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macOS Sonomaとバージョンアップ

macOSの最新バージョン Sonomaが配布開始されましたね。

それにしても、macOSのネーミング、日本の我々にとってはなんだかよく分からないものになってきました。

Lionくらいまではネコ科の動物の名前だったので、それなりに知っている言葉だったし愛着も沸こうというものですけど、
ネコ科の動物も有限なので、Apple本拠地のカリフォルニア州の地名になってからは、あんまりピンと来なくなっちゃいました。
Sonomaって言われても、何それ?て感じで。

まぁ、そんなことはいいんですが、

毎年のバージョンアップって必要なのか!!
って声を大にして言いたくなります。

毎年何かの新機能を発表して組み込んでいかないと、市場の評価が下がってしまって株価に影響して。。。。
みたいな現代テック産業のジレンマも分からなくはないですが。

正直、もうやめてくれ
そっとこのまま使わせてくれ

というところはあります。

最近は、まだマシになってきたとは言っても、
MacのOSバージョンアップはソフトウェア互換性の問題がかなり多くて、
過去も何度か、過去OSとの互換性に問題がある大きなバージョンアップというのがありました。
その結果、特に音楽制作で使っている場合には、
「オーディオドライバ周りが新しいOSにまだ対応していないので、バージョンアップしないでください」
みたいなアナウンスもソフトウェア各社からアナウンスがあったりして、
実際、DAWやソフトシンセのプラグインが動かないなんてことがよくありました。

「本番で使っているマシンは極力バージョンアップしない」
なんていうのもプロの間では当たり前のようです。

それこそ、インターネットにも繋いでいないので、セキュリティパッチの提供がなくなってもこのままのバージョンで残しておきます。
なんてこともあったりするそうで。

趣味の音楽制作でMacを使っているようなケースでは当然インターネットにも接続しているので、セキュリティパッチは必要ですし、
古いOSでも2世代か3世代くらいはパッチ配布されるようですが、それ以上になると必然的にバージョンアップをせざる得なくなります。

そういえば昔(10年くらい前?記憶薄い)、IBMが企業向けにMacも取り扱います!みたいなアライアンスをAppleと提携して、
東京大学にも大規模納品みたいな話を聞いたり聞かなかったり。
あと、出版社関係でもMacは標準のクライアントPCになっていて、
リクルート関連の出版子会社ではWindowsマシン基本的にない、みたいな話を聞いたこともあります。
それって大丈夫なのか?!
て感じもありますよね。

MacはWindowsよりメジャーアップデートのサイクルがはるかに早いですし、
企業向けのデバイス管理機能なんかも、おそらくコンシューマ向けとは別に提供されていて、それらの新バージョン対応の課題もあるでしょうし。
大変そうだな。

うちにはMacは現在2台稼働しています。
1台は音楽制作関連で使っているIntel最後の世代のMacbook Pro16インチで、OSはまだMontereyのままですから、2世代前になってしまいました。
来年はおそらくバージョンアップしないといけないですが、その前にVenturaくらいにはもう上げておいても大丈夫かなぁ、と考えています。
もう1台は普段使いのMacbook Air M1マシンでVenturaが動いています。
今もこのnoteを書いたりもしているのですが、こちらは検証マシンとしても使っているので(M1とIntelの差異はありますが)、比較的早めに新バージョンにアップデータしています。
Sonomaも様子を見て次のマイナーバージョンが出たくらいには入れてみようと思っています。

しかし、毎年のバージョンアップで
「あぁ、今度はどうしようか?」
と考えて、ソフトウェア各社の互換・非互換情報を調べて、
みたいなことをするのは本当に飽き飽きしました。

お願いだから、最低でも5年くらいは現状ままで使い続けれるようなオプションをAppleは提供しておくれ!

<了>

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