まめまめづくし

まめに 誠実に 書いてみます。たくさんの発見ときらきらを。

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マガジン

  • 夢十夜

    見た夢の残りを書きます。綺麗な話も、くすくす話も。

  • こころレスキュー隊

    こころを少しレスキューする部隊。一度、立ち止まってよい時間の詰め合わせです。

  • 色んな言い方book

    とにかく色んな言い方を詰めました。羅列です。

  • キッチンに立つ

    お料理を集めたい。生きることは、食べることのはずだ。

最近の記事

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正真正銘の好物紹介 ①

1.動機今回は、気合いを入れて好物の紹介をしたい。何故ならば、とても美味しいけれども出会えないと知ることの無い1品だからである。すごく当たり前のことを格好つけて言ったが、許していただきたい。 それでは、知っていただこう。紹介するのは、「ヨーグルッペ」である。「えっ、知ってるし。」と思った方は申し訳ない。余すことなく言語化するので、ご容赦を。 2.ヨーグルッペとはヨーグルッペとは、デーリィ南日本酪農協同株式会社さんで作られている乳酸菌飲料のことである。日本初の乳製品、乳酸菌

    • 第七夜

      気がついたら、部屋の中心で座っていた。 夏のど真ん中、暑さと湿度を感じながら部屋の真ん中にいた。ゴツンと固い音がする。天井から四角いタライが落ちてきた。どうやら頭の先にたんこぶができたらしい。 四角いタライの角が頭に斜めにぶつかってきた。たんこぶも鋭利な形をしている。このまま冷やさずにいたのなら、どれくらい大きくなるのだろう。名探偵コナンの蘭姉ちゃんのようになれるのだろうか。ほんの少しくだらない期待をしてみる。 パンのようにふくらむたんこぶを撫でては、思い出せない今日ま

      • たんこぶの話

        たんこぶができた。不注意のせいで。 頭を冷やしながら、物理的に頭を冷やすって気持ち良いなぁと思っていた。 最近は辛い日がつづく。身体は重いし、気分は上がらないし。でも、何となく生きている。 八方塞がりに見えた夏が今年もやってくるのに、非常に腹が立つ。 言い訳を繰り返して、いくつもの仕事を放棄。最低なヤツだと思う。 今日できたたんこぶに、不思議な血液が集合して、夜中に破裂して、毒が全部抜けたらいいのにと思う。 たんこぶ爆発計画。新しい自分になれるかもしれない。悪くな

        • おはようの話

          実は一昨日から、カーネーションを預かっている。自分の世話もろくに出来ない奴が何をと思うかもしれないが、預かっている。 鉢植えにある植物を育てるのは嫌いじゃない。日々の変化を見とったりするのは、生物以上に面白いのだ。 2節ほど残して切ると良い。スカスカの蕾は咲かないとあったので、全部切った。昔ヒバの子どもを育てたり、柊を育てたりしたことを思い出す。 いつまでも自分好みに触っていられるような気がして、ずっところころ触っていた。 カーネーション、大きく育って秋にも咲いたらい

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        正真正銘の好物紹介 ①

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        • 夢十夜
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          26本
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          3本
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          3本

        記事

          不信の話

          今日は少しだけ暗い話を書く。 耳触りの良い甘い言葉を信じてはいけない。先の長い人生。ふと考えてみるととんでもなく長い。 去年の中頃に書いた遺書が出てきた。そこら中のすべてのものに怯えている文章だった。 たくさんの甘い言葉を僕は信じ切ろうとした。必死だった。周囲に迷惑をかけるのを承知でその言葉を受け取って、必死に生きていればきっとわかってくれると思っていた。 どうだい、僕は。あんまりにも惨めだ。 甘い言葉、信じなければよかった。綺麗事なんか、世の中に存在しないのだ。

          苦しみのグンナイ

          今晩は泣いてしまった。なんだか分からないけれど、泣いてしまった。 少し落ち着いたけれど、何となく生きていたらいけない気がしてしまって気が振れたことを考えてしまう。 さっきいただいた植物の世話を丁寧にしながら考えてみた。「何が生きるの本体なんだろう」 この子も私も確かに今生きている。面白いとか悲しいとか、気分は違くても生きているには変わりない。 なんで今、生きているんだろう。 ざーっと目の前を電車が走り去るようなぬるい風を感じる。 いつも混んでいて嫌な通勤路を思い出

          苦しみのグンナイ

          徒然の話

          こんばんは。まめまめづくしです。今日は、話し言葉で書こうかなと何となく思っています。気分です。 またまた熱が出ました。頑張り過ぎなのか、単なる熱中症予備軍なのか分かりません。とりあえずまた、ハイハイしながら部屋を徘徊していました。 とにかくごはん系が食べられません。お菓子なら食べられるので余すことなく、贅沢にバームクーヘンを口に運んでいます。 4・5度寝の後、少々調子が上がって来たのでこれからお散歩にでも出ようかなと思っています。日曜日の夜の散歩、素敵ですね。 アイス

          ペットの話

          最近、人のペットさんの話をよく聞く。 皆さん、とても素敵なお写真を送ってくれるのでありがたい。そして、驚くべきは周りにこんなにペット飼っている人がいたんだ!ということ。 僕は生き物が大体怖いので、凄くびっくりする。 命の大切さを学ぶには、ペットの存在は大きいと思うし、心の豊かさを育んでくれると思う。 僕も治りたい。怖がりを治して、触れたいな。

          ぽつぽつの話

          ぽつぽつとしかご飯が食べられない。少し食べて、また少し食べてを繰り返す。 残さないようにぽつぽつ食べる。気がつけば半分。もう半分を食べている内に頭が痛くなる。 寄り道をしたら、なんだか穏やかな風景に出会った。ふらっと見とれて、現実にぽんっと帰ってきた。

          ぽつぽつの話

          甘える話

          人に甘えるのほど難しいものはない。 頼って拒絶されたら怖い。 当たり前だけども、人は自分が良い気持ちになる方を選ぶ。「何とも思わない」の幅が大きければ大きいほど選びやすくなるように、世の中は設定されている。 今日は甘えてみる相手に史上最大にして、最強の味方である敵を選んだ。 何をしようか悩む。何を作ろうか悩む。 甘えてごめんね。情けなくてごめんなさい。

          ごめんねの行く先

          病気になってから、色んな病気が見つかり、新たな症状がぽんぽん産まれてくる。 たまに「もう死んだ方が楽だ。」と思うループに入ってしまう。 僕の怒りは、正当なものなのか、普通じゃないのか自信が持てない。 僕はわがまま放題で、馬鹿で、要領が悪い。 かけた時間の分、練った時間の分、帰って来る訳じゃない。というか、帰ってこない。 のうのうと生きているなんて、思ってないけれど。 「僕だって」を言ったら、また不幸の爆弾が完成するだけだ。選ばなかった言葉の苦味がざらつく。 向け

          ごめんねの行く先

          うどんの話

          昔、お勉強させていただいていたカウンセリングの先生が「うどん1杯、食べて治らない悩みなら言いなさいな。」と言っていた。 ぷかぷかうどんを食べながら、思い出して、少し泣いて、それから啜れなくてむせた。 無理らしい。誠実に信じていたから、ぐっと生きて来た。難易度に差があるけれど、それはきっと地球上皆、同じ。 わがままなんだ。きっと僕は。 うどんを食べても変わらなかった。 僕のせいで、人1人の人生をダメにしてしまったんだ。永遠にずっと許されない。ずっと許されない。 だか

          不安定な不安の話

          今日は診察へ向かった。不安と戦いながら向かった先で、大きくは難聴に区分されない事がわかった。一安心もつかの間、事実として耳が詰まっている症状は変わらない。 なんと、鼻が詰まっていなかったのだ。今までの難聴パターンとは少し違う。 初めて耳に向けてのお薬をもらった。飲んで少しでも変わったらいいなと思う。 早く治ったらいいな。治りたいな。 連絡も上手くいかない。なんでもいいんだ。

          不安定な不安の話

          難聴恐怖症

          昨日より、耳が非常に詰まっている。右耳が詰まってしまってよく音が聞こえない。大好きなイヤホンを耳にはめると音がわんわん反響して気持ち悪い。 鼻詰まりによる、耳の内圧が下がったことによる難聴だと思う。2年前は1度の診察で治ったが、4年前は3ヶ月以上引きずった。今回はどうなるのだろう。少し不安だ。 僕の鼻は詰まりやすいらしく、耳も水が溜まりやすいらしい。幼い頃から中耳炎、外耳炎、多くの耳の病気をやらかしている。今回も副鼻腔炎だかなんだかのせいでなったのだろうと思う。そうであっ

          牛丼の話

          土曜日の夕刻、素敵なものを取りに散歩へ向かった。涼しい風が気持ちよくて、くるくると鼻を回していた。 昨日出した返事の返事は思ったよりもずいぶん早くやってきた。僕がまた落ち着いて筆を執ることができるようになるのを待っていてくれると教えてくれた。少しだけ、泣いてしまった。死なないように生きなければと思えた。 実はまた、身体の不調が増えた。まとまったら書いてみようと思うが、やはり何度味わっても中々につらい。とほほ、という擬音が合う。 散歩の帰り、回転寿司やさんへ行こうと決めて

          のびやかな話

          夕刻、お花の水やりに外へ出ると爽やかな風が吹いていた。 「こんなに過ごしやすい季節だったっけ。」少し風を食べてみる。 濡れた地面の香り、水を含んだ土の香り。揺れる木葉の音が心地よかった。 のびやかな感触、妙に嬉しかった。 追記:今日は、遂にお返事を出した。ずっとずっと考えていた文章。書いては消してを繰り返し、何度も寝かせながら作った文章。 手に取られるまでの速度はどれほどのものか分からないけれど、これまで生きてきた僕の一部が伝わったら嬉しいなと思う。 こうして、毎