推進波チャネル①

推進波に合わせてチャネルで測る方法について。

推進波は3段が基本で、すでに3段出た後の返しは2段になったりするのだが、そのトレンド内の1つずつの波は厳密に同じ長さで出る。

右下がりの「支配角度」に沿って動くパターン

※実際には3段目は均等にズレるわけではなく、フィボナッチで測るのだが、今回は便宜的に2段目と同じく攻防ゾーンの分だけズラした形で。

次のイラストのようにE波動に見える場合でも、

ちゃんと測れば同じ長さで3段構成になっていることも少なくない。（返す時は全体の半値まで戻したり)

`エクステンション’も`ピークアウトムーブ’も`ダマし’と同じで基本的には存在しない。

法則に従って測れば必ず合う。

※上昇角度を右に外れたら（サポートを割ったら）1波終わりと見る。

実際のチャート

フラクタクルに同じ動き

推進波が３段目上限を突き抜ける時もあるが、そういう時はさらに大きな値幅を1段として波が出ている。

チャネルを取り直すとこう。緑のサポートを一度割った所で1段目が終わりというイメージ。

※フィボナッチで押しを測ればより確実だが、それはまた後の記事で。

小サイズのチャネルでもつじつまが合うように動いて上限付近まで行くが、3段目上限のチャネル0.5手前（下から2.5地点)からMAが巻いてパーフェクトオーダーになって値が走り出す。

これだと反転できない。

また、値幅云々の前に忘れがちなこのパターンもある。

実は、右上がりの角度に乗っている。

「実は」と言っても最初から「ロウソクをつなげられるところにそのまま引く方式」ででも引いていれば

こういう角度で引くほうが自然だが、「右下がりの支配角度で3段上げ」に囚われていると逆に気付けなかったりするので、初めから両方あるものだと思っておいたほうが良い。

右上がりのチャネルに沿って動いているかどうかは、MAとサポートを見ていたら分かる。

また、黄色のサポートを割らずに、200MAが下から巻いてきてグランビルの流れになっている。（そもそも1度も右下がりになっていない。)

1段目でいったん大きく下げている⇨右上がりのサポートに当たりに行っているというイメージ。

1度2段目まで上げてから下げても同じことで、主観的には「上げるためにはいったん下げて助走を取っている」とも言えるが、それよりは上下反転で見ると

ただの右下がりのチャネル。

※そんなに多くはないが、水平で動くこともあり、

過去記事でも載せたこのパターン。200MAが1段目から水平に流れていて、そこから上げた。