ヘソダブルチャネル①
波形について視点を分けながら綴ってきたけれど、実戦に置いてどう見ているのかをイラストで流れにしてみた。
あくまで1つの流れであって必ずこうなるわけではないが、いくつかのパターンの組み合わせでチャートが描かれていくイメージ。
チャートは幾何学模様のように同じパターンの繰り返しなのだけれど、見る時にピントがズレると途端にランダムに見えてしまう。
※パターンと言ってもフラッグとかペナントとかとは別の話で全体的な波形としてのイメージ。
まずはヘソダブルの確認。三尊とてヘソダブルの1種。(このヘソダブル自体が引きで見ると上位足の攻防ゾーンなのだが、それは過去記事にて。)
分かりやすい鉄板パターン。赤は200MA。
200MAがロウソクをさらってくれたらチャネル反対側までは到達する。このイラストは支配角度(=急ではない角度)のイメージなので、リアルチャートではこの後さらに上抜けすることが多いイメージ。急角度のチャネルでも200MAを味方に付けたらチャネル反対側までは行く。
細かく見るとこうなっている。
逆方向の抵抗線をブレイクして、いったん下げたところがブレイク波の半値になっていて、フラクタクルにヘソが出たところでエントリー。その際MAを見ると良い感じにパーフェクトオーダーになりかけていることが多い。
攻防ゾーンを足すとこんなイメージ。
センターラインでフラクタクルに中・小サイズのヘソダブルが出たりする。
稜線ラインに到達して落ちる時はこんな感じ。
先述のとおり絶対落ちるわけではなく、このパターンが出た場所とMAしだいでは上に抜けて行くこともある。
75MA(緑)が攻防ゾーンの軸で折り返したら少なくとも反発する。反転して下落していくかどうかは場所と200MAしだい。
最初に引いていたヘソ部分からの緑のサポートライン=ヘソラインを割った後は下降チャネルで下向きのヘソダブルを追って行く。
その際、`最初のヘソラインが対称軸になり’最初の緑チャネルの等幅で反発する。
右下がりのヘソダブル完成。 緑の等倍で反発した部分が右下がりのヘソダブルでいうとヘソ=Wに見える。
※当然、右山から落ちずに上に抜けて行くパターンもある。
最初に例として挙げたこの動きとは逆で、
こう下に落ちるパターンもある。
流れに戻って下降トレンドの追い方。
下降トレンドに入っても、ショルダーラインで取った`支配角度’に沿って値が動くわけではなく、急角度で落ちて行くことも多い。(これまで「値が乗っている角度」と言ってきたもの)
ヘソが急角度で出てからすぐにサポートを割った場合は急降下する。その場合、MAが急角度で被さって来ていてパーフェクトオーダーになる。
ヘソからサポートで揉んだ後に落ちる時もある。
その場合は縦の基準で見ても良い。
下降トレンドに入った後の対称の動きの全体図。赤は全体の軸。左上部で三尊の右肩を落とした75MAが、ウロウロしたところが大きな軸となり、そこから対称ポイントまで落ちたら一気上げする。
こうなったらコスパ良く一気にpipsを稼げるので嬉しい理想の流れ。
あくまで波形をメインに値動きを追う見方ではある。