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【スイス留学】旅行編①~南ドイツ・黒い森を巡る!Part.2~美酒美食の旅

こんにちは!記事を見つけて読んでいただきありがとうございます。Hugoです。今回も、冬季休業期間中に南ドイツを訪れたときの体験談を引き続きお話ししたいと思います。

黒い森の旅行も中盤に差し掛かってきました。大きな街を抜け、森の中にある街を巡ります。

1.ゲンゲンバッハ②

1.1. KONUSカードをゲットする

ピンクを基調とした建物がかわいいゲンゲンバッハの市庁舎。
クリスマスの頃には窓を使った大きなアドベントカレンダーになるそうです。

朝8時ごろに起床し、ホテルで朝食をとります。ドイツの手ごろな価格帯のホテルでよくある、ちょっとしたパンやハム・サラダなどを置いた簡単なビュッフェ形式です。

朝食をとっていると、しばらくしてホテルの方が一枚のカードを渡してくれました。KONUS-Gästekarteというもので、黒い森地域の公共交通機関(トラム、バス、電車)・博物館などが無料になるものでした。

これが何とホテルのサービスに含まれています。すごい!交通費の大幅な節約に成功しました。

↑上のリンクから詳細を確認できます。是非チェックしてみて下さい!↑

1.2. 出発!

そして、9時半ごろにチェックアウト。価格帯のわりに部屋もかなり快適で、スタッフの方も親切で素敵なホテルでした。(ホテルは当たり外れ様々引き当てているのでイタリア編でもお話いたします…。)

↑今回宿泊したホテルのHPを貼っておきます。是非チェックしてみて下さい↑

シーズンピークを半ば過ぎて若干寂れた様相のGengenbach駅で、次の目的地、トリベルク行きの電車を待ちます。


2.アクシデント

柱から滑り落ちてきた氷とつららが寒さを醸し出しています…。
ここはどこなのでしょうか?


さて、山々を通りながら40分かけてトリベルクへと向かっていきます。昨日の歩き回った疲れが抜けていないのか、電車の中で爆睡…。

…目覚めると、一駅乗り過ごしたことが発覚しました。周りに何もない、St.Georgenという駅で一旦降ります。次の電車は一時間半後、ということで周囲にバス停があったのでそこからトリベルクに行けるものを探します。

しかしトリベルク行は全部Rufbus(電話を掛けないとやってこないバス)です。何故か携帯の通信状況も悪かったので、このままだと電車を待つほかなくなります。

田舎特有で電車を一本逃すと大きなダメージを食らう、というのがありますよね…。それをまさかドイツでお見舞いされるとは思いもしませんでした。

外は雪が降ったばかりであまりにも寒かったので、近くに運よくあったカフェで時間を潰しつつ電車を待ちます。仕切り直してトリベルクへ!

3.トリベルク

トリベルクは滝も有名です。
天気がいいときに是非リベンジしたいです!

当初の予定から2時間半遅れでトリベルクに何とか到着しました。中心部から駅までが離れていますが、相も変わらずBusは電話しないと来ないので徒歩で向かいます。

トリベルク駅前の汽車。
ここだけみると寒空も相まって寂れた感じがします。

1.1 時計の町

歩いていると雨と強風に見舞われました。ガタガタ震えながら、中心部まで続く坂を上っていきます。

中心部が見えてきました。色彩にはゲンゲンバッハと似通った要素を感じますが、山あいに出来た街ということもあり、また少し違った雰囲気があって可愛い街だと思います!

写真中央左寄りに見える赤と白の建物が市庁舎です。
奥の方には山も見えました。

トリベルクはカッコウ時計の町としても知られており、街には「1000個の時計の家(Haus der 1000 Uhren)」という時計専門店があります。

Haus der 1000 Uhrenの目印になる熊の時計。
よく見ると日本語で「ウエルカム」って書いてあります…笑

店内に入ってみると、流石に専門店ということもありたくさんのカッコウ時計が並んでいます。値段は様々です。

このあたりの時計は割とお手ごろ価格だったはずです。
おそらくはお土産用だと思われます。

中には20000ユーロ以上もする時計まで展示されてあります!!黄金の熊があしらわれた下の金ぴかがそれです。綺麗だったけど眩しすぎるというか、誰が買うんだろう…という気持ちで眺めてきました。

普通に人の図体ぐらいあります。
買ったとしても嵩張る気がしてなりません・

容積的に持って帰れないので時計は買わず、そそくさと写真だけ撮って出ていくことになりました…笑 どれも趣向を凝らした時計ばかりで見ていて飽きません。時計が欲しいという方も、そうでない方も是非一度訪れてみて下さい!

1.2. 昼食!

さて、お待ちかねの昼食です。ドイツ料理とビールに呼ばれた気がしたのか、坂を上り切ったところにあるレストランに入りました。

アイベックス(?)や鹿の頭が飾られたお店です。
室内は暖かく、風情もあって癒されました。

なんだか猟師が住む小屋のような、雰囲気のあるレストランです…!早速ビールと牛肉のワイン煮を注文しました。

Rothausは、黒い森があるバーデン州に醸造所があるビールだそうです。
少し甘めで、飲み口はすっきりしていてとても美味しかったです!

黒い森のビールとして知られるRothausのビールが出てきます。瓶だけならバーゼルにも売っていますが、ジョッキで飲むのは初めてだったので美味しさを噛み締めました...!!

牛肉のワイン煮。上にかかったスパイスがアクセントになり非常に美味しかったです。

そして今回のメインディッシュ、牛肉のワイン煮です。ジャガイモがパスタ状になったものと一緒に出てきました。ナイフが要らないのではないかと思うくらい肉がほろほろで、ワインのコクもあり食が進みます。

勿論ビールとの相性も抜群でした!

ヘトヘトになりながら、強風と雨に耐えて坂を上った甲斐がありましたね…。実は楽しみにしていたトリベルクの滝という観光名所があったのですが、雨風が店を出るタイミングで更に強くなってきたので断念し、そのまま駅に直行しました。いつか必ずリベンジします。

4.最後に

ということで、2日目の様子をお届けいたしました。最近更新が遅れつつあるので、本当に申し訳なく思っています。今後もテストや諸々のイベントなどがあるため更新が少しの間滞る可能性があります...。不定期更新になるかもしれませんが、引き続き応援していただければ幸いです。

それでは、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!次回は黒い森の旅後編をお届けいたします!それでは、Tschüss!


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