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月形町の北海道留学

北海道から帰ってきて、ホッとするような、寂しいような気持ちを抱えつつ、日常に戻っています。
とにかく、目が痒い。
5歳の娘も痒がっていて、北海道は花粉がなかった(まだ雪深かった)んだとしみじみ感じます。
いつか移住か二拠点生活することに想いを馳せつつ、保育園留学の感想をまとめておきます。

昨年6月の厚沢部町に続き、二度目の北海道への保育園留学。
保育園留学は子供が保育園にいるうちしかできないので、また行けるうちに行きたいと漠然と思っていたのと、娘が雪遊びがしたいということだったので、まだ行けるところあるかなと11月に、事務局のコンシェルジュに条件をあげて行き先のご相談をしました。
いくつか候補をあげていただいた中から、
子供視点で言うと
・雪遊びができる
・いつもと違う経験ができる
・のびのび遊べる
大人視点で言うと
・雪のある日常を体験できる(移住先検討)
・温泉がある
・北海道の冬の味覚を楽しめる
という視点で選びました。

宿泊施設から徒歩3分くらいの温泉が改装中で、毎日徒歩で温泉は叶わなかったですが(わかっていました)、車で2、30分のところにある温泉に数回行けましたし、何より、娘が毎日こども園に楽しんで通っていたのがよかったです。
とても温かく迎えてくださって、雪遊びはもちろん、室内遊びも身体を使ったり、お友達とも仲良くしていました。
室内で鉄棒や跳び箱、大縄跳びをして走り回っていて、そういった環境は都内で通っている園にはないので、身体を動かして遊べてとてもよいなあと思いました。
娘は、スノーモービルでソリを引っ張ってもらったのが一番楽しかったようです。

私自身は、寒いのは好きではなく、ウィンタースポーツもしないので、雪はどうかなと思いましたが、とても綺麗で非日常感があり、寒さもそこまで感じない不思議。
スキー場に2回行き、夫は久しぶりにスキーを楽しみ、娘もちょこっとスキーデビューしつつ、そりやチューブでもたくさん遊びました。
あえて言うなら、食事の面だけ想定と少し違い、夫が少し残念がっていましたが、普通に暮らせるので問題はなかったです。
厚沢部町では、ウニやカニがスーパーで売っていて、海鮮が好きな夫はとても喜んでいたのですが、月形町はそういったものを取り扱っているスーパーが近くになく(海からの距離の問題かも)、少し離れた大型スーパーもイオンなどで産直感はあまりかった点や、仕事の合間のランチに行ける飲食店がかなり少ない点はありました。

住めば都というのはよく言ったもので、どこにでも住めるなと思いましたし、北海道がまた好きになりました。
雪が壁のようになり、見晴らしがなくなるのが意外でしたが、雪の壁がないところから見る、遠くの山々や白く雪に覆われた大地の広さは、やっぱり関東圏では味わいづらく、その雄大さには心が洗われるようでした。
何も持たずに生まれて死ぬことや、小さい世界で生きていること、でもその中で関わる人に生かされているありがたさなどを体感できました。

保育園留学はそこそこお金もかかりますし、会社と交渉しないとすんなり実現できない方もいると思いますが、迷ったら、ぜひ行くことをおすすめします。
自分がピンとくるものは、世の中にそう転がっていないので、心のアンテナに引っかかったものは、大事にしていきたいなと、私も改めて思いました。


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