあげた上で、ユーモアを交えながら意見を伝えることができると、「少しの毒」におさえられ、コミュニケーション上での「薬」として効果的に使える。

③ 理解力を高める音読のススメ
ボイトレ・滑舌練習・読書・理解力アップのなんと! 一石四鳥だ。

❸[1ACTION]
[実行すること=自分との約束]
「聴す」と書いて「ゆるす」と読む。聴く力をさらに磨く。

❹[1episode]
☆おわりに〜声の価値を知った日
「今、放送したの君?
「はい」
「良い声してるね、アナウンサーになれるよ」
あの日から、私は、ようやく見つけた、ただ一つの取り柄を磨いて、学び、チャレンジし、アナウンサーとなった。そして、今、こうして本を出版することができた。
この喜びと幸せを誰と分かち合おうか?
両親は他界し、もういない。私のことが大好きだった兄も早くに亡くなった。
でも、いつも私のことを応援してくれている姉がいる。自由にやりたいことをやっている私を見守ってくれている夫がいる。
それだけではない。うっかり者の私を毎度笑って許してくれている友人たち。
「都代子さんの夢は私の夢」と言って応援してくれる、『耳ビジ』コミュニティメンバーのみんながいる。
多くの信頼できる人たちと喜びや幸せを分かち合いたい。

❺「本を語る」
毎日、クラブハウスで音読をしている私にとって、著者の都代子さんは「憧れの人」です。
[思いついたこと]
私もまた、自分の声が嫌いでした。少し低めで、実によく「通る」ため、小さな声でのヒソヒソ話が大の苦手。中学時代はソフトボール部を1年間、高校時代は演劇部で1年、臨時の応援団で3年。大きな声を出す訓練ばかり。高校時代は、フォークソングを歌っていたこともあり、「マイクはいらないね」と言われたこともありました。でも、テープレコーダーで聞いた自分の声に愕然として、それから「大嫌い」になりました。
[そして]
クラブハウスでの相棒である、なっきーは「声の専門家」で、結婚式に司会や新人研修で「話すこと」が本業です。そして彼女は、「朗読」や絵本の読み聞かせをやっています。そしてクラブハウスに録音機能が追加され、自分の声を聴く機会ができた時、なっきーに「発声」の分析とアドバイスをもらったのです。自分の声を聴くのは、何十年ぶりだったでしょう。昔の印象とは、ずいぶん変わっていました。おそらく、録音設備の性能がよくなったからなのでは、と思います。
[しかし]
私のRoomからなっきーが離れることになって、自分一人でやることになり、毎日30分も一人でしゃべるのは、さすがにきついな〜と思った時、「ビジネス書の音読」をしようと思い立ちました。その時はすでに「耳ビジ」は始まっていて、Roomがあることは知っていました。ただ、その頃は、放送時間が被っていたので、参加したことはありませんでした。でも、音読の効果は、薄々知っていました。一人ではなかなか読みきれない本も、「誰かのため」なら読めるかもしれない。2021年11月ごろのことです。でも、最初はなかなか大変でした。下読みする暇もなかったので、ぶっつけ本番、読み間違いのオンパレードでした。
[だからこそ]
都代子さんの凄さがわかるのです。そして今、人前で話す機会が増えました。オンラインだけでなく、リアルの講演会も経験しました。「緊張で声が震える」などという可愛らしいことは、残念ながら私にはありません。実はこの3年で、肩の力を抜く方法を会得しました。何があっても怖くない、度胸の良さだけが取り柄です。今では私の声を「癒しボイス」だと言って、追っかけてくれる人もいます。自分のために続けているつもりでしたが、もうすでに私の声は、「誰か」のためになっているようです。

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