フラクタル②
トレードとは直接関係のない妄想。
フラクタクル図形の1つに「コッホ曲線」というものがある。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%9B%E6%9B%B2%E7%B7%9A(Wikipedia「コッホ曲線」)
数学的な解析は分からないけれど、チャートに似ていると思うのは自分だけだろうか。
こんなやつとかも。 もちろんチャート上では左に戻る動きはないけれど、全体の形としては似ている。
自分の中のチャートのイメージはこんな感じ。(ヘソダブルの連続)
(この時点で無意識に頭の中でラインを引いてしまったあなたは、もう重度のチャート依存症なので気をつけて。。。笑)
似ていると感じる以上は、数式を元に作ったフラクタクル図形と共通点があるということだし、人間がフラクタクルとして認識している以上は、やはりチャートはきっちりきっかりしっかりとフラクタクルであると言い切ったほうが良いのではないか。
いやむしろ、この世のすべてのものはフラクタクル構造であって、脳がそれをフラクタクルとして認識していないだけで、脳の解像度が変われば見え方も変わる、つまり本来のフラクタクルであるカクカクした作りで万物が見えるということなのではないか。
詳しくはリンク先の記事を参照。チャートを模様で捉えている自分にとってはおもしろく、一気読みした。
https://yumemana.com/jason-padgett/
(YuKiのスケッチブック「後天的サヴァン ジェイソン・パジェットの話」)
特に興味深いところを抜粋すると、
『わたしたちの脳は、知らず知らずのうちに巧妙な計算を行って、見えている映像に補正をかけている。だからわたしたちはフラクタルやドットや連続した静止画に気づかず、滑らかな映像しか見えていない。』
『わたしたちが何気なく見ている周囲の風景に実はフラクタルがたくさん隠されている、というのはなかなか信じがたいことですが、フラクタルは「神の指紋」と呼ばれていました。文字通りの指紋は裸眼では見えにくいですが、指紋検出用ブラックライトを使うとくっきり見えるようになります。身の回りの世界のフラクタルも巧妙に隠されていますが、ジェイソンのような後天的サヴァンには見えます。そしてわたしたちも、とある「ブラックライト」みたいなものを使えば、神の指紋を見ることができます。』
『飢餓状態、感覚遮断や中毒、それに偏頭痛のときには幾何学模様が見えるそうです。ほかにもLSDみたいな幻覚作用のある薬物を使うと見えます。そうして見えた幾何学模様は世界各国の芸術に応用されてきたとか。』
この世のものはすべて規則正しいフラクタクル構造でできていて、チャートもその1つであり、
むしろ「チャートってフラクタクルになっている」と初心者ですら思うということは、もうフラクタクルむき出しなほうのものなのでは? ブロッコリーみたいに。
そう考えると、そこに法則がないわけがない。
トレード上は目先の特性に注目して「そうなったらエントリー、ならなかったらスルー」という感じでやれば事足りるのだけれど、チャート=フラクタクル模様の全体像が分かるのであれば、それは道順が書き込まれている地図を手にするようなもの。
ここからは妄想強め。
あるポイントから同一方向にそれぞれの時間軸のMAがロウソクを巻いて順次模様を作っていくのなら、サイズは違えどそれぞれの模様がまったく異なるというほうが不自然なのではないか?
MA=平均値であって値が乖離と回帰を繰り返すことで模様ができ、その模様がフラクタクルに見えるのだが、同じポイントから同じようなカーブの半径RでMAが巻いて作っていく模様は、巻き方が同じなら模様も同じになるのでは? それも半径Rのパターンなんてそんなにパターンがたくさんあるわけではなく、それを元に作られる模様のパターンも限られているからこそ、「値動きは同じようなパターンを繰り返している」となるのでは? (各時間軸で順番にグランビルが起きていくイメージ。)
逆に言うと、「値動きが同じようなパターンを繰り返している」というのであれば、「そのトレンドを作った始点でのMAの巻き方も同じパターンであるはず」で、これは実トレードにおいてMAの動きを元に反転のタイミングを予測していることからもそう言えるのだが、
だったらMAが同じように巻いた後の模様も、時間軸が違えど巻き方が同じならサイズ違いで同じパターンになるはずっていう。。。
さすがに突拍子もないという感想が多いかもしれないが、後述する波動を捉える見方についての記事では「値動きは完全にフィボナッチ数列に従っている」とかいう非ジョーシキなことを言うので、ジョーシキはここらで捨てておいてもらえればと。
「地球は丸い」ということを受け入れたのに、「中心は太陽」ということについては鼻で笑うような〝カシコい状態“の中世の学者みたいなのは望ましくないと個人的には思う。
※フィボナッチチャネルは「だいたいここらで反応する」とか「意識されることが多い」とかではなく、厳密に値動きを支配している。