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速く書けるとお金が儲かる。

 中山マコトです。
なんだか、風が吹けば桶屋が儲かる!的なタイトルですが、
実際にそうなので、ちょっとお話をしましょうか。

ある日、知らない番号の電話が鳴りました。
それは、某大手出版社の編集長からの電話でした。

で、彼は開口一番、「中山ちゃん!助けてくれないかな~」と言う訳です。
「え?僕に出来ることなら・・」と応じると、
ある著者さんがアクシデントと言うかトラブルと言うかで、
原稿が間に合いそうにも無い・・・と。

でも、出版案内は書店にも出してしまっているし、
新聞広告の枠も押さえてしまっている。
だから穴を開ける訳にはいかないのだ・・・と。
時間の無い中、考えていたら、中山さんが、
「一週間で書く」と言っていたのを思いだし、
電話をしてみたと言う事だったんです。
 
締め切りはいつなのか?ときくと2週間しか無い!と言います。
僕は逆に、「2週間もあるんだ」と思いました。
で、テーマを聞くと全く問題無く書ける内容です。
なので僕は引き受けました。
 
一週間でなんとかしますよ!と言う僕に編集長は、
「いや、2週間は使ってもらって構わないので、よろしくお願いします!」と言って電話を終えました。
 
結局僕は、6日後に原稿を渡し、全ては順調に終えました。
 
で、打ち上げで呑んでいる時、編集長が、
「お礼は何をしたら良いだろうか?」と訊くので、冗談半分で、
「印税増やしてよ!」と言うと、
「あ、そうしましょう!」といってくれ、結果、
印税率を特例で3%増やしてくれました。
 
その本は初版が1万部だったので、通常の印税率10%で考えると、
本の価格が1500円として、初版印税は150万円。
この出版社は初版分の印税を、目減り無しで支払ってくれるので、
10%を引かれた全額が僕に入って来ます。

ですがその時、編集長がどう手を回してくれたのか?は分かりませんが、
税率13%で処理をしてくれたようなんです。
印税率13%は通常のビジネス書ではあり得ない数字です。

で、入って来た印税は195万円。
つまり、45万円が想定外の収入になりました。
 
特需です。
 
僕にとっては、単に普段通りに原稿を書いただけ。
でも、相手にとっては救いの神の神業だった訳です。
 
45万円と言えばそこそこの金額です。
普通のサラリーマンが一ヶ月頑張って働いて、やっと手にするかどうか?
の金額です。
 
それを僕は特別に苦労すること無く手に入れました。
何故なら相手にとって、僕が書くスピードは、
自分の危機を救ってくれるヒーローの必殺技だった訳ですね。

僕はいつも、スピードは大事だよ!と言っています。
教え子達にも、
「何につけ、速く書けると言う事はアドバンテージです。」
と言っています。
もちろん、クオリティは担保できての話ですよ。
 
そもそも、原稿は速く書けた方が良い。
何故なら時間に余裕がある方が、チェックする時間も増えるし、
その精度も上がります。
つまり、時間があるということは、クオリティが保たれやすい訳ですよ。
見直しというのはとても重要ですから。
ダブルチェック、トリプルチェックが可能になる。
 
それはひいては、本の評価につながり、著者の評価にも繋がる。
良いことづくめです。
 
今回の例の場合は、
「速く書けることはお金を稼ぐことに直結する」
と言う事例ですが、他にもメリットは沢山あります。
 
速く書く!
そのことを意識し、できれば訓練もした上で、スピードを磨くと、
あなたの仕事自体に大きな変革が起きるかもしれませんね。

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