元居た会社に戻ります、出戻り凱旋
元居た人間たちからしたらたまったものではないかもしれないが、元居た上場メーカー企業に戻ることになった。
今はまだ現職では伝えていないが、週明けには上司に伝えるつもりだ。
今回なぜ戻ることに決めたのか。非常に浅い理由ではある。
もう一度管理系の仕事に携わりたかった
給与が現行と同じ水準でもらえる会社で働きたかった
そもそも最初の仕事を辞めた時は前向きに他の仕事を見たかった
浅い。浅漬けだ。。。
とはいえ、色々と出戻りの打診をする前には色々と考えた。離職した理由や、出戻りのリスクなど。
それでも戻ろうと思えたのは、上場企業という整った環境下に対する感謝と畏敬の念である。自分で色々と切り開きたいタイプであれば堅苦しさや息苦しさを感じるであろう。
私自身そういったストレスから転職してみたが、ベンチャーに入ってみて、本当に自立した人間たちの凄さを目の当たりにした。
個人事業主を経験した人間も多くおり、私自身恵まれた温室の中で育ってきたことを痛感した。一方で温室で育ったからこそ気づくことや、誠意ある行動などもあり、全てが甘いわけでもない。
結局は住みよい水かどうかだ。言い訳がましいし、結局正解なんてないのだろう。どこに行こうが私は不満を抱え、健康を維持することにも苦労しつつ社会という荒波で生きていく。
これからのことを思うとワクワクする。自分自身が一定活躍していた土壌で再度頑張ることができるから。
失った泊を得て、整った福利厚生の中で働くことができるから。
結局自分自身はブランドや泊といったものから逃れられない性質なんだろう。自分自身の肯定感なんて上げようもなく、日々を平和に暮らす上で見てくれを選んだんだ。
ベンチャーで過ごした半年ちょっとは本当に可もなく不可もなくといった感じでまさに無だった。何も感じない。考えられない。それでも一定の評価は得ているという不可思議な状況。
僕は死んだように生きたくない。
だから生きるために生きる道をまた選んでみた。
ベンチャーで日々の成長を楽しむ選択もあった。
コンサルタントとして莫大な報酬をモチベーションにする働き方もあった。
それでも私は今どきとは言えない年功序列の中で粛々と生きることを選んだ。
終身雇用の否定はあるいは、陰謀論にも思えることはあった。雇用の流動性を高める目的。実際流動性は高まっている。いつでも大量の情報を得ることができるのだから、限られた時間の中での転職活動も容易だ。
それでも周囲の人間を見る限り、この年齢まで結局同じ会社で続けている人間が多いということは、そんなに悪い環境でもないってことなんじゃないかなと。
言い訳がましいし、多分復職したことで見えることもたくさんあると思おう。それをまた記してだれかの反面教師になれれば良い。
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