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予約の思い出

(文字数約1,200文字)

日頃からアラームやリマイダー、メールの予約送信などは正確な日時に機能してくれるのでとっても助かっている。

ただし、ちゃんと設定しないと、、、。

結婚前、私はフリーランスの仕事でほぼ昼夜逆転の生活を送っていた。

夜の方が電話も鳴らず、飼っていたワンコたちも邪魔しないので、集中できたからだ。

今や起きていられません、、、


2時頃、もしくは明け方に寝るなどはしょっちゅう。

しかし、当時交際中だった夫は、会社員だ。

昼頃起きてくる生活を絶対に悟られてはならない、と私はひた隠しにしていた。

そして、彼とは、毎朝おはようメールをガラケーでやりとりしていた。

根が生真面目なは、たとえ、朝4時に寝たとしても7時にはアラームをかけ、ちゃんとメッセージを送っていたのだ!
(別にえばることじゃないか、、、)

頑張って起きる!

文章を書くのはもともと好きなので、毎回ちょっとした話を書き入れたり、、、。

天気から始まり、二人で行った場所の感想、悪たれワンコの所業などたあいのない話などだ。

ただ、仕事が忙しい時期だと眠くて、なかなか気の利いた内容にならないままメールを送ってしまうことに、ちょっとモヤモヤしていた。

そんな時、予約送信で送れば良いのでは!と気がついた。

仕事でも使ったことがなく、アリバイ工作用?としか思えなかった機能を初めて使ってみることにした。

夜の方が、冴えているので落ち着いて文章も書ける。

実際はポチポチ打ち込む、、、

ちゃんと天気も調べて、冒頭に書き込む。(なんか仕事っぽい)

「おはようございます。
今日は良いお天気で、気持ちがよいですね!
昨日はビスコ(ワンコです)がお散歩中に、、、」

こんな調子でたいてい午前2時位には、メッセージを打ち終える。

天気が怪しい時は、気温を話題にするなど、そこは臨機応変に!
(ますます仕事っぽい)

最後に朝8時5分位に送信できるよう予約をして、ぼちっと押す

オッシ、これでOK!


なんて便利なんだろう!
昼までゆっくり眠れるぜ!とワンコに占領されたベッドに潜り込んだ。

こうして夫とは、朝のメッセージのやり取りを時間差ながら続けることができた。

結婚後、夫に「実はね、、、」と件の機能を使いこなしていたのだーという自慢をした。

すると夫は、

「えー、だからいつも夜中の2時とかにメッセージがきてたのかー」

え?

おはようございます、ってあるから、ヤバイ!!すっごい早起きの人なんだーって思ってたよー」

は?
ちゃんと送れてなかった?
っていうか、そのままオンタイムで送っちゃってた!?

どうやら、予約送信は有料プラン(当時)の一つだったらしい。そいうえば毎回、プランを確認してくれ、という画面になっていた気がする。

使いこなすどころか、私は午前2時に、やたら明るくおはようってメールを送ってくる、ただの怪しい女だった。

早過ぎだろっ!


それを超早起きの人なんだーって変換しちゃう夫もすごい。

そもそも一度も突っ込みをいれてこなかったし、、、。

さて、この記事は11月17日に作成したので、
予約投稿を初めて使い、明日朝8時にアップしてみようと思う!

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