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他のおやこに出会えることで得られるもの

おはようございます。オンライン子育てひろば「ママこぺる」の きったん です。

先週金曜日、緊急事態宣言の対象地域が追加され13都府県になりました。まん延防止等重点措置の適用地域は16道県に…。 地域の子育て支援センターや子育てひろばのWebサイトやSNSには、次々と休館やイベント中止のお知らせが掲載されています。

コロナ禍での妊娠・出産、子育て。お住まいの地域によってその影響はさまざまとは思いますが、どなたも本当にいろいろな影響を受けていると思います。私が個人的に、いちばん影響が大きいと思うことのひとつに「他のおやこを見る機会が少ない」ということがあります。

例えば、公園で他のおやこが近くで遊んでいるとか、お散歩していたら他のおやこと挨拶したとか、ショッピングモールで他のおやことすれ違ったとか、子育てひろばで他のおやこが絵本を読んでいる様子を見たとか。

直接子ども同士が遊んだり親同士が話をしたりしなくても、 こうやって、ただすれ違ったとか、話しているのが聞こえてきたとか、遊んでいる様子が見えたとか。 そんな時に、「ああ、子育てを頑張っているのは自分だけじゃないんだ」って励まされたり、「ああ、ああやってお話するのいいな」「あんな風に遊ぶのいいな、今度やってみよう」って子どもとのコミュニケーションについて新しい選択肢を知れたり。それに、他の人から見える自分を意識できて、ちょっとだけ背筋が伸びたり。

おうちで子どもとふたりっきりの時とは違う刺激が、親にも子どもにもある。そう思うんです。

でもコロナ禍で、お出かけが難しくなりました。色々と対策をとりながら出来る範囲で何とかお出かけの機会を作っている人もいると思いますし、身を守るため、家族を守るために外出を極限まで控えている人もいると思います。 そうするとどうしても、コロナ以前とは違って、他のおやこを見る機会が少なくなっています。

ママこぺるに遊びに来てもらった方からの感想としてよくいただくものに、「他のおやこの様子が見られてよかった」というものがあります。画面越しな上に、限られた時間ですから、対面で会えたときと比べたらずっとずっと得られる情報は少ないかもしれません。それでも画面の向こうに、同じように子育てを頑張っているおやこがいることが感じられ、そのおやこの触れ合いの様子が見られ、自分もまたそうして触れ合っているおやこの一員であると実感できる…。それはもしかしたら、オンライン子育てひろばを始めたときに私たちが考えていた以上に価値がある時間なのかもしれません。

ひろばで楽しい時間を過ごしたあとは、みんなまたおうちの時間に戻ります。そのときすこしでも、孤独感が軽くなっていたり、マンネリになりがちな子どもとの触れ合いに新しい風を入れられたり、ちょっと自信が出ていたりしたら嬉しいな、と、そんなことを想いながら毎日のひろばを開いています。


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