見出し画像

【スイス留学】旅行編①~南ドイツ・黒い森を巡る!Part.3~美酒美食の旅

こんにちは!記事を見つけて読んでいただきありがとうございます。Hugoです。今回も、冬季休業期間中に南ドイツを訪れたときの体験談を引き続きお話ししたいと思います。

黒い森の旅行もいよいよ終盤です。山あいの街を抜けてバーデン・バーデンで一休みして帰ります。

さて、2日目の夕方、トリベルクを抜けてバーデン・バーデンと言う都市に向かいます。電車で一時間と少しの、若干の長旅となりました。そして、Baden-Baden 駅からホテルなどがある中心地の旧市街まで驚異の4.2kmという道のり。疲れからか、半ばぼんやりしながらバスに揺られます。

1.アクシデントその2


携帯のありがたみを感じる旅になりました…

私の携帯は長らく買い替えていないせいで寿命が近いです。モバイルバッテリー併用で何とか堪えています。さて、今回運の悪いことにモバイルバッテリーの充電は電車の中で切れ、駅に着くころには遂に本体の充電切れも近づいてきていました。

今回泊まったホテルがパスコードで入室できる仕組みでした。それに気づいたので慌ててバス停で紙のメモにホテルの住所とコードを書き留め、最悪の事態を免れます。

しばらくぼんやりしてると、携帯から「ブーーーー」と振動が…

…逝きました。Google map先生なしで本拠地を目指します。

殆ど見知らぬ土地で携帯が使えない、という状況です。旅行中は初めてでした。
なんとかホテルを目指していきます。

2.バーデン・バーデン旧市街

なんとか最寄りのバス停まで到着したので、ここから旧市街を歩いて向かいます。果たして無事に辿り着けるのでしょうか…?


早朝、バーデン=バーデン旧市街の一角。
建物が白を基調に統一されていて美しいです。

2.1. 案の定迷う

結論から言うとガッツリ迷いました。

旧市街は実は結構入り組んでいて、街中にある地図も通りの名前を教えてくれて入るのですが、碁盤の目状に区分されたエリアのどこら辺にあるか、という大雑把なことしか教えてくれません。

すれ違う地元住民にホテルの名前・住所を聞いても、

「残念だけど通りの名前も知らない、多分すごく奥まった所」

とか、中には

「20年以上この街に住んでいるけどそんなホテル聞いたこともない」

と断言する人まで。

結局1時間近く迷った挙句、たまたま見つけたPCRテストセンターで暇そうにしていたお姉さんに頼んでGoogle Mapで調べてもらい、簡単な地図を自分で作って辿り着くことができました。

途中から冷たい雨も降りだし、気温も1ケタ台。身体も限界まで冷え切っていたので本当に助かりました。ありがとう、お姉さん。

2.2. 朝目覚めると…

ホテルから少し出たところの旧市街の一角。
レーヴェンブロイのビアガーデンが近いです。

ホテルまで辿り着きました。ビジネスホテルみたいな雰囲気でしたが、静かなうえに部屋もきれいだったので安心して爆睡。トリベルクと雨の中道に迷ったのとで思ったより消耗していたようです。

夜のビアガーデンにも興味ありましたが今回は疲労を加味してパス…。残念

日付が変わる前にベッドに入ったはずでしたが、翌朝起きると8時過ぎ。計9時間ほど寝てしまいました。ルームサービスの紅茶がやたら美味しかったです。オススメのカフェ・レストランもメニューに書いてあり丁寧でした!

さて、朝食代わりにお勧めされていたカフェに行きます。ここでも黒い森のサクランボケーキを注文しました(プラスでチーズケーキも)。エネルギー摂取です!

こちらで食べたケーキのほうが少しだけ甘酸っぱい感じが強く、地域ごとの味の違いを確認することができました!

店内は机が大理石でできていて、高級感が醸し出されています…。雰囲気に違わずどれも非常に美味しかったです。

黒い森のサクランボケーキと、チーズケーキです。
目覚めのエスプレッソと一緒に頂きました!

カフェでリラックスした後は、少しだけ時間が空いたので1時間ほど旧市街を歩いて回りました。

人通りもまだそこまで多くない朝方の旧市街です。
旧市街、意外と坂が多くて上り下りが激しいです。
朝の空気は澄んでいたので楽しかったのですが…

完全に目が覚めたところで、旧市街を見下ろしながら帰ります。建物の色使いには、黒い森特有のかわいい雰囲気が感じられてよかったです。

バーデン・バーデンは、今回旅の遅れを予想して中継地点として利用させてもらったのですが、本来であればドイツ有数の温泉地帯です。街中にはカジノもあり娯楽都市としての機能も兼ね備えています。

将来またドイツを巡るので、今度は水着とカジノ用の軍資金持参で挑みたいと思います!

3.旅の終わりに

帰ると疲れが一気に押し寄せてきました…

今回の旅では本当に学ぶことが多かったです。

・電車に関しては田舎の駅ではダイヤグラムを確実に抑えて、寝ない。

・寂れた駅にバスは大体電話しないと来ない。

・ネットの調子が悪くてもGoogle Mapが通じることがある。

・モバイルバッテリーと携帯は確実に充電しておく。

などなど…

美味しいものにもたくさん巡り合えたので、トラブルはありましたがとてもいい旅になりました!次回はスイス近郊のフランスの街・コルマールを旅行した時の体験談を書いていきたいと思います。よろしくお願い致します!

それでは、Tschüss!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?