見出し画像

藤井風さんの『花』がすごい

わたしがいうまでもなく、藤井風さんは人気者で、彼のすばらしさは語り尽くされていると思う。
いまさら私があえていうことはないのだけど今回の新作『花』がよすぎてぶっ飛んだのでシェアしていきます。

『花』の歌詞が良すぎる件

まぁ、まず聞いてくれ

完全にスピリチュアルの話じゃないです?!
それを、こんな、エンタメに昇華して、、、
カッコ良すぎるッッッ!!!

誰もが一人
全ては一つ
色々な姿や形に
惑わされるけど
いつの日か
いつかはかわいく思えるさ
私は何になろうか
どんな色がいいかな
探しに行くよ
うちなる花を

藤井風『花』 歌詞の一部

藤井風さんがビーガンでヨガをしてらっしゃる話は有名ですが、インドの哲学やネイティブアメリカンの宇宙や世界のあり方、禅の精神性が、彼を通すとこんな言葉になって出てくるんだって感動っていうかぶっ飛びましたマジで。

僕らを信じてみた
僕らを感じてた

上に同じ

この、ぼくら、の〝ら〟がすごくいいよね。
人同士だけじゃなくて、たとえば犬とか、猫とか、もっも大きなみたことない生き物とか、山とか川とか海とか、そういった自然も含めての複数形かもしれない。
個人で考えない、て感覚は瞑想と似てる。

マインドフルネスや瞑想ってめっちゃ個人的にやるもんってイメージあるかもしれないけど
今を感じて、好き嫌いの判断を捨てて、今の自分の肉体を超えると、もう一人の私にコネクトするんだよね。
私の大好きな僧侶、山下良道さんはそれを『青空としてのわたし』て表現してたけど、その青空としてのわたしは、もうあれこれ悩んだり苦しんだりする個人的な私とは全く別物。
まさに『僕ら』という視点を持ち合わせてるわたしに戻れる、それが瞑想だと思ってる。
ま、私はまだ青空としてのわたしはなかなか感じられてないんだけど笑

枯れていく
今この瞬間も
咲いている
全ては溶けていく

上に同じ


この後、『誰を生きようかな』
と続くんですよ。すごくない?

全てが溶けてワンネスの世界に戻った後、次は誰として生きようか選んで、そしてまたこの物質世界に戻ってくる。
だから、みんな愛おしく、尊い。だってもともとひとつだったから。
完全に輪廻転生の話と受け取れる。
もしくは!
私たちの体の細胞は常に死んで生まれを繰り返してるから、その科学的な毎日の緩やかな死と再生や、毎日の中で元気をなくしたり、調子良くなって友達と笑ったりしながら常に変化していく自分、という受け取り方もできる。
ネガティブな私もポジティブな私も、全部私。
変化するのが、私。
それも表現してる気がするな。

だってみんな、安定したいもんね。
常にポジティブな方、ポジティブな方へと安定したがるけど、禅の世界では陽を極めすぎるとそれは陰と一緒って言葉があるように、やはり自分を固定する思考はどこか無理が出てくる。

そして最後繰り返させるこの言葉

My flower is here 

上に同じ

外に求めないで。
あなたの内側にあるんだよ、綺麗な花はもう咲いてる。ずっと、咲いて、ここにいる。

泣けるわーわーワーワー

いや、藤井風さんすごいです。
大好きです。

てことでね、こんなもんにしておこうと思います。
またこの話はゆっくりリライトしたい!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?