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ライティングディテールスケッチ始めました

こんにちは、現在ベルリンでライティングデザイナーとして活動しいていますmami(@mamichen0929)です。

こちらのNoteで定期的にヨーロッパ照明ブランドの紹介記事を掲載しておりますが、最近Instagramにてライティングディテールのスケッチ投稿も始めました!アカウントお持ちの方は是非フォローしてくださると嬉しいです!
(下のリンクから飛べます。)
また、Instagramの追加・裏側記事もNoteの新たなマガジン連載として随時書いていこうと思うのですが、この記事ではそれがどんな内容になるかについて説明していきたいと思います。

構成

Instagramは画像先行のSNSなので、コメント欄に簡単に文章で説明しているものの、大切なポイントは投稿スケッチ上に記載しています。基本的な構成は1枚目に元写真と、2枚目にそれを下地に青色バックでライティングに注目したディテールスケッチとコメントを描きとめた画像を二枚組にして投稿しています。

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また、基本的に自分が撮った写真、自分で実際に観たライティングしか使わない、をルールとしてスケッチを描いています。
というのは、写真というものは露出やシャッタースピードを調整することで特に光については簡単に嘘をつけてしまうものなのです。実際よりも明るい・暗い、異なる色味はカメラの設定や加工次第で簡単に変えられてしまいます。なので建築紹介サイトを覗けば参考アイディアになるライティングはいくらでも転がっているのですが、実際に良いライティングとなっているのかどうかは実際に観てみないと判断し兼ねるのでスケッチに落とし込むライティングは自分が見たもの、をベースとしています。
例えば最近のスマホに搭載されているナイトモードでの撮影だと実際よりも明るく取れてしまうことが多いのでほとんど使うことはないです。極力自分の目で見ている風景と近くなるように設定して撮影しています。

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目的

どこに行っても照明に注目してしまうのはライティングデザイナーの職業病と言えるでしょう。実際に美術館に行っても、アート作品より照明に注目してしまう、なんてことはよくあります。

どう照らすのか、その違いで空間の見えは一変しうるものです。

そこには建築家やライティングデザイナーのそれぞれのアイディアが隠れており、それを抽出し考察する癖がついてしまっているのです。(不思議と、ライティングデザイナーであれば、ライティングデザイナーが入っているプロジェクトかどうかの判断はすぐできてしまいます。)

どの面、どのマテリアルをどうやって、どれぐらい照らしているのか
どのタイプの器具が使われているのか
どのようなディテールで施工していて、それにはどんな工夫がみられるのか光源やケーブルはどうやって隠されているか

こういったライティングデザイナーならではの視点を共有できれば面白いのではないか、というのがこのスケッチを始めた一番の動機です。

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Noteでは何を書いていく?

Instagramよりもさらに突っ込んだ考察を紹介していきたいと思います。具体的には、

-近景で取ったその他の写真などの追加写真
-Instagramでは英語投稿しているものの日本語翻訳
-使用されているプロダクトなどについての追加考察
-似ているプロジェクト紹介や、他の手法についての紹介

などなどを検討しています。

それでは、新しく始まるマガジン『ライティングディテールスケッチ』およびそのInstagramアカウント、是非とも楽しみにしてください!
更新頻度はまちまちになるかと思いますがフォローしてくださると嬉しいです!


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mohashi@molicht.com

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