深淵をのぞくとき、深淵もまたこちらをのぞいているのだ
今回はニーチェの名言について書いていきたいと思います!
哲学も好きなマッコイです!
■フリードリヒ・ニーチェとは
ニーチェはドイツの哲学者で、生前数多くの名言を残しました。
フロイト、ユング、アドラーといった心理学の権威達に、
影響を与えた人物とも言われています。
■ニーチェの名言
有名なニーチェの名言を紹介していきます。
哲学者ということだけあって、
物事の本質を突いた考えさせられる言葉が多いです。
どういう結論でこういう思考に至ったのかは気になるところです。
■深淵をのぞくとき、深淵もまたこちらをのぞいているのだ
お待ちかね、タイトルとなっているこの言葉。
いったいどういう意味なのか調べました。
ニーチェの著書『善悪の彼岸』に登場する言葉です。
『怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。』
というのが全文のようです。
一般的に知られている言葉とは若干違っていますが、意味は同じだと思います。
ニーチェは怪物を例に、
『怪物と闘うものは、戦いながら自分も怪物にならぬように用心したほうがいい』と忠告しています。
ライトに解釈すると、
『ポジティブな人でも、ネガティブな人といつも一緒にいると、
自身もネガティブな人間に気付かぬうちに変化してしまうのだ』
というニュアンスではないかと感じました。(違ってたらごめんなさい)
日本の諺でいうと、『ミイラ取りがミイラになる』が近い解釈です。
完全なる主観ですが、
『怪物というのは他者、深淵とは問題を表しているのではないか』
と考えています。
怪物=自分と全く違う価値観をもつ人間(他者)
深淵=他者の問題
このことから、
『どんなときも、自分を見失うな』
というメッセージを伝えたかったのではないでしょうか。
■まとめ
アニメや漫画で厨二病キャラがいいそうなセリフランキングで、
トップ5には入りそうなこの言葉。
実は鋭く、本質を突いた哲学者ニーチェの名言でした。
最後までご覧いただき有難うございました!
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