山谷 真

救世軍少佐。1965年 高円寺生まれ、高円寺育ち。クリスチャン。https://maj…

山谷 真

救世軍少佐。1965年 高円寺生まれ、高円寺育ち。クリスチャン。https://majormak.blogspot.com

マガジン

  • AIと人間の協働による神学

    Chat GPTを使って神学のエッセイを綴っています。

  • 救世軍の歴史

    救世軍 The Salvation Army の歴史を紹介する文章を集めました。

  • セオロジカル・フィクション「新しいエルサレム」

    サイエンス・フィクションならぬセオロジカル・フィクション(神学的創作)のシリーズです。

  • ウィズコロナ・スピリチュアリティー

    ウィズコロナ、ポストコロナのクリスチャンの霊性について、考えて見たいと思います。

  • テオロギア

    キリスト教、聖書、神学についてのすばらしいクリエイターさんたちの記事をあつめています。

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矛盾と分裂を結ぶもの

人間って、首尾一貫していることが、好き、だよね。 若いときに手をつけたことを、死ぬまでやり続けるのは、とても尊敬される生き方。。。というか、生き方、だった。。。 でも、ポストモダンと言われる時代になって、ひとりの人間が、矛盾するいろいろな世界観を同時に保持することが、オーケーとされるようになった。 むかしだったら、そんなの、分裂しているんじゃん、と、ネガティブな評価をされたわけだけれど、いまは、必ずしもそんなことはない。 今日の聖書の言葉。 若者を歩むべき道の初めに

    • AIと人間の協働による神学エッセイ(9)

      このエッセイは人間である私とChatGPTの協働により作成しています。 キリストの十字架上での贖罪の効力について問い:キリストが私たちの身代わりになって死を経験したとしても、もし罪の罰が永遠の地獄であるならば、キリストが死ぬだけではなく永遠の地獄も経験しなければ、私たちを救うことはできないでしょうか? 答えを数式で示すキリストの贖罪の効力が全人類の罪をあがなうのに十分であることを次の数式で表します: $${ A = \infty }$$ $${ R = \sum_{i=

      • AIと人間の協働による神学エッセイ(8)

        このエッセイは人間である私とChatGPTの協働により作成しています。 人間と神の結合点に関する神学的論争と新たな理解カール・バルトとエミール・ブルンナーによる「イマゴ・デイ論争」*¹、そしてカール・ラーナーのケノーシス・キリスト論的超自然的実存規定は、神学における重要なテーマである人間と神の結合点について異なる視点を提供しています。これらの立場を総合し、新たな神学的理解を探ることが本エッセイの目的です。 カール・バルトの立場カール・バルト*² は、堕罪によって人間は神と

        • AIと人間の協働による神学エッセイ(7)

          このエッセイは人間である私とChatGPTの協働により作成しています。 クリスチャンが地上の生活において神の意志の働きに参与する方法イエス・キリストの神人二性一人格の教義は、キリスト教神学において中心的な柱です。この教義は、イエスが完全な神であり完全な人であることを示し、神性と人性がイエスという一つの人格の中で密接に結合していることを強調します。451年のカルケドン公会議で確認されたカルケドン信条は、イエスの救済行為に対する理解の基礎となっており、クリスチャンが地上の生活に

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          AIと人間の協働による神学エッセイ(6)

          このエッセイは人間である私とChatGPTの協働により作成しています。 パウロの宗教的認識と自己理解パウロは新約聖書において、自身を「罪人の頭」としながらも、「もはや自分ではなくキリストが生きている」と語っています。この二つの自己理解が一見すると矛盾しているように見えますが、パウロの信仰と神学の枠組みの中では矛盾することなく共存しています。以下では、その背景にある宗教的な認識や境地を探りながら、この両者の共存がどのように可能であるのかを論じます。 1. 罪人としての自己認

          AIと人間の協働による神学エッセイ(6)

          AIと人間の協働による神学エッセイ(5)

          このエッセイは人間である私とChatGPTの協働により作成しています。 聖霊の役割と現代における関わりについての神学的考察聖霊、あるいは神の霊は、聖書全体で重要な役割を果たしています。以下にその主な出現箇所を示します。 聖書における聖霊の出現創世記 1:2: 「地は混沌としていて、闇が淵の表にあり、神の霊が水の表を動いていた。」 士師記 3:10: 「主の霊が彼の上に下り、彼はイスラエルの士師として立ち上がった。」 イザヤ書 11:2: 「主の霊が彼の上に留まる。それ

          AIと人間の協働による神学エッセイ(5)

          AIと人間の協働による神学エッセイ(4)

          このエッセイは人間である私とChatGPTの協働により作成しています。 神の計画と私たちの選択:キリスト教の三つの神学的立場を日常生活に適用するキリスト教神学において、神の救済計画に関する三つの主要な立場、すなわち予定論、予知論、普遍救済論が存在します。これらの立場は、それぞれ異なる視点から神の主権、自由意志、そして普遍的な愛を強調します。クリスチャンとして、この複雑な神学をどのように日々の精神生活に適用し、自分の信仰を深めるかについて考えてみましょう。 予定論(Pred

          AIと人間の協働による神学エッセイ(4)

          AIと人間の協働による神学エッセイ(3)

          このエッセイは人間である私とChatGPTの協働により作成しています。 政府に対するクリスチャンの抵抗権についてクリスチャンが世俗の政府に対して抵抗権を行使する必要がある状況において、聖書にはその根拠となるいくつかの箇所があります。特に、政府の要求が信仰に反する場合、クリスチャンは神の命令に従うことを優先するべきであると示されています。以下に、そうした状況での抵抗の根拠となる聖書箇所をいくつか示します。 使徒の働き 5:29使徒ペトロと他の使徒たちは、ユダヤの指導者たちか

          AIと人間の協働による神学エッセイ(3)

          AIと人間の協働による神学エッセイ(2)

          このエッセイは人間である私とChatGPTの協働により作成しています。 政教分離に関する聖書の教え政教分離の概念は、多くの現代社会の基盤となっており、そのルーツは古代の宗教的文書にまで遡ることができます。特にキリスト教の聖書には、宗教と政治の分離を支持するいくつかの重要な教えが含まれています。これらの教えは、信仰と世俗の権威の関係性をどのように理解すべきかについて示唆を与えています。 マタイの福音書 22:15-22マタイの福音書 22:15-22 は、イエスがファリサイ

          AIと人間の協働による神学エッセイ(2)

          AIと人間の協働による神学エッセイ(1)

          このエッセイは人間である私とChatGPTの協働により作成しています。 神の愛と創造における自己譲与の神学序論神は愛であり、愛する対象を必要とする存在である。愛する主体である神、愛される客体である神、そして愛の志向性としての神という三つの側面が存在する。これらを父、子、聖霊と呼ぶ。本稿では、神の無限で永遠で完全な愛がどのようにして被造物へと拡大し、十字架と復活において頂点に達するかを論じる。 神の愛の三位一体的構造神の愛は三位一体において完全に表される。愛する主体としての

          AIと人間の協働による神学エッセイ(1)

          メリークリスマス

          メリークリスマス

          救世軍による金管楽器製作所

          1880年代と90年代に、救世軍は創立者ウイリアム・ブースの指導のもとで、様々な分野の工房を開設した。マッチ工場、ブラシ工場、カゴ工房、家具工房、ブリキ工房、タンバリン工房、曲物工房、マットレス工房、パン工房、椅子工房、看板製作、洋服仕立、そのほかである。当然ながら、金管楽器工房も開設されることとなった。 1884年ごろより、ロンドンの救世軍商業部は他社製金管楽器を取り扱うようになった。その広告が、1884年の『救世軍チューンブック』初版に掲載されている。1880年代末まで

          救世軍による金管楽器製作所

          救世軍による世界最初の長編映画制作

          救世軍はオーストラリア初の映画制作者として、映画史に画期的な足跡を残しました。 救世軍は1892年に「ライムライト伝道部」を設立しました。その名称は、ライムライト(石灰光)に由来しています。当時は映写機の横に置いた化学反応器で可燃性ガスを作り、石灰の固まりに噴射して白熱させ、それを光源として使っていました。 救世軍ライムライト伝道部は、世界最初の長編映画かつ世界最初の宗教映画である「十字架の兵士」を製作したほか、シドニーでのオーストラリア連邦発足記念行事や、メルボルンでの

          救世軍による世界最初の長編映画制作

          救世軍による陸海軍人伝道と戦時難民救済事業

          陸海軍人伝道の始まり 1882年6月、英国の救世軍士官(牧師)ポリー・パーキンズ大尉がコルチェスターに小隊(教会)を開設し、初日の集会の回心者110人中に多数の英国陸軍兵士がいました。英国陸軍コルチェスター駐屯部隊長は、これらの兵士が救世軍の室内集会や路傍伝道で祈ったり、聖書朗読をしたり、あかしをしたりすることを禁止しました。救世軍が陸軍省に抗議した結果、陸軍元帥ケンブリッジ公がコルチェスター部隊長に1882年8月25日付で通達を出し、禁止令が撤回され、陸軍兵士が救世軍の室

          救世軍による陸海軍人伝道と戦時難民救済事業

          救世軍による悪魔島廃止事業

          出典: The History of The Salvation Army, vol.vi, pp.110-116. フランス政府は1848年に奴隷制度を廃止しましたが、その結果、仏領植民地は一夜にしてその労働力の大部分を喪失してしまいました。この穴埋めをするために、フランス政府は本国の既決囚の中から、囚人を植民地に移送することにしました。1852年までに二千人以上の囚人が仏領ギアナに船で送られました。1938年の法改正で、囚人移送は廃止される予定でしたが、第二次世界大戦

          救世軍による悪魔島廃止事業

          救世軍による犯罪部族更生事業

          出典: The History of The Salvation Army, vol.iii, pp.274-278. インドにはかつて「サッグ」「タッグ」「サギー」「ダコイ」と呼ばれる犯罪部族が存在し、19世紀末の推計では少なく見積もっても 100万人の男女が殺人と窃盗を生業としていたとされます。死の女神カーリーを崇拝し、インド国内の富裕な旅行者を標的とし、悟られないよう巧みに接近し、熟練した技により一切苦痛を与えずに一瞬にして犠牲者の命を奪いました。 インド植民地政府

          救世軍による犯罪部族更生事業