広報の助っ人 平義彦

55歳。日本経済大学広報職員。「まちづくり広報の助っ人」として、高校生や大学生と一緒に…

広報の助っ人 平義彦

55歳。日本経済大学広報職員。「まちづくり広報の助っ人」として、高校生や大学生と一緒に「グルメ豆本」を発刊。1冊300円。2023年秋には高大連携として若松商高生と「北九州若松グルメ豆本」を刊行。福岡県春日市在住。長崎市出身。趣味は食べ歩き旅。実家は「たいらベーカリー」(長崎市)

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001 山口県パン豆本

4月15日に発刊した「山口県パン豆本」は売れ行き好調です。さらに書店営業に努めます。 ■写真協力:明屋書店萩店 まったくもって、アナログな豆本。 〝売れている理由〟を自己分析してみた。 ①1冊300円と安い ②手のひらサイズの手軽さ ③美味いパンのみを厳選取材 ④前号山口県カレー豆本がよかったから ⑤書店の目立つ場所に置いているから ⑥「豆」だから。小さいのがよい ⑦信頼できる ⑧テレビや新聞で見たから ⑨高校生や大学生が参加している ⑩写真がきれい 間もなく52歳の

    • 調光サングラス

      よい品に出逢った。 福岡の家族連れで賑わうイオンモール福岡。 メガネ販売のJINにて。 日差しの強弱によって、サングラスのレンズの色が変化する優れもの。「調光レンズ」というらしたい。 こんなよいのがこの価格であるんだ JINとsnow peakのコラボ商品新作で、デカイわが顔への装着感が抜群で、家計は常にひっ迫だが、「病み上がりの自分をいたわる」との理由から買うことを決めた。すぐに決めた。 接客も素晴らしかった。 心に残る。 違うサングラスを購入した妻と再訪した。

      • 晩年のエッセイ集

        79歳の父が好きな作家がいる。遅咲きの作家だ。歴史もの。 かつては松本清張を読みあさっていた父。 もう10年ほど、読み終えたその遅咲き作家の小説を父からもらい、私は読む。読んでみると、確かに、おもしろい。 中には、映画化されヒットしたものもあり、その作家の晩年の健筆ぶりが推測される。 その作家のエッセイ集をもらった。 これがなかなか読み進めることができない。おもしろくないではなく、小説との文体の違いやテーマ選びに違和感、戸惑う。 無理に例えると、 無骨な人と思った

        • 記者志望学生2人とのプロジェクト

          マスコミの試験では、「あなたはなぜ記者を目指すのか」と必ず聞かれます。回答の用意が必要です。 と、マスコミ志望の大学生2人に投げかけてみた。 そうですね。 記者を目指す理由で一番大きいのは、「構造的暴力を明らかにし、地域、または日本社会全体における問題の解決に貢献したいから」というものです。 (水俣病に関心があるのは、水俣病発生当時の構造的暴力を授業で学習したからです。) 志望理由をしっかりと文章にまとめたことがないので、これを機にまとめてみようと思います。 (私)すご

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        001 山口県パン豆本

          バス乗車時間55分

          これはきつい。 皆遅刻かな。 通常は20分前後。 福岡では、雨が降ると、交通渋滞がさらに醜くなる。 しかし、乗客は意外なほど、冷静だ。 利尿剤を摂取している私。 トイレを欲する、一歩手前だ。 今年も始まり、まもなく半年になる。 西鉄春日原駅バス停に到着、ジャスト60分と少し。 福岡あるある、でした。

          豆本が紡ぐ縁

          2020年より、自著「豆本」を計6冊発刊した。 高校生や大学生が取材記者として総勢100人ほどが参加した。大半がまちづくりに関心のある学生有志の参加だが、福岡県立若松商業高校のように課題研究授業で豆本づくりに挑戦したところもある。 「まずは10冊を出す。そこにいけば、切り拓ける世界があるはず」と、わがに檄を入れてきた。 福岡県糸島で牡蠣養殖業を営む青年とメッセンジャーで久しぶり近況報告。 「一番最初にお会いしたのが私が27だったのでもう14年前、平さんがちょうど今の自

          福岡郊外のバス停GP

          朝からスリリングだ。 GPとはGrand Prixの仏語らしい。F1好きなら、おなじみの言葉だ。レースのことだ。 7:23ジャスト 福岡市近郊のこのバス停は始発パスが最初に停まる。 2024.5.28 梅雨らしい雨。バス待ち客は皆、陰気顔だ。高齢男性の姿もある。通院かアルバイトか。福岡はサービス業の商都だけに、幅広い年齢層の人材が活躍できるが、給料は案外、低い。 始発のバスが目に入ると、客の顔色が変わり、体が自然と動きだす。 ここのバス停は二列に並ばない。 大都

          福岡郊外のバス停GP

          山口市⚪︎⚫︎豆本(1)カフェめぐり

          2024年5月26日。 山口大学、山口県立大学の学生が山口市内でカフェめぐりを楽しんだ。 プレ取材会と称した、 楽しい楽しいカフェめぐり。 ただ、翌日になると。 「カフェのものだけで腹を満たすと、次の日、胃がおかしくなる」(文・岩坪立 写真・長州撮) 山口市の平屋と情緒ある景色を生かしたお店ごとの個性を感じることができました。店内を散策するのも楽しかったです! ラワクと、ひにけに珈琲のお店をまわってかんじたことです⭐︎ 文・今藤彩佳 写真・長州撮 私の豆本は高

          山口市⚪︎⚫︎豆本(1)カフェめぐり

          55歳の閃き

          5 月26日、自著豆本に興味ある大学生と言葉を交わし、cafeを訪問しました。 私は途中参加でしたが、いろんな話をでき、現場で得る情報の量と質がオンラインを圧倒します。よかったです。やはり、対面がよい。 テーマは若者に人気の『cafe』に決めて、いったん、プレ取材に走り出したものの、学生本人たちに会って、実際に話してみて…。 なんか違う なんか違うとさね と心の中が波立つ 共通テーマのもと皆で取材するより、 自分が好きな料理を思う存分に 取材した方がよい その場にい

          大きな手術を経験すると

          バーン。 大手術を経験した私は以前にも増して、モノを落とすようになった。 モノはありとあらゆるモノ。病室でも自宅でも。 メガネやノート、本、コップも落とした。 私は元来、長子特徴ののんびり屋、マイペースなので、子どもの時の食卓では、テーブルの上でコップをよく倒していた。 ドジよし(義彦)。 当時三十代前半の親父に、 あだ名をつけられた記憶も残る。 嫌だったなぁ。 弟2人が気が利いてだけに。 少年ソフトボールでも。 今日は土曜日。 土曜日でも、人の流れが減らな

          大きな手術を経験すると

          55歳の私が若者に何を伝えられるのか(23)「32年前の就活」

          仕事柄、就職活動中の大学4年生と話すことがよくある。今の時期はほぼ毎日、学生と話しているかもしれない。 「就活はご縁。落ちても次がある。どの会社(職種)が自分に合うか、入社してみないと分からない。また、入社しても、自分が心から希望する仕事内容に配置されるか分からない」 といった趣旨の話をする。 他人の話の引用ではなく、自分の経験からだ。 平成4(1992)年の就職戦線はバブル末期で売り手市場から買い手市場への転換期だった。 先輩たちの話と違う。厳しい 駒沢大学文学

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          モーニングコラムのススメ

          金がない。 仕事がない。 伴侶とのトーク合戦。 子の離婚。 定年退職。 親の老後。 日本の50歳は刺激的だ。 私は昨年3月、大動脈解離を発症。 入退院を重ね、体重は103kgから 78kg。強制的に減量できた。 まあ、いずれにしても、 すべてに、やをいかん。 SNSでの署名記事で自分の思いを発することはよいと思う。匿名ではなく。 好きに書けばよい。 少しだけ辛口でウイットに富み。 元記者の目で見れば、 ネタはいくらでもある。 特に長く生きてきた人には。 例えば

          モーニングコラムのススメ

          55歳の私が若者に何を伝えられるのか(22)「会議には何もいりません」

          本日夜、豆本制作に向けたミーティングを行う。県を越えるため、オンラインだ。 昨日のやり取りを振り返ると、 「リーダーではない」と言うまとめ役な人は、会議に向け、何か資料なるものを用意をしたがってる。そう言ってきた。 「会議には何もいりません」 そう心の中で思った。 資料を欲する気持ち。 「取材」という未知なるものに相対するとき、情報を求める気持ちや会議をうまく進めたいという事務局意識も分かる(やっぱ、あの人はリーダーだ)。 その会議に全権を任せられる総責任者(今回は

          55歳の私が若者に何を伝えられるのか(22)「会議には何もいりません」

          リュックが似合わない。短パンも。何もかも

          帰りのバス停は、行きと違って、人はなぜか2列に整列して、バスを待つ。 そして、皆、スマホ操作。 きっとゲームだろう。 頭を左右に見回してみる。 中高年のサラリーマンは今もリュック(高そう)を愛するが、案外、似合わない。 娘や孫からのプレゼントかもしれないが、私は50歳手前でそれに気づき、やめた。 では、いったい全体、何が似合うのか。 ここなんです。 すべて似合わない。 いわゆる、私服がもう何を着ても、ダメ。 なので、高齢の政治家は皆、スーツを着込む。どんなに暑

          リュックが似合わない。短パンも。何もかも

          その原動力は何ですか?

          久しぶりお会いした方に「その原動力は何ですか?」と問われたので、「好奇心ですかね」とお答えした。 その方の職場は大学なので、目の前にはきれいな笑顔の学生がいっぱいいた。 うまくはいえないが、皆そうだろう。 前に進むしかない 大病が見つかれば、主治医が決まり、手術になるし。子が大学進学するのなら、学費とそれにまつわる諸費用をどうにか捻出しないといけない。奨学金だけでは足りない。 運命かどうかは分からぬが、逃げ道はない 病み上がりの私は駅ホームでエレベーターを使うのだが

          その原動力は何ですか?

          55歳の私が若者たちに何を伝えられるのか(21)「競争」

          7:44 いつものバス停に人が集う。 私は2番目。 気づくと、背後や横に10人弱。 都会と違って、列は作らず、バス停に来た順番に関係なくバスに乗り込み、好みの座席を狙う。 女性は年齢的に関係なく、素早い。 バスは相変わらず、遅延だ。 渋滞必至だ。 私の場合、マイカー通勤の日を除くと、競争はこの朝のバス停から始まる。刺激的すぎる。女性がほぼ9割か。 二男は近く全国模試に臨む。 福岡の民放テレビでCMしているやつかもしれない。 人生とは、ずっと、競争かもしれない 会

          55歳の私が若者たちに何を伝えられるのか(21)「競争」