発達障害×過剰適応
あくまで個人の経験・考えです。
全ての発達障害の人に当てはまる内容ではありません。
参考までに、今の自分の障害は、服薬していれば正職員として働くことができ独居も可能な状態です。
受けている診断名は自閉症スペクトラム(ASD)です。
過剰適応について書きます。
「人から良く思われたい」といった気持ちから、無理をして周りに合わせることで、ストレスが強くかかっている状態のことをいいます。
たとえば、家の外(学校など)では「にこにこしている」「おとなしい」「いつも聞き手にまわっている」と思われているけれど、家族に対しては非常に当たりが強いという場合があります。
あるいは、外では無理して背のびをするようにして表面的に適応しているため、帰宅したらぐったりしてしまう方もいるでしょう。
私の場合は、仕事で
「ほどほどに頑張る」がなかなかできず、全力で働いているようなところがあるため、家の中での姿とは別人のようだと思います。
スイッチのオン・オフによって、モードが切り替わる感じです。
仕事ではできるのに、プライベートではできないことがいくつかあります。
例えば、仕事では「行動が早い」「時間やスケジュールの管理が上手」と言われますが、家では「行動力がない」「だらしない」「無頓着」という印象を家族から持たれていると思います。
仕事では、「ちゃんとしていないとダメ」という意識があります。
少しでも良い評価をもらいたい、認めてほしいという気持ちも強い方だと思います。
発達障害当事者やそのご家族、支援者の方にとって何かヒントになれば幸いです。
ご質問などあればコメントをください。
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