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日記3月8日。 #日記

一昨日は大変にあったかかったので、昨日はコートを薄めにし、パッチ(タイツ)をやめ、カーディガンを止め、手袋をやめ、マフラーやネックウォーマーを止めたら寒かった。

で、今朝は再び厚めのコートに戻し、手袋を1種類(普段は2種類準備)、マフラー、カーディガンで来てみたら、それでも防寒力若干不足、という状態であった。寒暖差が激しいなあ。

だが、まあ、昨日の装備であれば寒くて仕方なかったであろう。対策の成果はまあ75点、というところだろうか。

今朝の体重は67.5kg(朝食後)。体脂肪率は10.1%。昨日の体脂肪率は14.5%と個人的には大変厳しい数字であったが、この乱高下はなんとかならないだろうか。

AMAZONプライムで、”シェルブールの雨傘”を見た。タイトルは昔から知っている名作だが、見たのは初めてだ。なんというかいろいろと感じた。(有名な映画なので、ネタバレということでもないのでしょうが、一応内容に触れていますのでご留意ください)

1.デジタルリマスター版だったので、ごく普通のカラー映画(昔ならそう天然色映画?)という感じ。もともとであれば白黒、あるいは古い感じをまずうけたであろう。

2.ギイ(主人公)の乗る自転車がお洒落。とても1964年の映画とは思えない軽快さ。

3.ミュージカル仕立てのようだが、いつもの通り無音、字幕で見たので魅力の半分を無駄にしている(だが見た方がいい、という判断)。

4.悲恋、ミュージカル仕立てという意味では、ララランドに影響を与えた?(ララランドの方が分かれた二人には優しい結末か)

5.背景、ガヤにあたる人々、特に水兵のスタイル、ファッションに目が行った。後ろ姿がとにかくスタイリッシュでびっくりした。

6.やはり時代差か、お国柄の差か、ストーリーに若干の違和感あり。他人の子供を身ごもっている女性を、ごく自然に”子供は我々で育てましょう”となることへの違和感。ただその感覚はフランスでは昔も今も普通なのか。(女性の相手が兵役に行っていることが、その判断の普通の理由になるのかもしれない。兵役へ行けばあまり生きては帰らなかったのか?)→私の感覚では、他に好きな人がいたのですね、と即あきらめるパターンだと思うのだが。これは日本的感覚なのだろうか。そのころもやはりフランスはアモールの国、婚外子の国、だったのだろうか。

7.女性主人公はカトリーヌ・ドヌーブだが(すぐにはわからなかった)、作中でははじめは16歳とのことであったが、日本人的にはそう見えなかった。20代後半に見えた。調べてみると1943年生まれ、映画公開1964年当時では21歳。やはりフランス人女性の20代は、日本人の目で見るともう少し上に見える(よく日本人が幼くみられるのとは逆に)。まあ、21歳であれば16歳役は問題ないはずだが、日本人としてはすこし合わない感じがした。

8.母親役のアンヌ・ヴェルノン(Anne Vernon、1924年生まれ)は華やかな感じで印象的。まだ存命のようだ。ドヌーブとの年令差は19歳なので、母親役としては問題ない。映画公開時の実年齢は40歳。なるほど。

9.ストーリーのテーマはやはり若い恋の移り気、ということだろうか。貧しい青年と裕福な青年を結局は比較してしまう現実感と、そのことの残酷さ、そしてそこからの再生、ということになろうか。

などなどをつらつらと考えた。

未だ未見の名作映画が山のようにあるが、これからもすこしずつ見ていくのが楽しみである。

(いやあ、本当に今更、という感じですが。。。)

お志本当に嬉しく思います。インプットに努めよきアウトプットが出来るように努力致します。