低音域マニア

ヘ音記号の下の方で蠢いています。 アマチュアトロンボーン吹き。 Blogでは書かない…

低音域マニア

ヘ音記号の下の方で蠢いています。 アマチュアトロンボーン吹き。 Blogでは書かない話などをBlogと同じ感覚で日記みたいに書いていきます。

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自己紹介

アマチュアオーケストラでバストロンボーンを吹いています。家族は妻と息子2人(未就学児)。 Blogも演奏会宣伝などをたまに書いているのですが、そこでは書かない話題などを、なるべく自分が特定されないように(笑)書いていきます。

    • 所属オケのシーズン開始

      先日、所属オケの新しいシーズンが始まりました。今回はブラームスとリヒャルト・シュトラウスの曲に取り組みます。自分にとっては何回もやってきた曲ばかりですが、やはり名曲というのは何度やってもいいものだなあと感じ入ってしまった次第です。ただしブラームスのシンフォニーというのはとにかく吹くところが少なく、だいたいトロンボーンの出番だけ早く終わってしまうので、つい一足先にいつもの居酒屋に入って他のメンバーが到着するころにはすっかり出来上がっているのでした(笑) 今日はトロンボーンのメ

      • オーケストラ その①シーズン入り

        今シーズンの練習が始まりました。といっても、今日はいつもの所属オケではなく、数年前からお声がけいただいている小編成オーケストラ(主宰は大学オケの大先輩)にお邪魔しています。トロンボーンの出番は滅多になく、普段はバッハのカンタータを中心に演奏しているそうです。今回はリヒャルト・シュトラウスの「町人貴族」組曲に出番があるとのことで召集がかかりました。 この曲は20年以上前に一度代奏したことがあるのですが、本番経験はありません。編成にトロンボーンは1本しかなく、どのトロンボーンで

        • 久しぶりの個人練習

          1月の自分の本番後、2月は妻の本番に向けてのサポートをしていたため、基本的に外では楽器を吹いていませんでした(家の中で少しは吹けるのですが、防音室ではないので近所迷惑を考慮して大音量は出せません)。まあ、サポートといっても留守番、子守、家事だけなのですが… 妻の本番やら出張やらが終わってこの週末から次のシーズンが始まるので、久しぶりに近所のスタジオで個人練習をしました。今シーズンはブラームスやリヒャルト・シュトラウスの曲をやります。 終了後は近所の酒屋に寄り道して妻の好き

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          みんな大好き(?)ブルックナー

          先日、妻が出演する演奏会を聞いてきました。メインはブルックナーの交響曲。久しぶりに生でブルックナーを聞いて、やはり良いものだなあと思いました。その前に聞いたのは、もう何年も前になりますが、シュターツカペレ・ベルリンの来日公演の8番でした。 クラシック音楽の歴史の中で、ブルックナーという存在は本当に独特だと思います。ベートーヴェンが作品ごとにどんどん新しいことにチャレンジして最後にあの「第九」にたどり着いたのとはかなり対照的で、基本的には同じような書法を何度も何度も繰り返して

          みんな大好き(?)ブルックナー

          パウル・ヒンデミット

          クラシック音楽を聞かない人はその名をまず知らないであろうヒンデミットですが、もしかしたらクラシック音楽を聞く人にもあまり知られていないかもしれません。同じ20世紀の作曲家でもシェーンベルクらの無調・十二音音楽とは異なる作風ですが(ヒンデミットの語法は「拡大された調性」というのだそうです)、独自の響きがあって、しかも作風が硬派というかちょっととっつきにくいですかね。 しかし、吹奏楽少年としてクラシック音楽を聞き始めた私には、ヒンデミットはとても馴染み深い作曲家なのです。 出

          パウル・ヒンデミット

          バッハのオルガン曲

          中学生の頃、バロックや古典派の音楽は聞くとだいたい寝てしまっていたのですが、バッハのオルガンの曲は例外でした。それぞれの曲が短くて劇的最初に買ったCDはマリー・クレール・アランの演奏でバッハのオルガン曲の有名どころを集めたものでした。以下の曲が入っていたと記憶しています。 ・トッカータとフーガ 二短調(替え歌で有名なやつです) ・ファンタジアとフーガ ト短調 ・トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 ・小フーガ ト短調 ・パッサカリアとフーガ ハ短調 この中で一番好きだっ

          バッハのオルガン曲

          リヒャルト・シュトラウスは難しい

          今度、所属オケでリヒャルト・シュトラウスの交響詩「ドン・ファン」をやることになりました。個人的には4回目になりますが、この作曲家にはどうも苦手意識があります。曲を聞くのは大好きなのですが、私の苦手な跳躍やら速くて細かいパッセージやらが出てくるからです。まあ、でも弦楽器なんかはトロンボーンの何十倍も何百倍も?音符が多いので、苦手なんて言ってられないのですが… 現在私は編成の大きいオケに所属しているので、個人的に苦手ではありながらもリヒャルト・シュトラウスの作品はそれなりに演奏

          リヒャルト・シュトラウスは難しい

          みんな大好きブラームス

          中学時代はブラームスの交響曲を聞いてもだいたい途中で寝てしまうという不届者でしたが、大学オケで自分で演奏することになったらすっかりハマってしまいました。 私の在籍した大学オケは昔からブラームスをよく取り上げており、私がいた時も交響曲第1・2・4番、大学祝典序曲、悲劇的序曲を演奏しました(幸いにして全部参加できました)。おかげさまで(?)、いわゆるアマオケの定番であるチャイコフスキーとドヴォルザークの交響曲には大学オケでは一度も巡り会わず、チャイコフスキーの交響曲を初めて吹い

          みんな大好きブラームス

          アマチュアオーケストラの選曲

          はい、一番モメるやつですね(次にモメるのは管楽器のローテーションでしょうか)。 皆さんのオケはどのように選曲されていますか? 私の所属するオケでは以下のようになっています、 ①各セクションから1人ずつ選曲の係を出していくつかのプログラム案を作成 ②各案をパートリーダーに共有、実現不可能なものがないかどうかを精査、あわせて各案に意見を出してもらう ③選曲係と指揮者の先生とで打ち合わせを行い最終決定 ※やってみたい曲のアンケートを取ることもあります。 私自身は、30代前半

          アマチュアオーケストラの選曲

          ストラヴィンスキーの「春の祭典」

          中学2年生の私に衝撃を与えたストラヴィンスキーの「春の祭典」。ピエール・ブーレーズ指揮、クリーヴランド管弦楽団の演奏でした。最初に聞いたのがブーレーズの明晰な演奏というのも良かったのかもしれません。 全ての楽器が活躍しますが(弦はそうでもないか)、私が特に心惹かれたのが2本のバスクラリネット。中学校の吹奏楽部にもバスクラリネットはありましたが、ヤマハのカタログを見て親にねだる有様(当然買ってもらえませんでしたが←とても高額!)。 大学のオーケストラに入った時、いつかは演奏

          ストラヴィンスキーの「春の祭典」

          オーケストラと私②〜大学オケから現在まで

          大学オケ 大学で無事トロンボーンパートに入ることができた私。同期は他に2人いて、初心者で楽器を持っていなかった私がバストロンボーン担当になりました。他の金管も結構人数が多く、都会の大学ということもあって出身地方もバラエティに富んでいました(北海道、山形、群馬、茨城、東京、富山、愛知、香川、福岡)。 私のいた大学オケはとても活発に活動していました。1年生のうちは、いわゆる「1・2年生オケ」くらいしか活動がなかったものの、2年生になった途端に春の学園祭、夏の演奏旅行、小学校の

          オーケストラと私②〜大学オケから現在まで

          オーケストラと私①~大学オケに入るまで

          小学生時代 オーケストラの演奏を初めて聞いたのは、確か地元の小学校の音楽教室です。私の地元の県にはプロのオーケストラがあり(最近では某世界的ホルン奏者が指揮をしたりしています)、僻地中の僻地である私の街に来て、多分「ハンガリー舞曲」や「新世界より」などを演奏してくれたのだと思います。「思います」と書いたのは、実のところあまりよく覚えていないからで、その後音楽に対する興味が育ったかというとあまりそういうこともありませんでした。なぜから音楽の授業のリコーダーがとても苦手だったか

          オーケストラと私①~大学オケに入るまで

          トロンボーンと私

          大学のオーケストラでバストロンボーンを始めてから25年になりました。縁あって現在もアマチュアオーケストラで活動しています。 今までの大まかな経歴を書いてみます。 高校時代まで 吹奏楽でユーフォニアムを吹く 1年目 大学のオーケストラに入団してトロンボーンを始める 5年目 大学は卒業していないのに(笑)大学オケは卒団、先輩がたくさん所属していた某アマオケにエキストラで参加する→しばらくの間、このアマオケの常トラのような立場で演奏活動を続ける 10年目 現在所属するアマオケに

          トロンボーンと私