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日経「星新一賞」第十回受賞作品集がhontoで無料で読める

「星新一賞」ってご存知ですか?
僕は知りませんでした、なんともお恥ずかしい。

日経「星新一賞」は、2013年より始まった日本経済新聞社が主催する理系的な発想に基づいたショートショート、および短篇小説を対象とした公募文学賞。ショートショート作品で知られた作家・星新一の名を冠している。

Wikipedia「星新一賞」より抜粋

"理系的な発想に基づいた"という表現がなんとも微妙・絶妙ですね。
「SFじゃないんだ」と思ったり。
「文系が書いちゃいけないのか?」とも思ったり。
僕は文系人間です。
そもそも、理系・文系とかいう区別の仕方はそろそろ止めようよ、と思わなくもないが、この話をしだすときりがないので止めておこう。
何故なら、公式サイトでもちゃんとそう謳っているから仕方ない。

さて、星新一さんはもちろん皆さんご存知ですね?
日本が誇るショートショートの頂点に位置する大作家。
「本を読む趣味がある人であれば誰しも、人生で一度は読んだことがあると言ってもおそらく過言ではない星新一ショート・ショート」
とエヌ氏も申しております。

多分、自分で最初に買った(買ってもらった)"文庫本"が「ボッコちゃん」だったと思う。
小学校高学年ぐらいだったんじゃないだろうか。

一つの話が短くて、そして難しい単語もほとんどない簡易なやさしい日本語で書かれているから読みやすくて、面白くて、そしてたまにびっくりするような仕掛けがあったり、小説を読む楽しさ・面白さを最初に教えてくれたのが星新一の数々のショートショートだった。

その大作家の名前を冠して創設された文学賞が「星新一賞」です。
毎年著名な方々が審査員となり、全国から応募されてくる短編・ショートショートから優秀な作品を選んでいます。
賞は一般部門と中学生以下が対象のジュニア部門の2つ。

第10回となる2023年はなんと、一般部門2,225作品、ジュニア部門542作品、計2,767作品の応募があったそうです。
スゴい数ですよね。
ここから一般部門5作品、ジュニア部門5作品が選ばれるんですから、恐るべき競争率、非常に狭き門です。

この「星新一賞」の入賞作品は第1回からすべてハイブリッド型総合書店のhontoからダウンロードして読むことが出来ます。

hontoはブラウザや、PC/Macの専用ビューアアプリ、またはiPhone/Androidのスマホアプリからアクセスすることが出来ます。

まずは、hontoのサイトでアカウントを登録したら、
お好きな環境から星新一賞の入賞作を読んでみましょう。
第2、第3の星新一がいるかもしれないですよね!


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