見出し画像

サラリーマンがプロポーカープレイヤーになった話①

こんにちは。
PrinceHagaと申します。
職業はプロポーカープレイヤー。(3年目)
(ポーカープレイヤーにプロ資格はないですが)
画像2

EXPC所属(https://www.explorersclub.jp/)
Twitter( https://twitter.com/princehaga1993)
FB(https://www.facebook.com/makoto.haga.3)

趣味はバイオリンとダンスとヨット

コロナでなかなか海外のカジノにも行けないので、節目としてこれまでのキャリアのいきさつでも書いてみようかと思います。
大企業のサラリーマンからポーカープレイヤーになるキャリアは珍しいので興味のある方はのぞいてみて下さい。

目次
0.自己紹介
1.学生~就職まで
2.Prince,ポーカーを知る
3.世界一、、?
4.初海外遠征
5.じゃんけんポーカー
6.2017/2018カウントダウンにて
7.運命のEPT MonteCarlo Main Event
8.Go to LasVegas!!!!
9.今とこれから
(長いのでこのnoteでは3まで)

ー自己紹介ー
羽賀誠(Princehaga)
愛媛県出身 名古屋在住 27歳
プロポーカープレイヤー 3年目になりました。 

略歴
公立高校→神戸大学経営学部→某自動車部品メーカー勤務(3年6カ月)→プロポーカープレイヤー
基本的には海外カジノでのライブキャッシュが中心で、主にラスベガス、マカオでプレーしています。
最近はコロナで海外に行けないのでオンラインで勉強中。
夢はEPT、WSOP、WPTメインイベント優勝。


略歴を見ていただければわかる通り、そこそこ良い大学を卒業して、まぁまぁなホワイト企業に就職、からの突然のポーカープレイヤー、という
キャリアです(笑)

我ながらこんなキャリアを大学時代は予想だにしていませんでしたが、
その過程をこのnoteでは書いていきたいと思います。

1. 学生~就職まで


愛媛県の田舎で生まれ育って公立の小中高を卒業。
地元では結構勉強のできるほうだったので神戸大学に進学(なんとなく経営者になってみたいなぁという気持ちで経営学部へ)してその後愛知県の某メーカーに就職。

性格は負けたら勝つまでやるタイプで、中学受験で落ちた学校にムカついて高等部を受けなおして合格したのに行かない、という謎なこともしてました笑
大学時代は学生団体で夏祭りをやったりオープンキャンパスやったりと割と忙しく過ごしていました。

就職活動を迎えバリバリ働きたい!社会で活躍したい!!と思いながらも、
ベンチャーとかでバリバリやるぜ!!という気概と自信、
そしてなによりも将来の夢がなかった僕は就職のモチベーションも上がらないまま50社近くの面接に落ち、最後になんとか内定をもらった愛知の大手自動車部品メーカーに就職することになったのでした。


Ⅰ Prince,ポーカーを知る

ポーカーを知ったのは大学4年生の時。
当時2chのまとめを発見しました。
http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51868362.html

「Pokerってこんなに賞金稼げるのか!!しかもマインドスポーツとか面白そう!!!」
いうのがきっかけでした。

(これはひゃっほうさん(https://twitter.com/cc_hyahhoo)が投稿していました)
大学時代はポーカースターズのアカウントを作ってみたり、Youtubeで動画を眺めたりしていた程度。
卒業間際にハンターサイト主催のU-23?かなにかの大会に参加したのが人生初ポーカーでした。

その後、就職先の愛知県へ引っ越しました。
ちょうど同じタイミングで名古屋ギルドがオープンしたりと名古屋のアミューズメントポーカー盛り上がっていたタイミングでした。
新社会人ということで、少ないながらもある程度自由なお金を持った僕は足しげくアミューズメントに通うようになり始めます。

当時ははちゃめちゃなブラフをしまくっていて
アミューズのトナメも全然勝てず、かといって大した勉強もせず、という感じでした。(今でも当時の様子を知る人はまさかプロになるとは思ってもいなかったでしょう)
アミューズに通いながらYoutubeで見るようなWSOP(ワールドシリーズオブポーカー)やEPT(ヨーロピアンポーカーツアー)に思いを馳せながら新社会人ライフを過ごしていました。
WSOPやEPTはメインの参加費自体が高額、また渡航費なども考えると100万円以上掛かるため、新卒の給料ではおいそれとは出場できるわけもなく、「一生の思い出に1回くらい出たいなぁ~~」というただの憧れでした。


Ⅱ 世界一、、?

ポーカーの大きい大会で優勝とかしたい!!と思っていた当時の僕はJOPTになんとか出たい!あわよくばEPTのパッケージ取りたい!!
と考えていました。それくらいしか海外のでかいトーナメントに参加する手段が思いつかなかった(笑)

ポーカーを始めて1年が経ったころ、そのチャンスが訪れます。
JOPT Tokyoのメインイベントでファイナルテーブルに残ったのです。(ちなみにDay1に78oで6betAIしてAAをクラックしている)
しかし、残念ながらすぐに飛んでプライズもほぼなし。ファイナルに残った、という満足感だけもって名古屋に帰りました。


↓JOPTの時の若かりし頃

画像1

そうやってだらだらポーカーをして、それなりに仕事にも慣れてきた頃。
EXPCという団体に入っていた僕は同じくメンバーのとある人と食事をしていてこんなことを言われました。

「日本9位とか微妙すぎるでしょ。どうせやるなら世界一目指さないと。意味ないでしょ。」

当時の僕は「せ、世界ですか、、」と戸惑いを隠せず「頑張ります」とだけ答えたのですが、このころから実際にどうなのか?を考え始めるようになります。

それは「世界一になりたいのか?」という問いです。
当時の僕にとっての世界一は、WSOPやEPTなどのメインイベントに優勝することでした。
いざそうなりたいのか?と聞かれれば正直、「なりたい」のでした。
しかし、当然大した貯金もなければスキルもない。なんだかんだ言ってそりゃ無理なんだろうな、とも思っていました。

ただこのころからおぼろげながら、実際に出場するためにはどうすればいいんだろうか、優勝するにはどうすればいいんだろうか、と考え始めました。


今回はここまで。

次回は初の海外遠征編から。
お楽しみに。

ここから先は

279字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?