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バレンタイン2023、おいしかったチョコを語らせてください【サブレ編】

みなさんこんにちは、まめもです。

ああついに、バレンタインが過ぎ去ってしまいました。

寂しさもありますが、まだまだお家には美味しいチョコレートがいますし、
1年を通して楽しめるチョコレートスイーツも知り尽くせないほどたくさんあります。
バレンタインの余韻に浸りつつ、変わらずチョコレートのことは綴っていきたいと思っております!


今回はサブレ系中心に、3ブランドのお話です。
サブレはここ数年で激アツなジャンルとなっている印象。(アルバンギルメというか田中みな実さんが火付け役...?)
私も今年は例年より積極的に購入してみましたので、少しでも参考になりましたら幸いです。


ちなみに過去の記事はこちらになります〜


【前回:ボンボン編】


【前々回:タブレット編】

タブレットに関してはまだまだ書きたい子たちがおり、笑、もう一、二記事分くらいにはなりそうです。(まだ食べてないのもあるしなあ)


※以下、ブランドリンクは海外サイトになりますのでご注意ください※



◾️Philippe BEL / フィリップ・ベル (フランス・リヨン地方)

2004年にMOFを取得。大手チョコレートメーカーでコンサルタントとして活躍した後、 2006年に自身のお店をオープン。自らクーベルチュールを作るなどオリジナリティを追求。 研究熱心なシェフとしても知られます。2022年9月にラボから車で10分ぐらいのところにMOFパティシエのブルーノ・モンクディオル氏とのWネームの新店がオープンしたばかり。

サロン・デュ・ショコラ2023 カタログより


スペキュロス ¥4,968

いっぱい入っててうれしい!
ざくっと歯応えのよいクッキー


ベルさん特製のザクザクとした食感のスペキュロス(=スパイスクッキー)をダークチョコレートでコーティング。
個人的には、刺さる人には刺さる味だなと思いました。

こちらのスペキュロスはシナモンやクローブ、ナツメグ、ジンジャー、あと少し珍しいところでグリーンアニスも使われています。
よく見るロータス的なものとは明らかに一線を画しており、甘さ控えめ、よりスパイシーで複雑な味わいでした。
シナモンベースではありますが、クローブがやや強め...?
人によっては「癖があるな」と感じるかもしれません。

去年のクリスマスにジンジャーブレッドクッキーを焼きすぎてオーブンがスパイスの香りになった私としてはたまらぬスパイス感…!
めっちゃくちゃにタイプです。
カレーもそうですがスパイスってどうしてこんなに人間を病みつきにさせるのでしょう…

数日寝かせるとちょっと柔らかい印象になり、それはそれで美味しい!

チョコレート自体はそんなに主張が強くないですが、スパイスたちをまとめ上げるのに欠かせない存在であることは間違いないです。

日本でも根強いファンの多いフィリップベル。
チョコレートマニアの田中みな実さんの推しブランドとしても知名度が高いのではないでしょうか。

定番のボンボンショコラはもちろん
・ディスクキャラメル
・サブレ
・オランジェット
・ギモーヴ
などなど毎年幅広い商品がショーケースに並ぶので心が忙しいです。笑。



◾️ Franck KESTENER/フランク・ケストナー(フランス・ロレーヌ地方)

2003年に27歳でMOFを取得。地元サルグミン村に広大なアトリエ兼ショップを 構えパリのショップと共に2店舗を運営。チャレンジ、進化と深化を続けています。 洗練度を増すボンボンショコラだけでなく毎年発表されるカラフルな新作タブレットはもはや新たなシグニチャー。

サロン・デュ・ショコラ2023 カタログより


サブレブルターニュ ¥3,888

瓶入りかわいすぎる〜
ざくざくなのに口溶けがよいのです。。


フランクケストナー、また会ったな(前回参照)

ソバの実をたっぷり使ったサブレにキャラメリゼしたソバの実を散りばめ、裏面はミルクチョコレートでコーティング。今年の新作サブレとのこと!
ロレーヌの小さな農家さんから仕入れた、こだわりのソバの実をたっぷり使っています。
事前情報で大きいと聞いていたので心構えはしてたのですが、実物を見たら想像の倍くらい大きかったです。笑。
10㎝くらいはあるんじゃないかな…

印象に残っているのは食感と香り
スノーボールクッキーにも近いような、「ざく」「ほろっ」感。
歯応えと軽やかさのバランスが超絶妙なのです。
ソバの実によるものなのか、ざらりとした粒子感もあります。
全粒粉のような香ばしさは良い意味で穀物感があり、大好きです。
トッピングのソバの実はごく薄くキャラメリゼされており、食感も香りも自然に豊かにしていくれている感じがしました。
なんてほどよい存在感。

欲をいえばもうちょっとだけチョコレートコーティング厚めだとさらにうれしいな、なんて、、(強欲)

今年からサブレは瓶での提供となっており、美味しいサブレに加え可愛いウェックの瓶も手に入ってしまいます。
フランスではお店で瓶を回収してリユースしていたりもするみたいです。
もうですね〜〜そんな姿勢も大好きで、またしてもケストナーさんへの愛が深まってしまいました。

ケストナーさん、今年の新作タブレットも最高だったのでそちらもまた別の機会に…!



◾️Nicolas BERNARDÉ / ニコラ・ベルナルデ (フランス・パリ)

1966年生まれ。2004年にMOFを取得。2005年のワールド・グルメ・サミットでは世界最高シェフの一人に選出。コルドンブルーパリ本校や、日本での菓子学校で講師の経験もあり。2011年パリ郊外にラボ兼ショップをオープン。女性ファンを魅了するダンディで優しい雰囲気も素敵です♡

サロン・デュ・ショコラ2023 カタログより


クッキーショコラ ノワール ¥3,780

奇跡的なくらいチョコチップ写ってないですが、実際にはたっぷりはいっています!!!


チョコチップ入りのクッキーをビターチョコレートコーティング。
ミルクコーティングもあるのですが、やはりビター派なのでこちらに。
シンプル・イズ・ベスト、超王道な美味しさです。

ニコラベルナルデさんは私が初めてサロショに行った2019年以来ずっと大好きなブランドであります☺️
親しみやすくフランクなお人柄がまさにチョコレートに現れていて、あまり気構えず、シンプルに美味しく食べられるショコラが多い印象をずっと持っています。あとパッケージ超おしゃれでかっこいいのですよね。

クッキーショコラは今年初めていただいたのですが、やっぱり間違いない!
ザクザクというよりは、こっくりとしたようなぎゅっと詰まった歯触りのクッキーに、チョコチップがたっぷり。
なんかですね、語弊を恐れずに言うと、「ブラックサンダーの超上位互換」みたいな印象を受けました。(注:すごく良い意味です。)
コーティングのチョコレートも相まって「チョコを楽しむクッキー」という感じがします。
うーん、やっぱり好きだなあ、ベルナルデさん…

「アルフォートの超上位互換」みたいなサブレも存在しているので、来年はそちらをいただきたい…と密かに狙っています。



まとめ


チョコレートとひとくちにいっても、ものすごい種類が存在しており、全部に頭をつっこんでいると一生終わらないということを改めて実感しました…

そんな中でもサブレって
・比較的わかりやすく美味しくて
・気軽に食べられて
・保管しやすく日持ちする
そんなジャンルなので、幅広い方に受け入れられやすいのかなあ〜と。

私はボンボンショコラ食べるのにすごく集中力を要するので、わりと呑気に「おいし〜!!」って食べられるサブレの存在が大変ありがたいことに今年気づきました。笑。

来年からもラインナップにばしばしいれていこうと思います。


今回もお付き合いくださりありがとうございました!
ではまた〜

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