見出し画像

これは、噂以上のクソ映画でした笑『死霊の盆踊り』

さらば青春の光チャンネルで、クソ映画として紹介されていた『死霊の盆踊り』といいう映画です。

U-Nextで3/21で配信終了だったので観てみました。

はい!90分が時間の無駄(笑)
噂に違わぬクソ映画です。
海外版ポスターだけはカッコいいぞ。

おっそろしく低予算だと思われるチープなセット。
これは高校の映研の新入部員の作品ですか?
とオープニングからいいたくなる。

赤ら顔で白髪頭のマントを着たおっちゃんが口上を唱えるんだけど、この人、目つきもとろんとしていて酔っ払ってるの?ていう感じ

夜道をドライブしている男女カップル。
何故か事故って、車から投げ出される。
え?無傷?

墓場で死霊たちの宴が開かれるところ。
「わしを楽しませてくれよ」
さっきのおっちゃんが接待されるらしい。
彼はドラキュラ伯爵なの?
そして、闇の女王が接待係なのか、これからはじまるストリップショーの差配人なのか。

1人目(1死霊目?)は炎を愛した女の裸踊り。
トライバルな炎の舞って感じ?

2人目、ピンクのドレスの赤毛の女(の死霊?)
場末のスナックで深夜の昭和演歌ブルースバックに酔っ払いが踊ってるみたいな。
で、やっぱり裸になる。

そうか、裸になるのはこの白髪頭マントのおっちゃんを喜ばせなきゃいけないからか?

ここで、目を覚ます事故った男女。
どうやらここは墓場だ、逃げなきゃと辺りを彷徨ってたら死霊の宴に出会う。

3人目、黄金を崇拝した女を見たい、というおっちゃんのリクエストで出てきたブロンドの死霊。
やっぱり裸踊り。
それにしてもダンスのレベルがチープ。
ラスベガスの3流のショーにも程遠い(個人の感想)。
そして何故だか最後は釜茹でにされると、全身金粉になって退場。

そしたら狼男とミイラ男に見つかって、おっちゃんと闇の女王の前に連れてこられる男女カップル。
なんで人間がこんなとこに?まぁすぐに死ぬから縛っておこうか、みたいな。
乱暴。

「猫を愛するとは猫になること」
という意味不明の闇の女王の口上で呼び出されたのは4人目の死霊。
化け猫女がコミカルな音楽でムチに打たれながら踊ってる。
おっぱい丸出し猫衣装をやっぱり途中で脱ぎ出して裸踊り。
意味不明すぎて頭がオカシクなる(笑)

5人目は奴隷女の死霊。
おっちゃん、痛めつけられるの見るのが好きだ!て喜んでる。
で、やっぱり裸踊り。

6人目、ドクロとスパニッシュを踊る赤いドレスの女の死霊。
気づいたらやっぱり丸裸。

7人目、火山の炎に身を投じた女の死霊。
ポリネシアンダンス風の裸踊り。

8人目、初夜に夫を殺した花嫁衣装の死霊。
何故だか明るく陽気に裸踊り。

間もなく夜が終わろうとしていて、仲間割れ始めるおっちゃんと闇の女王。

9人目、ゾンビの死霊女、もちろん裸。

闇の女王に、お前も楽しめ許してやるというおっちゃん。

10人目、羽飾りの女死霊。

どういうコンセプトの死霊キャラたち?
結局、すぐに全部脱いで似たような下手くそなクネクネダンス踊るだけなんだが。 

いよいよ時間がないから、さっさと男女カップルを殺せと闇の女王に命ずるおっちゃん。

なぜだがカメラ目線でナイフを持って闇の女王もクネクネダンスを踊りながら、
女の方を殺そうとする。
が、その時、朝日がさして陽に当たったおっちゃんも闇の女王も死霊たちは皆骨になってしまう。
時間切れ。

そして、次のシーンでは、事故で飛ばされたところに寝ている男女カップル、
救急車も救命医師も何故か助けに来ている。
報道カメラマン?刑事?もいる。
誰が

そして、冒頭のおっちゃんの口上シーンに戻って締めの挨拶(笑)で、エンド。

なんだか昭和の深夜テレビのチョイお色気のバラエティみたいだが、裸踊りが過ぎるので。
地方の温泉街のストリップ小屋のショーという方がいいのか。

Wikiによると、オカルト・エロチック・ホラー映画ということらしい。
日本公開が1987年だからまさに昭和のエログロナンセンス系映画なのだな。
アメリカ映画だけど笑。

とにかく、意味もなく死霊と称する女性が丸裸になって下手なストリップを踊るだけの映画。
90分間それだけ。

それにしても邦題もなんとかならなかったのか?
1人(1死霊)づつ出てきて踊るから盆踊りでもないぞ!笑
死霊のストリップ祭り、とかにしとけばよかったのに。
どうせ、アダルト向け映画だったのだろうから。
原題を調べてみた。
『ORGY OF THE DEAD』死霊の乱行パーティてとこか。
そのままでよかったのに、盆踊りとして機転効かせたつもりか。

まぁどちらにしても、コンセプト不明のクソ映画でした。
90分返せ!笑

〈了〉

この記事が参加している募集

#映画感想文

65,841件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?