男澤 誠|従業員44名のものづくり町工場が子どもたちのためにできること

◎横浜市都筑区の株式会社スリーハイ代表の男澤です。 ◎横浜市都筑区で町工場カフェ「DE…

男澤 誠|従業員44名のものづくり町工場が子どもたちのためにできること

◎横浜市都筑区の株式会社スリーハイ代表の男澤です。 ◎横浜市都筑区で町工場カフェ「DEN」をやってます。 ◎当noteではスリーハイや男澤が取り組んだ教育機関との活動のレポートをしていきます。

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【スリーハイ×教育機関関連レポート】

横浜市都筑区で従業員数42名の産業用ヒーターを作る会社、株式会社スリーハイ代表の男澤です。こちらのnoteでは、神奈川県立高校との半年間にわたる「総合的な探究の時間」の授業レポートや、大学でのコーポレートガバナンスの講義など「私たちのような中小企業・ものづくり企業・町工場が、子どもたちのためにできること」テーマに、教育機関や地域の方々とのつながりを記しています。 中小企業の経営者の方は、とかく情報発信に苦手意識を持っている方が多いもの。しかし日本の総企業数の99.7%が中小

    • ステークホルダー・エンゲージメントを高める取り組み~アイデアの共有編~

      こんにちは、神奈川大学経営学部2年安藤です。 今回は5月28日に行った「ステークホルダー・エンゲージメントを高める取り組み」のアイデアをスリーハイの徳江さんと坂井さんに共有する打ち合わせを行いました。 スリーハイさんとの取り組みは今回で3週目です!プロジェクトが少しずつ形になり始めてわくわくしています。 これまでの記事はこちら 6月4日 ZOOMでの打ち合わせ打ち合わせではみんな緊張していましたが、徳江さんや坂井さんが頷いたり、リアクションを沢山取って下さったため、

      • ついに、最終プレゼン前の最終授業!!〜プレゼン練習に臨むグループも

        神奈川県立綾瀬高校で行われてきた「総合的な探究の時間」。産業用ヒーター製造の株式会社スリーハイ(横浜市)は、2023年11月末から半年ほど当授業に全面的に協力してきました。 このプロジェクトが始まる前には『授業の題材をどうするか』という根本的なところから、先生方やNPO法人SoELaさんと話し合いを実施。授業が始まってからは、ほぼ毎週高校に足を運び、教室を訪れ、その都度生徒さんたちの疑問や提案に対するフィードバックを重ねてきました。 2024年6月20日が最終プレゼン、6

        • ステークホルダー・エンゲージメントを高める取り組み~アイデア出し編~

          ※この記事は、神奈川大学経営学部の学生が執筆しています 神奈川大学経営学部2年の三澤です。 学部のマネジメント体験プログラム[ビジネス・地域課題コース]にて株式会社スリーハイさんと連携させて頂くことになり、この度はnoteの活動記録を担当させていただいたので不慣れですが精一杯頑張ろうと思います! 前週はこちら 5月28日 グループワーク今回は個々で考えたステークホルダー・エンゲージメントを高める取り組みのアイデアを出し合う日です。 前回の打ち合わせで話を聞いて出てきた

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          神奈川大学経営学部の学生と考える「ステークホルダー・エンゲージメントを高める取り組み」キックオフ!!

          スリーハイ代表の男澤です。このnoteでは、未来を担う学生のみなさんと、スリーハイが一緒に行う取り組みを中心に発信しています。 さて、2024年4月から新しい取り組みが始まりました。 スリーハイは神奈川大学経営学部マネジメント体験プログラム[ビジネス・地域課題コース]に参加しています。詳しくは神奈川大学のHPをご覧いただきたいですが、簡単にご説明しますと… このプログラムは、学生のみなさんが学修した知識を、社会の諸問題解決に生かしていくスキルを身につけることを目標として

          神奈川大学経営学部の学生と考える「ステークホルダー・エンゲージメントを高める取り組み」キックオフ!!

          最終プレゼンに向けたブラッシュアップ②

          神奈川県立綾瀬高校で行われてきた「総合的な探究の時間」。産業用ヒーター製造の株式会社スリーハイ(横浜市)は、2023年11月末から半年ほど当授業に全面的に協力してきました。 このプロジェクトが始まる前には『授業の題材をどうするか』という根本的なところから、先生方やNPO法人SoELaさんと話し合いを実施。授業が始まってからは、ほぼ毎週高校に足を運び、教室を訪れ、その都度生徒さんたちの疑問や提案に対するフィードバックを重ねてきました。 2024年6月20日の最終プレゼン、6

          最終プレゼンに向けたブラッシュアップ①

          神奈川県立綾瀬高校で行われてきた「総合的な探究の時間」。産業用ヒーター製造の株式会社スリーハイ(横浜市)が全面的に授業協力を行い、社内で抱える経営課題を高校生に解決してもらおうという取り組みです。2023年11月末から半年という長期間をかけて取り組んできた授業も、2024年6月の最終プレゼンに向けて大詰め。綾瀬高校普通科に通う生徒さん323名は、どのようなプレゼンをしてくれるのでしょうか? 第11回授業「アイデア修正シート」を活用して提案書をブラッシュアップ2024年5月2

          NPO法人SoELaによるプレゼンテーション講座が行われました

          神奈川県立綾瀬高校で行われてきた「総合的な探究の時間」。産業用ヒーター製造の株式会社スリーハイ(横浜市)が全面的に授業協力を行い、社内で抱える経営課題を高校生に解決してもらおうという取り組みです。 4月25日、2024年度第2回目の講座は、久しぶりに全クラスが体育館に集合して合同講義。NPO法人SoELaの郷原さんによる「プレゼンテーション講座」が行われました。 「総合的な探究の時間」では、提案をプレゼンテーションにまとめ、発表することになっています。 今回、スリーハイ

          NPO法人SoELaによるプレゼンテーション講座が行われました

          提案のままで終わらせない!提案→実現に向けた企業フィードバック【その2】

          神奈川県立綾瀬高校の普通科生徒323人全員が、同じ神奈川県内の中小企業が抱える実際の経営課題解決に取り組む「総合的な探究の時間」。綾瀬高校の生徒323名は、スリーハイ綾瀬高校支店の新入社員として、55のチームに分かれて中間提案書を提出しました。 スリーハイ社員は生徒たちの提案すべてに目を通し、より実現性の高い解決策に昇華させ るべく、各部署ごとにフィードバック書面を作成。それをふまえて教室での総評をお話しし、その後はグループごとに相談を受ける授業を行いました。 第10回授

          提案のままで終わらせない!提案→実現に向けた企業フィードバック【その2】

          提案のままで終わらせない!提案→実現に向けた企業フィードバック【その1】

          神奈川県立綾瀬高校の普通科生徒323人全員が、同じ神奈川県内の中小企業が抱える実際の経営課題解決に取り組む「総合的な探究の時間」。綾瀬高校の生徒323名は、スリーハイ綾瀬高校支店の新入社員として、55のチームに分かれて中間提案書を提出しました。 スリーハイ社員は生徒たちの提案すべてに目を通し、より実現性の高い解決策に昇華させ るべく、各部署ごとにフィードバック書面を作成。それをふまえて教室での総評をお話しし、その後はグループごとに相談を受ける授業を行いました。 第10回授

          提案のままで終わらせない!提案→実現に向けた企業フィードバック【その1】

          いよいよ課題解決の提案書を提出。実用化につながる『あと一歩』とは

          神奈川県内にある県立高校の普通科生徒全員が、同じ神奈川県内の中小企業が抱える実際の経営課題解決に取り組む「総合的な探究の時間」。半年におよぶプロジェクトもいよいよ大詰め。仕上げの時期に近づいています。 第9回授業「これまでのまとめ」2024年3月18日の授業ではみなさんが出してくれた提案を、1枚の「提案書」にまとめる授業が行われました。 生徒たちは、それぞれのアイデアが持つメリットや期待される効果に焦点を当て、アイデアの本質的な価値を捉え直す作業を行いました。 作業に使

          いよいよ課題解決の提案書を提出。実用化につながる『あと一歩』とは

          高校教育専門誌の取材も。高校生が自ら考え自らの独創性を発揮できる時代へ!

          株式会社スリーハイは2023年11月27日〜2024年3月18日まで約半年をかけて神奈川県立綾瀬高校の「総合的な探究の時間」の授業協力をしてきました。私たちスリーハイが抱える5つの経営課題を2年生323人の皆さんに解決してもらおうという試みです。主に毎週月曜日の5時間目に行われた全9回の授業も、もはや大詰め。今回は第8回目の授業レポートです。 これまでの授業と全体の流れ◆第1回〜第3回 探究学習全体の概要説明やマーケティング基礎など ◆第4回 スリーハイ担当社員5名が各部署

          高校教育専門誌の取材も。高校生が自ら考え自らの独創性を発揮できる時代へ!

          「実現可能性」だけ見ていても、ものづくりのイノベーションには繋がらない。

          株式会社スリーハイでは、神奈川県立綾瀬高校の「総合的な探究の時間」の授業協力をしています。 この授業は約半年という比較的長期間、私たちスリーハイが抱える5つの経営課題を「スリーハイ綾瀬高校支店」の2年生社員323人に解決してもらおうというものです。2023年度中実施予定の全9回の授業予定のうち、今回は第7回目の授業の様子をお伝えします。 これまでの授業と全体の流れ第1回〜第3回までの授業では、探究学習全体の概要説明やスリーハイの事業や商品の説明、マーケティング基礎などの基

          「実現可能性」だけ見ていても、ものづくりのイノベーションには繋がらない。

          経験に勝る価値はなし。今の経験を多くの人に伝える大人になってほしい

          株式会社スリーハイでは日本の企業数の99.7%を占めるといわれる中小企業の発展的未来のために、小学校から大学まで各年代の教育機関で講演やイベントを行っています。今回は神奈川県横浜市青葉区の桐蔭横浜大学にて「神奈川の中小企業家研究」というテーマでお話してきました。 桐蔭横浜大学について桐蔭横浜大学は横浜市青葉区にある私立大学です。 法学部、医用工学部、スポーツ健科学部があり、2023年から現代教養学環が新設されました。現在は1学環3学部で約2200名の学生が学んでいます。スリ

          経験に勝る価値はなし。今の経験を多くの人に伝える大人になってほしい

          自由な対話でアイデアを発散。ワールド・カフェ方式の意見交換

          神奈川県立綾瀬高校の「総合的な探究の時間」の授業協力をしています。この授業は約半年という比較的長期間、私たちスリーハイが抱える5つの経営課題を「スリーハイ綾瀬高校支店」の2年生社員323人に解決してもらおうというものです。2023年度中実施予定の全9回の授業予定のうち、今回は第6回目の授業の様子をお伝えします。 これまでの授業と全体の流れ第1回〜第3回までの授業では、探究学習全体の概要説明やスリーハイの事業や商品の説明、マーケティング基礎などの基本的情報をインプット。第4回

          自由な対話でアイデアを発散。ワールド・カフェ方式の意見交換

          【現状把握→アイデアの種】323名×9クラスの担任教師が起こす∞の化学反応に期待

          株式会社スリーハイが2023年11月から約6ヶ月にわたり協力している神奈川県立綾瀬高校の「総合的な探究の時間」。中小企業が実際に直面している5つの経営課題を「スリーハイ綾瀬高校支店」の2年生社員323人が、5つの部署に分かれて課題解決に取り組んでいます。 これまでの授業と全体の流れ第1回〜第3回までの授業では、探究学習全体の概要説明やスリーハイの事業や商品の説明、マーケティング基礎などの基本的情報をインプット。第4回はそれぞれの部署に分かれて、スリーハイ担当社員5名から各部

          【現状把握→アイデアの種】323名×9クラスの担任教師が起こす∞の化学反応に期待