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【ヒトコト読書】パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法/柿内尚文


【ヒトコト読書】は「ワンフレーズだけでもアウトプットする」をテーマに色んな一冊を紹介する記事です。
↓今回はこちらの本を紹介します。

①この本を読んだ理由。

自身のキャリアやライフプラン、家族との過ごし方など、2023年に30歳を迎えるにあたって考えたいことがたくさんあります。

「考える」スキルを学ぶことで幅広い選択肢を導き出せるかもしれない、また仕事や勉強にも役立つのではないかと考え、タイトルにも惹かれてこの本を手に取りました。

②「考える」とは何か?

「考える」とは、「目的のために意識的に思考する」こと。

「思う」は頭に浮かんできたり、感じることであり、「考える」とは意味合いが異なります。

調べたり、インプットすることは「考える」ための準備材料。その材料を使って、目的達成のために思考することが「考える」ことの本質です。


③考える技術「脱2択」

この本で紹介されている「考える技術」の一つが「脱2択」方法です。

これは「相反する2つの欲求を満たす」ことでヒットを生み出す方法です。

痩せたいけど食べたい…
会社を辞めたいけどお金が不安…

など、何かを得るために我慢しなければならない2択を解決することができれば、そのサービスはヒットするというのが「脱2択」の考え方です。

先程の例だと、カロリーオフの食品や副業支援のマッチングサイトなどが当てはまるかもしれません。

自分自身が抱く「相反した悩み」を解決する方法を考え出せれば、同じ悩みを抱えている人達を救えるかもしれませんね。


④個人的な感想。

マーケティングに精通した柿内さんが「考える技術」を数多く紹介されている本でした。タイトルも魅力的な上に読みやすい文章で、マーケティングに関わる人だけでなく「考え方」を知りたい人にはおすすめの一冊です。

今回はサクッとアウトプットしましたが「ワンフレーズでもアウトプットする」という本来の目的を思い出せた記事になりました。最後までお読み頂きありがとうございました。次回の記事もぜひご覧ください。

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