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ママになって考えた「働き方」について


ママになって、
お金のこと、仕事のこと、社会との繋がり、自分のやりがい...

いろんなことを考えるようになった。

私は、幼稚園入園までは一緒に過ごしたいと思ってて、これが優先順位の一番目。

だから、そもそも子どもが小さいうちに仕事をしようという気持ちがあったわけではない。

お金のことや、自分のリフレッシュの時間を確保すること、孤独にならずに社会と繋がることなどを、
仕事をしたり保育園に預けたりすること以外で、どうしたらいいかな?って考えてる。

子どもとの時間を大切にしながらも、何かできることはないか?

家にいながら、子どもと一緒に過ごしながらでもできること...

在宅でできる仕事?個人事業主になる?投資?副業?

これから何を選んでどう生きていく?


...結論から言うと、
私は稼ぐこととやりたいことは別で考えて、
今は子育てに専念して、
やりたいことは、趣味として楽しんで続けられる範囲でやることにした。


子育て以外の「何か」を始めたくなったきっかけ


私が最初に何かを始めたいと思ったのは、次男が生まれてからのこと。

0歳と2歳の2人を自宅保育する大変さは想像以上だった。

「もう預けたい...」とも思った。
けど、幼稚園入園まで一緒に過ごすことだけは曲げたくない!という意地もあった。
それは、長男を出産した時から今も変わらず。

私の心の奥底にある「これだけは絶対になにがなんでも成し遂げる!」みたいな強い決意。

私は今までの人生で、辛い苦しいと思ったら、その環境から離れることを選択してきた。
部活や仕事など、何かに熱中して、苦しくても逃げないぞ!みたいな経験も特になかった。

子育てをして初めて、苦しくても逃げられない状況になった。

私にとって人生で初めての、一番大きな試練の山だって感じている。

だからなのか、とにかく「これだけは曲げたくない!」って強い気持ちがある。

多分、自分のために成し遂げたいんだと思う。

だけど、楽しいだけではやっていけない子育て。
その大変さゆえに、子育てしかしていない自分に対するモヤモヤした気持ちが生まれたのも事実。

そこで、自分で料理教室を開いてみよう!と思って挑戦してみたんだけども、

根底にはずっと、
自分のやりがいを見つけることで、子育てをもっと楽しみたい!って気持ちがあった。

あくまで本業は子育て


子育てしながら料理教室を始めるという挑戦


最初に思い立ってからいろいろやってみた1年。

結果として、個人で「料理教室」という形で挑戦することはやめた。
(料理に関することをやりたい気持ちは変わらずなので、やり方を変えることにした。)

詳しくはこちらに。


料理教室をやってみたこと以外にも、いろいろ情報を取りに行ったりしたけど、
何にせよ、個人の活動で稼ごうとすること自体をやめた。

投資やお金のことに関しては、苦手分野すぎて勉強してもどうにも克服できないので、家計の管理も含めて、夫に任せることにした。

生活のために「お金を稼ぐ」ということも、今は夫の力に任せている。

つい最近、男性性と女性性の話を聞いた時にも、今は私が子育てに専念して、夫は仕事を頑張る、という選択が一番だと改めて思った。
(夫婦の役割分担の話は後半に詳しく。)

今後もずっと仕事をしないつもりではなく、子どもの成長と共にその都度見直していくことになると思うけれど、

料理教室に挑戦してみて改めて気づいたのは、子どもが小さな今、一番優先したいのは、やっぱり子どもと一緒に過ごす時間だということ。


だから、今はどんなに大変でも、どんなに悩んでも、とことん自分と家族と向き合って、思いっきり子育てを楽しむ!

お金に対する不安がないわけではないけど、我が家は持ち家や車なども購入していないので、固定費がそんなにないことも大きいかも?


「稼ぐこと」と「やりたいこと」は別で考える


料理教室を始めて少し経った頃、個人事業主としてやれるようになったらいいな〜と思い描いた時期もあった。

けど、1年間やってみて、仕事としてやるなら覚悟を決めて本気でやらなきゃいけないし、子育ての傍でちょいちょいっとやれるほど甘いものではない、と気づいた。

計画的に動くというよりは、とりあえず考えるよりまずはやってみるかー!!というタイプなので、料理教室を始めたのも、特に計画もなく完全に勢いだった(笑)

22歳で大学を卒業し、24歳で結婚、25歳で出産し専業主婦に。
社会人としての経験も少ないまま、子育て一色の生活になったから、ビジネスの部分は本当に未熟すぎたと思う。

それでも、私の挑戦を応援してくれた夫には、本当に感謝してる。
きっと、心の中ではいろいろ突っ込んでたかもしれないけど(笑)いつも前向きな言葉で支えてくれてた。

実際に料理教室をやろうと挑戦してみて、現実はそう甘くないことも実感した。

「こんなことやれたらいいな」はたくさん思い浮かんだ。
けど、1人の力では何も実現できない。

何かをするということは、それを必要としてくれる誰かがいてくれて初めて成立するわけで、自分のやりたい気持ちや熱い想いがあれば成功するわけではない。

さらに、そこから利益を出そうとするのは、かなり難しかった。

だから、思うようにいかないな〜ともどかしかった。

お金を稼ぐことを目的にするのであれば、雇われて仕事をしようと思った。
その中で自分がやれることを見つけていくのがいいなぁって。

「自分がやりたいことをする」を目的にしながら稼ごうとすると、どんどん苦しくなっていった。


女性性と男性性?夫婦の役割のバランス


つい最近、女性性と男性性について、少し雑談した時があった。

私は女性性って何?って感じだったんだけど、会話の内容や、後から調べてみたことからわかったのは、

身体的な性別ではなく、心理的・精神的な部分での「女性らしさ」や「男性らしさ」のこと。

そしてどちらの性質も、男女問わず誰しもが持っている性質。

男性性の強みは「果敢な行動力」で、能動的に外側に進んでいくエネルギー。理論的思考ができ、自分がやりたいことを粘り強く探求することができる。

女性性の強みは「心を察する感性」で、受容的に内側に包み込んでいくエネルギー。相手が何を求めているのかを察する能力にひじょうに長けている。

https://www.counselingservice.jp/lecture/34532/



きっと、料理教室に挑戦するぞーー!!と燃えていた時の私は、男性性が強く出ていたんだと思う。

だけど、子どもとの時間を優先したいという気持ちに反しているせいで、空回りしていたのかな?

家族の時間を犠牲にしてしまっている、と感じることが多かった。
だんだん、何のためにやっているのか分からなくなってしまっていた。

女性性を活かして何かをしたいのであれば、「誰かのためになることが嬉しい」「社会の役に立てて嬉しい」という、貢献の気持ちでやれることをするといいんだそう。

あと、夫婦でのバランスも大事みたい。

生活のためにお金を稼ぐということを、今は夫の力に任せているのも、男性性と女性性の話をを聞いた時に、「今はこの選択が私にとってベストだ」と改めて思った。

夫は、私が働くかどうかは「やりたいようにやりな」と言ってくれていて、夫自身は仕事を頑張りたい、仕事で成長したい、と思っている人。

だから、ほぼ毎日残業もあるけど、夫にとってそれは、私が何がなんでも子育てを頑張りたいように、「求められていることには応えたい」と頑張っていること。

その分、土日は家族時間を過ごすことや、夫婦それぞれの1人時間をとることに対して、夫婦で同じ気持ちでいれてることも救いになってる。

平日誰かに頼りたい時は、幼稚園や一時預かり、市の産前産後サポート、ママたちのコミュニティ、祖父母など、
夫以外の力を借りることも選択肢として大事にしてる。

女性性と男性性については、詳しくまたお話聞けたらいいな〜って思ってるとこ。


まとめ


子育てが始まって4年ちょい。

子育ての悩みは、一つ解決したかと思えば、また新しい悩みが生まれたり、

子どものことだけじゃなく、自分のこと、夫婦のこと、将来のこと...

考えてたらキリがないし、正解もないからどうしようもなく苦しくなる時もある。

だけど、
子どもが生まれたおかげで、

今まで思いつきもしなかった挑戦ができたり、
新たな出会いがあったり、
自分ととことん向き合ってみたり、

大変だけど、すごく充実した濃い日々が送れてるなって思えるようになった。

この約4年間で私が学んだことは、

今あるものに目を向けて、
今を思いっきり楽しむ!

そして、
新しく手に入れることだけじゃなく、思い切って手放してみること。
モノだけじゃなく、思考や価値観、やりたいこと、お金、仕事、人間関係も、断捨離大事!
時々見直して「今の状態ベストかな?」って考えみる。

だって、子育ても含めて、私の人生悔いなく楽しみたい!

進んだり戻ったりしながら、子どもと一緒に成長していく自分の姿も、目一杯味わいながら、今やれることは今やる。

「働き方」というより「生き方」になったかもしれないけど、仕事も子育ても人生の一部で全てではないからね。

完璧じゃなくて、「私はこうしたい」を追い求めていこうと思います!

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