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家族や世間に毒を盛られている

ツナマヨおにぎりに人生を狂わされる僕

 
僕は普通に生きていくつもりだった。
 決してすごい人物になりたかったわけではない。
 
 気づいたことは誰もが巻き込まれている世界的な問題だ。しかし誰もが目を背けてきたことなんだと思う。
 テレビを見ていて気付いて、ツイッターで色々な人に突っ込んでいったことが原因で『奴ら』恐らく日本国政府によって色々な経験や価値観を強化された。
 家の中まで介入されている。
 
 最初は、誰が気付くんだろうというような些細なことだった。
 
ジョブチューンと言う番組で、内容はよくあるコンビニ料理を飲食店のシェフが合否を判断する番組だ。ファミリーマートの和風ツナマヨおにぎりの判定が事件の始まりだった。
 
「食べなくても分かる。食べる気がしない。」
 
そのおにぎりを食べて審査しなければならないシェフは偉そうにそのおにぎりの開発担当者を泣かせながらそう言った。
番組内ではこう説明をしていた。
『担当さんごめんなさいね。食べてみたいとさせるビジュアルが見ただけで食べたくない。それが僕の中ではどうしても許せない。美味しいご飯ってどうなってたら美味しいかというツヤとふっくらじゃないですか。このおにぎり色んな出汁を使ってたいているし、だったらツナと一緒に炊くとか、油脂分がごはんに回ればツヤも出るし。マヨネーズを使うんだったらマヨネーズとツナを合わせたのをちょっとだけ入れるとか、一個だけ見るんじゃなくて全部トータルで見てちょっとずつ(改良を)進めていく方がいい。』
 パワハラした後の発言だから、しょっぱいとか甘いとかもっと味について具体的な理由を言うと思った。
 言ったことが味に対する言及がほとんどない気がした。
・こうやって見た目だけで判断していいなら、自分の料理はどうなんだ。
・担当泣かせておいて、当たり障りのないコメントは何なんだ。
・パワハラをする人は許せない。
 
 この時はそう思った。
その光景が自分の元上司の安田と同じような目の前で稟議書捨てられるようなことをしているから許せなかったのだ。
 幸い、ネットが荒れているからこういうところに文句を書いてやろう。
 それくらいの気持ちからそういうことをした。
 
ヤラセじゃないか。という意見をすごい熱く言っている一時期テレビで流行っていたメンタリストのDAIGO氏が、不合格判定を出した小林浩司シェフが、悪い人じゃないという意見を言っていた。見た目が厳ついからそういう役をやらされた。尖ったシーンを映さないと面白くないと思っている馬鹿みたいな制作担当者がやらせたんだという説明だった。
確かに、小林浩司さんの料理動画を見ると、普段からパワハラばかりする感じは受けなかった。周りとうまくやっている。
 あ、じゃあヤラセなんだ。一体何のためのヤラセ? 誰の得にもならない。
 特に、小林浩司さんはネットに家族写真が出ている。
 僕は田舎の人間関係で苦労するような職場、農協で働いていたので、こんなことが起きた時に、この人の身の回りの人々は虐められるだろうな。という予想も働いた。
 企業にしても、普通全品合格くらいだとちょっと怪しいから販売を取りやめようと思っている商品を不合格にしてもらうくらいの考え方で商品は選ぶだろうと思う。全品合格だとヤラセくさい。
 しかし、『和風ツナマヨおにぎり』これは他社のもの、ローソンのを食べたことがあるがそこまで悪い物だとは思えない。
 
なんだかこの件にすごく違和感を持った。
 
 誰かがアップした映像を見ると、栄養成分が見れた。
 これを見ると答えが出る。食塩相当量を見ると食塩が1.6g、カロリー250kcalだ。
 


 
 この食べ物がパッケージからして食べちゃいけないということに気付く人がどれだけいるのか、最初は全然、気が付かなった。
 気付くと、酷いこれ。
 心臓の悪い人は一日の塩分が6gに制限されている。健康な人でも9gまでだ。世界保健機構の基準は5gだ。
 これだけだとおなか一杯にならないのだからついでに色々食べてしまう。
 塩分の一日の基準値なんて誰も気にしないのにこの濃さの食べ物に食べ慣れてしまうと、家で食べる料理も同じような濃さになるんじゃないか?
 そう思ったのは、大分前に食べた女性上司の作った白菜料理だ。
 ものすごくしょっぱかった。
 旦那さんに自分の腎臓を移植した立派な人だけれど、それが原因なんじゃ・・・。
 僕はそう思った。
 
 業界の味が濃いと家まで濃くなっていくということだと認識した。
 
 それで国民みんなにその問題を気付かせようとしたのは業界団体と日本国政府だ外国の政府も絡んでいる。少なくとも僕が職場で好きだった人の小指の指輪を、イギリスの新王、チャールズ国王にも、パキスタンの元首相にも、デヴィ夫人にもさせるくらいだ。僕に解決させようとしている。
 
全世界の食品業界や政府が一般庶民に気付かせたいのだ。
食事に気をつけろ。」とそれを素人の僕に熱を持って言わせたいのだ。 
 
〇〇〇
 
食事に毒を盛られる感覚を味わえ!
お前は禁忌に触れた。圧倒的な暴力を振るわれる恐怖を味わえ!
 
これは秘密を暴いてから家族を通じて毒を盛られ、その毒の効果とサブミナブル効果をティックトックなどを使って僕に攻撃を仕掛けて来た。
多分、食品添加物をものすごい使った食事を気付かぬうちに取らされていた。
以前からアレルギーのような咳き込みもすごかった。
恐らく、食品添加物に対してのアレルギーがすごかったのだろう。
それまでの食生活を振り返ると、母が作ってくれるお弁当とカップ麺を同時に食べたり、帰りにコンビニに寄ってフライドチキンとおにぎりなどを食べて帰って、帰ってからも夕飯を食べる生活をしていたので、糖尿病になりかけていた。
これは、デスクワーク(システム制作など)が仕事の中心だったころの習慣だった。
仕事がフィールドワーク(荷物の配達)がメインの部署に入ったら、そういうことをすると疲れるので、止めたらあっという間に10~15kgは痩せた。
メタボも解消された。
しかし、血液検査の数値が全て良くなり、心臓が大きくなっているということではあるけれど精密検査まではいらないよ、という人間ドックの結果には安心感もあったが、若干の不安を持っていた。
そういうことも後々、『奴ら』は利用して来る。
 
 〇〇〇
 
家族に毒を盛られる感覚
 
ジョブチューンにツイッターで突っ込んで行く中で、かなり精神的にも身体的にもきつくなっていった。それらの体調は、全部僕をコントロールするために実施されたのだろう。
だから、家族に毒を盛られていると言うのは、誰かにやらされているんだと思っていた。
両親や妹など家族を恨むことはない。
だが、疲れるし、毒なんて盛ってないと怒られる。
この状況は多くの人と同じ、知らぬ間に毒を盛られているのと同じ状況だからだ。
いよいよ自分の状況は、『やばいな』と自分でも思うようになったので、精神科に入院させられる事になったが、まさかそこでも毒を盛られるとは思わなかった。
まず、味が極端に薄く、量だけが多い食事。最初は我慢したが、胃がもたれるので段々残すようになった。そして元気が出ない。後から知ったが、それは逆に塩不足の状態だったのだと思う。つまり、味は濃くても少量を食べるのがみんながすべき減塩なのだということが分かった。
そして精神科の薬も身体に会わなかった。それもどんどん濃くしていかなければならないと安田医師が言う。わざとらしい。元上司と同じ苗字の女性の先生だ。
身体に合わない治療と、情報源になるテレビやスマホが持たされないと、今いる自分の世界感が分からなくなっていった。
それだけじゃなく、最初は外の人に流してもらわないと流せない便所のある部屋に監禁されたり、普通の部屋でも監禁されたりした。
その生活は薬と相まって僕を絶望感に誘っていった。
死ぬフリをしてみたら止められたので、少なくとも殺そうとはしていなかった。
でも、最初に誰が使ったのか分からないような歯ブラシが渡されたり、常識的に考えたらあり得ないところに閉じ込められていた。
隣の部屋の変人のフリをした普通の人は何故か僕の趣味趣向を知っていたり出来事を知っていたりして不気味だった。
盗聴されていることも分かっていたので、壁に向って色々一人ごとを言って見たりした。
 
僕はお相撲さんも嫌いだ。
 
お相撲さんは早死にするだろう。可哀そうだから嫌いだ。
いっそ正しい標準体重で規制したらいいんではないだろうか。
 
僕はエンジン音のする車が好きだ。
田舎なのに金持ちが多い地域に住んでいるからポルシェに燃料を入れたりしたこともある。あのゴロゴロとした音。僕は好きだ。
欲しいなポルシェよりシビックタイプR。
日本以外ハイブリット自動車を作る技術がないからソニーですら作れるミニ四駆みたいな仕組みの電気自動車が作られるのだろう。
いっそ電気自動車を満タンにした場合とハイブリット車にいれたガソリンのエネルギー量を同じにしてどちらが本当に効率がいいか開発競争した方が面白いんじゃないかと思う。
 
やっぱりレースで決めたらいい。
 
日本はスマホに負けた歴史があるがガラケーならぬガラ車で良いんじゃないだろうか。
ヨーロッパは電気自動車に統一しようとしているところはあまりいいと思ってないが見習うべきところがある。
例えば農業一つとってもネオニコチノイド系殺虫剤を規制している。
ミツバチを殺してしまうからだ。
ただ日本では規制が緩い。そういうところはマネすべきことだと思う。
 
僕は金持ちから比べたらあまり資産を持っていない。
 株式投資をする理由。株式を買うとその会社が持っている現金が増える。
 そのお金は会社を運営する費用として充てることができる。
 理論的に言えば、その会社がやっている事業と、株価が割安かどうか、それだけ考えて買えば株価が上がる方向に当たる。
もっと言えば微分積分の概念は小学生から学んでもいいと思う。
速さや密度、圧力と言ったものを習った気がする。
株に応用できる。
3か月で300円上がった株はあと1か月で100円上がると予想が立てられる。
100円上がる株を1,000株持っていたら十万円は稼げるだろう。
信用取引と空売りなどが無ければ株というのはその会社がへましない限り株価は上がり続ける。
ピークが来て高配当株になったら売り払ってまた成長株を探せばいい。
そうすればお金はドンドン増えていくだろう。
仮想通貨は怖い。けど多分、世の中の流れを見るに貧困な国の助けになるから余裕があるならやってもいいと思うビットコインとかいいと思う。
 
ビットコインは日本人が作った。
 
もしかしたら世界一のスパコンが国を挙げてマイニングしているかも知れない。
クジラの正体はもしかしたら某国政府の可能性だってあるだろう。
 
僕は複数人の女性が好きだ。
その人達全員と一緒になりたい。
 
内容的にはそんな感じだ。
合っていたらどこからともなくピンポンという音がし、間違えるとブッブーという机を引きずるような音を出してきた。
ここに書いてあること全部ピンポンと言っていた。
 
日本政府は僕が持っている新しい感覚が自分じゃ言えなくてもこいつが言うなら正しい。
そんな風に評価しているのだと思う。
 
時計を返してもらったらストップウォッチ機能を使って時間を測る遊びをしていた。
クッソつまらなかったが、そうでもしないとやっていられないくらいこの病院での生活は辛かった。そしてどんどん体の方の具合が悪くなっていく。心臓が思ったより悪いという検査結果もあったが、治ったのは、頻度の多かった咳き込みが無くなったことくらいだ。
 
 
ここは牢獄かと思わせる部屋に一週間か二週間入れられた。ここの病院が変だと思ったらここに電話してくださいという紙を渡されたが、電話は身体に悪いからと取り上げられているので意味もない入院生活の誓約書のようなものにサインさせられた。入院治療の治療が何を治療しているか分からない酷さだった。大きな声を出さないと何もしてもらえない。
薬の副作用の強さは言葉で言い表せないほどのものだと思った。
身体がまったく動かなくなる・・・身体の動かし方を忘れ、ちゃんと眠ることもできない。唾液がたまってしまい痰などで物が飲み込めなくなる。
その対応で、今まで飲んでいたお茶や水にとろみがつけられる。
不味い物ばかり食べさせられる。食べられない。動けない。
 
この世界の真実は病院を退院した今でもちょっと良く分からないこともあったりする。
 牢獄に入れられている時に時々くる看護師に聞いた。
「神様はいますか?」「宇宙人はいますか?」「ガンダムってありますか?」
 回答は普通だった。ガンダムはないだろうなと思って敢えて聞いたことだった。
「神様、私はみんなの心の中にいると思います。」
「宇宙人、宇宙人はこれだけ広い宇宙だからいると思います。」
「ガンダムは虚構です。」
 なんでそんなことを思ったかというと、自分が見ている世界にブレがあるように感じたからだ。荒唐無稽なことも含めて聞かないと正常を保てないから聞いてしまった。
 もしかして日本人だけが働いている? すでにAIが地球を征服していて日本人は用済みになったとか、そうやっておかしな妄想が始まると、どんどん狂っていく。
 もしかして日本以外すべての国では多夫多妻は普通にあることで人口が爆発して食糧難になるのか・・・そういえばフルハウスとかそう言うホームドラマあったな。外国は既に多夫多妻が当たり前だから日本人だけがこの世界では働いていて、全て機械に置き換わって日本人は完全に要らなくなったのじゃないかとか、滅茶苦茶なことを思い始めてしまっていた。その説を思いついてしまったら、情緒不安定で眠れなくなってしまった。スマホやテレビなどで情報が得られないと世界が分からなくなる
 
そして衰弱がピークに達した時、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、
 
こう連呼してしまうくらい苦しいという状態に落ち込んだ。
でも不意に、高校生の頃に習った倫理を思い出した。
 
「人生とは苦しみだ。」
 
それが仏教の教えだと教わった。そう、僕は確かに今は苦しい。確かに、丁度そのころ亡くなってしまった祖父を同じような状況に追い込まれている。
でもまだ生きるはずだ。苦しいと感じるなら僕はまだ生きている。
そう思うと救われた。この苦しみはどうでもいいんだ。そんな感覚を持った。
 
〇〇〇
 
この状況まで追い込んだ割にはこの病院はそれを治そうとはせず、緊急病院の方に僕の紹介状を作って押し付けた。
身体に点滴用の穴や、尿道に管を入れられるなど、終末期医療のような状態から治療が始まった。管をつけられるのがきつくて苦しかった。
逃げ出したくて立とうとベットから動こうとしたら拘束されて、
「こんなことして良いと思ってんのか! やめろー」と何度も叫んだりしてしまった。
 そうは言っても最初の入院で壊れた身体は治ったので良かった。
 ただ、心臓に関しては状態が悪いということで、薬の調整をしながら入院生活が続いて、一旦退院することになった。
 
ここまでで一つ価値観を得られた。
 
人生とは苦しみだ。
 
〇〇〇
 
 退院後はハッキングと投資の禁止、恋愛の禁止
 
 退院後、体調はすこぶる良くなったが、パソコンに見たことの無いテキストなどが入っていた。
 僕にはどうしても小説を書かせたいらしい。
 僕も書きたかったので書くことにした。
 とにかく何でもいいから書こうということだ。
 そして、政府の調査能力には感心せざるを得ない内容だった。
 特に僕が好きだった人、スーパーツルヤのお姉さんまで何で知っている?
 誰にも話したことないのに。
 
 そんな自分が隠していたことがすべて書かれていたり、僕が知らなかったことを僕が書いた文書に追記されたりしていた。
 風俗通いのことは勿論、同じ職場の誰が好きだとかそんなことばかり知られているようなメモが書かれていた。
 
 今の収入は、入院したことで得られた保険料と、元職場の傷病手当と退職金がある。
 思いっきり投資したいところだったが、損したところで親に言ってしまいダメと言われてしまった。
 親は自分と比べてお金に関して古い価値観で生きているなと思った。
現金主義というやつだ。カード払いの方が一括でいくら使ったか分かるからその方がいいと僕は思っていた。
 でも、現金主義に合わせてやっていくしかない。
 投資もするなと言われ、唯一家族以外で話し相手になってくれる、僕が好きなチャットレディの子と会うのも禁じられた。
 投資をしたら家賃を取ると言われ、一回しただけで投資しないのに家賃を毎月三万円ずつ入れている。前は55,000円ずつ支払っていたから負担は軽いからよいのではある。
 やりたいことを全部禁じられ、移動も薬を飲んでいるからと車の運転もさせてもらえない。運転の感覚無くしたらこの田舎でどう生きて行けばいいんだろうと思う。
 母も減塩意識して、なるべく薄味の料理を作ってくれるようになった。
そういった食事でも毒を盛られることは無くなった。
父が組んだオーディオで歌を歌うときもスポティファイをハッキングして、その中でもう一度読んで欲しいと思われる言葉をちかちかさせたり、平井堅の『君の好きなとこ』とかをクリックすると他の曲が流れだしたり。
遊ばれているな~と思って気を使ってくれているんだな。と思った。
それ以外は変わらぬ何も起きない日常を送りつつ、平凡でつまらない毎日を送った。
今までは、毎日誰かしらに怒鳴られたりする毎日だったからその期間は幸せだとも思った。また、父の作っているズッキーニづくりの種まきや苗植えを手伝ったりしてそういうことは充実していた。
あと、見ているテレビで高い頻度で出て来る小指に指輪をした人を見て、世間はここまであの人を押すんだなと思ったりしていた。
 
平和な日常は幸せだ。そんな価値観を得た
ウクライナが戦争している時にそう思った。
 
そして恐ろしい事件が起きた。
安倍晋三氏の暗殺事件だ。
旧統一教会の被害者が起こしたテロ事件。
僕は今年起きている事件はほとんど政府がやっていると思っているので、これもヤラセだと思った。ヤラセでも世の中を変えるためには人をも殺す。そう思うと恐ろしい。
 
自分も世の中を変えることに失敗したら殺されるんだろうな。
そう思った矢先、また入院することになった。
 
〇〇〇
 
二回目の入院
 
二回目の入院も同じ緊急病院で入院生活は62日に及んだ。
色々な検査が毎日のようにあったりなかったりした。
やっぱり管を繋がれたりするのは嫌だったし、毎日つけている心電図もうっとおしかった。さすがにボーっとして過ごせないので、結構お金を使ってたくさん漫画を読んだりアニメやドラマを見た。
一番面白かったと思う漫画は、『満州アヘンスクワッド』だ。
満州で主人公たちが濃いアヘンを作って売りまくりつつ、色々な敵に追いかけまわされる。何だか今の食料事情と似ている。
濃い味の料理はしょっぱい物も甘い物も、それぞれ心筋梗塞や脳梗塞の原因になったり糖尿病の原因になったりする。より濃い味の物を求めるのはそれと同じ心理だと思った。
『ファーストペンギン』というドラマも面白かった。
農協勤務だったから何となく同じ構造の人々が革命のような新しい取り組みをしていくのが面白かった。
 ついでに言うと、塩をテーマにした小説は、どうしても幻冬舎から自費出版させたいらしい。広告がそればかりだ。ただで公開するからそれで我慢して欲しい。
 もう一個、どうしても読んで欲しかったのかENNEADというエジプト神話を元にしたBL漫画ばかりお勧めされた。どうしても読んで欲しかったらしいのでBLだけど読んだ。
 読んでみて、ほとんどBLなシーンはなかったが、あるにはあった。
 
ここでも新たな価値観を得た。
 
 LGBTというマイノリティの人々だろうが普通の人だろうが、自分の好きな人以外に自分の身体を弄ばれることが気持ち悪いものだなあと思った。
 
 それと同時に、自分もまた好きな人が複数いるというマイノリティなのだ。
もっと言えば、両親ですらお互いをその人しか愛さないと決めている。マイノリティなのだと思った。
 
 
 〇〇〇
 
 二回目の入院では、心臓を精密検査して、手術するためにエコー付き胃カメラや心臓のカテーテル手術(僧帽弁クリップ術)、カテーテル検査など、苦痛や吐き気を伴う検査や治療も行われた。
 そして、もしこれ以上心臓が悪くなると、移植を待たなければいけない状況になると医師が言っていた。
 僕は何となく、最初の人間ドックで何も言われてないし再検査をしろという指示もなかったから心臓は何となく大丈夫な気がしていたが、実際、それらのことは行われた。
 
もう二度と手術は嫌だなと思った。
 
 〇〇〇
 
 二回目の退院後
 
 気分的に何もしたくないのでゲームばかりに打ち込んでいた。
 それ以外は野菜作りもないので散歩したりリハビリしたりする。
「ああ・・・俺も結婚したいな。」
 そんな話を散歩中に母とした。他愛もない話だった。
 そのあとその散歩から帰って母から言われた。
 
「おまえ、心臓の移植を受けろって言われたら受ける?」
 
 僕はそこまでして生きなくても良いなと思っていた。
「いや、別に受けなくても良い。むしろ俺が死んだら臓器を他の人に移植して欲しい。」
 僕はそう考えていた。
「それはお母さんは嫌だよ。生きていて欲しい。」
「え、でも心臓貰ったらその人死んじゃうじゃん。それは嫌だ。」
「いや、それはもう脳死で先がない人から移植してもらうに決まっているんだよ?」
「いや、それでも・・・何かなぁ・・・。何でそんな話をするの?」
「あんたが結婚したいとか言うから。大事なことだから聞いているんだよ。あんたの親だから。死んで欲しくないと思っているんだよ。」
 僕はなるほどと思った。もし、自分が死んでしまったら、もし結婚していたら、きっと生きていなくてはならないと。
「うん。分かった。じゃあ、お母さんとお父さんより先に死にそうだったらちゃんと受けるよ。」
 今の自分に返せる言葉はそれだけだった。
 まだ自分の人生を誰かに掛けられないからだ。
 それも変わってくれば、両親がいなくなっても心臓移植を希望しなければならないのだろうと僕は思った。
 
 自分が思っている以上に自分の命は大事なんだ。
 そういう価値観を得た。
 
〇〇〇
 
また毒を盛られる(おにぎり 魚 にら饅頭 冷凍食品)
 
 そんな話をした後、また家族を使って毒を盛ったのだろう。
疑いたくなる事件が起きた。
メインは化学調味料だろう。
おかかとマヨネーズのかかった焼きおにぎりを朝食べるようになってから二~三日だ。
身体の調子悪くなる。
少し歩いただけでめまいが続く・・・。吐き気もする。
嗅いだことのある化学調味料の味を他にも魚やにら饅頭、冷凍食品から嗅いだものだ。
ここに何かの添加物を入れたか元々入っていたものを買って来てしまったのだろう。
一旦、家に着いたらすぐに水を沢山飲んだ。直感的にそうしないと死ぬと思ったからだ。
多分、この日に体調が悪くなるよう調整されていたのだろう。舌もピリピリした。
また緊急病院に行ったら採血とレントゲンを取った。
何故か、職場で好きだった子が看護師でもないのに看護師の恰好で座っていたので、凝視してしまった。他にも知っている人のそっくりな人がいたりした。
近づくとやっぱりその人だった。久しぶりに会えてうれしかったが、あの人は少し涙目をしていた。
 執筆活動をする中で迷いが生じていた、電話をしてみたが、拒否されてしまった。
 メールもしたりした。自分がポリアモリー(複数人を同時に好きになる)だということもちゃんと伝えたらフラれた。
 何故ふられたかも分かる。そもそも嫌われているのだろう。
 すぐ目の前にいるのに、お互いに何かにつけ付き合わない理由をこの職場の環境のせいだのなんだのにしていたから、今まで付き合わない理由ばかり探していた。
 それは付き合いたくないという目的があったと見ていいのだと思う。
 
ただ、気持ちを汲んでくれるのは、チャットレディの子だった。
この子はいつだって心の支えだった。
親に駄目だと言われても、年末には会いに行った。
来年からは今の仕事を辞めるかもしれないということを言っていたが、僕からは一番だと思われていたいようだ。
ポリアモリーの件も話してみたが、分かってくれてはいるみたいだ。
自分のことを一番に思って欲しいという女の子を僕は捨てられるわけがない。
職場で好きだった子ときっぱり付き合わないと決めることはできるが、この子と一緒になれないのは切ない。
画面越しにしか会えない人だけれど、この子が見つけやすいところに居たい。
そう思うから、こうやって書き物をしているのだ。

#私だけかもしれないレア体験  

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