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愛車を手放したら…ディーラーの神対応に心をつかまれた話

こんにちは!ママリ編集部・シンママみほです。

秋といえば行楽シーズン!車でドライブに行かれますか?
日常的に車に乗っている方も、そうでない方もいらっしゃるかもしれませんね。最近はシェアカーなんかも流行っていますよね。

私は学生時代から憧れていた車があり、離婚後にその車に乗ることが出来ました。今回は車と私の思い出について書きたいと思います。


ずっと乗りたかった!憧れの車

私には、学生時代からずっと乗りたかった車(外車)がありました。
婚姻中は車好きな前夫のチョイスで別の車に乗っていたのですが、離婚後、新しく車を購入することになりました。

最初、憧れの車が頭に浮かんだものの、購入費や維持費を考えると現実的ではありませんでした。

しかし、中古車をくまなく探していると、なんとドンピシャで憧れの車が売りに出されていたのです。

10年落ちで走行距離は7万キロ…。修復歴はなし、ワンオーナー。
状態も良好。しかも、ほしかったカラー。予算内ギリギリ…。

迷いに迷ったのですが、「人生で一度は乗りたい」と思っていた車。これはチャンスかもしれない…そう思って購入することにしました。

お出かけが楽しかった

憧れの車を手にし実際に乗ってみると、お出かけはとても楽しくて快適でした。

娘もとても気に入っていて、一緒に洗車したり旅行に行くと車と一緒に写真を撮ったりしました。

自宅駐車場に停まっているのを家の窓から眺めてニヤニヤが止まらなかったり、娘とよく車に話しかけたりするほど…笑

心からほしかったものが手に入ると、こんなに毎日が充実して感じられるんだなと思うほど「愛車」との日々はかけがえのないものでした。

不具合が出始め、お別れを決意…

しかし、数年後、そんな「愛車」との日々にかげりが見えはじめます。
10年落ちだったこともあってか、車のさまざまな部位に不具合が出始めます。

何回か修理をするたびにお金がかかりましたし、もうエンジンも総とっかえ…となってしまうと、中古で購入した時よりもお金がかかってしまう。
総額を考えると普通に国産の安い新車が買えちゃう…。

ディーラーさんに相談すると、「今後もこうした不具合は避けられないかも」とのこと…。それでも修理しながら何年も何十年も大切に乗る方もいると思います。

でも、今はそれは私にとってはとても現実的ではありませんでした。

これからの修理費や維持費のことを考えると、手放すタイミングが来たのでした…。

正規ディーラーさんの神対応

なくなくお別れをすることになり、愛車が大好きだった娘もとてもショックを受けていました。

「車と一緒にいろんなところに行ったね」「大好きだったね」と2人でたくさん話しました。

中古で買収してくれるところを色々探しましたが、故障しているため「廃車」にして廃車料金がかかる…と言われてしまいました。

「廃車になるのはつらいな。せめて他の誰かが大切に乗ってくれたら…」と思っていたところ、ディーラーさんのつてで買い取ってくださる車屋さんが見つかりました。

廃車にせず、修理をしてまた売りに出してくれるとのことで、それはとても嬉しい言葉でした。

ディーラーさんにとっては直接、自分の会社の売上になるわけではないんですよね。でも、横のつながりや縁を大切にされている方で、特別の配慮をしてくださったように感じます。

さらに、娘が「(愛車)と一緒に過ごせてうれしかった。またいつか乗りたいです」と手紙を渡すと、後日、家に宅配便が届きました。

そこには、その外車のオリジナルキャラクターの高級ぬいぐるみが2つも入っていて、「大切に乗ってくれてありがとう!またいつか乗ってね」と手紙が添えてあったのです…。

めぐりめぐってファンになる

今回、ディーラーさんには、修理の見積もりから愛車を手放す関係や手続きまで、かなりの労力を使わせてしまったはずが、まさかのホスピタリティの高さに感動せざるを得ませんでした。

そして娘は「大人になったら絶対にまた乗る!」と固い決意を胸にしています。

その「車」が好きだったという思いから、その「車」を販売している会社も、そこで働いている人たちも大好きになりました。
ファンになってしまうってこういうことなのかな。

機械的なことや合理性が大切にされることも多いなか、手間ひまをかけて「人」や「出会い」を大切にすること。そのものの価値以上のホスピタリティを提供すること…。
そうした積み重ねが、めぐりめぐってまたファンを増やしていくのかもしれませんね。

愛車と過ごした日々やあの時の気持ちは、私も娘も一生忘れません。
そして、またいつかあの車に乗りたいです。
(もちろん、現在、乗っている車もとても大好きで大切にしています。笑)


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