Einstein Copilotさわってみた
みなさんこんにちは!Salesforceの学習におけるTipsを一問一答形式で書いています。
1 質問
最近Einstein Copilotということばをよく耳にします。私もさわってみたいのですが可能でしょうか。
2 回答
可能です!Trailheadのクイックスタート版プロジェクトで私でも簡単に操作できる手順が用意されています。PCがあれば無料で簡単に使えるので是非やってみましょう♪
3 解説
詳しい手順はTrailheadにおまかせするとしていろいろを試して気づいたところ、気になったところ、すごい!と思ったことを書いてみたいと思います。
(1)日本語は使える?
現時点では日本語を理解できるけど英語で回答します!という感じでした。日本語対応も進めていると伺ったので待ち遠しいですね♪
(2)Einsteinをみんなで育てよう!
この機能、現時点ではベータ版のようなので何かあればフィードバックしてね!とTrailhead上に記載がありました。こういう取り組みすごくいいですよね。
(3)Einsteinの思考のプロセスが覗ける!
「Edge Communications 取引先について教えてください。」とお願いするとCopilot が応答するために実行するプロセスが [Dynamic Plan (動的計画)] として表示されます。
下の図でいうと右側がEinsteinとの会話、左側がEinsteinが出した答えに関する考え方のプロセスです。Einsteinの頭の中が覗けちゃいます。すごい!!
せっかくなので詳しく見ていきます
a IdentifyRecordByName
Inputで取引先オブジェクトのレコード名は「Edge Communications」ですよーと渡す。そうするとOutputとしてSalesforceID(18桁)※1はこれですよーと出てくる。これで取引先に関するレコードが特定できました。ふむふむ。
b SummarizeRecord
aで取得したSalesforceIDを元にレコードの詳細を見に行き、特定の情報をリンク付きで要約して教えてくれました。これ人間に頼んだらレコード特定するところまではいいけど、必要な値を取得しながら要約する時間はEinsteinCopilotの方が断然早いなと感じました。数秒でこの回答出てきたのは本当に素晴らしいです!
このプロセスを見て思ったのですが、最初のインプットで取引先名称を使っているのですが、これデータが正確に一位で入っていることが前提ですよね。取引先が重複して入力されてしまったりすると最初のSalesforceID検索のところで躓きそう。「AIを使うときはデータを綺麗に入れておくことが大事」ってこのことだったのだなと思いました。重複ルールや一致ルールを使ったり、取引先名称はマスター管理して一般ユーザが入れられないようにするなど工夫して頑張る感じですかね。思いを新たにしました。
4 参考情報
本題と直接関係ないですが、SalesforceIDって2種類あったよなぁということでヘルプ記事を載せておきます。Dev向けのサイトにはもっと詳しく載っています。Devの方はこちらもどうぞ。
※1の SalesforceID15桁、18桁の話はここら辺が参考になるかなぁ
最後まで読んでいただきありがとうございました!みなさんの学習の一助になれたら幸いです。ではでは、またね!
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