記憶の欠片を埋める
あの日から9年が経った。
そう、父がこの世界から旅立った日から。
毎年、命日近くになると気持ちが不安定になる。
あの時の悲しさ、寂しさ、怖さ、切なさがよみがえる。
あの時は、自分は正気を保てていると思っていたけれど
時間が経つとそうではなかったことにふと気が付く。
記憶が、時々かけていることに気づく。
今年は、私の良き理解者が父との時間を覚えててくれて
そして、私がなくしてた記憶の欠片を埋めてくれたのだ
有難かった
どうしても、思い出せなかったことを
私の大切な人が覚えててくれるということが
こんなにも嬉しい、有難いことなんだと
初めて知った
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