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神秘の学びと宇宙(自分)の演出✨

5週目から6週目
相変わらずの悪阻が
続く中、

ようやくリズムをつかんで
寝たり起きたり、
観たり、読んだり、食べたりの
ペースが、少しずつだけど
掴めてきた。

その頃は
ヘアメイクの仕事も
撮影などは何も入れずに
スケジュールはクローズして
鎖国しているような気分だった。

鎖国中も
内側では忙しく
色んな事が起こっていた。

6週目くらいの検診の時  
出生前検査を希望するかどうかを
医師に尋ねられた。

出生前検査、、、、、🤔

羊水を検査して
子供が正常がどうかを
調べる検査の事だった。

この検査、
100%安全じゃない上に
100%正確でもない

はて、、、、、

例えば、もし受けたとして
その結果をみて
何を基準に
何を決断することができるのか

誰の意思で
それを判断して良いのか
それが私だとは
到底思えなかった。

主人と相談の結果も
必要ないよね、って事で
スルー

全く心配がなかった訳じゃないけど
もし検査をしたら
確かめた事が伝わって
生まれてきた時に
なんだか、怒られそうな
気もした。

命については
その学びこそが神秘で
私の人生において、大きな大きな 
トランスフォーメーションの時に
その神秘は必ず現れる。

それは私が27歳の時だった。
ひとつ歳上のEちゃんという
親友がいた。

ヘアメイクの仕事も共にして
夢を語り合い、お互いのどん底も
見せ合い、遊びの中からも学び、
切磋琢磨しながら、同じ師匠との、
リレーションシップを
とても大切にしていた。

ある日、
Eちゃんが倒れた。

脳梗塞だった。

集中治療室に入って何日か後
できる限りの、ありとあらゆる
祈りや治療の中、
Eちゃんは、28歳で
宇宙勤務となっていった。

信じられなかった。。。

仕事も順調で
イケイケの時だった。

ついこの間まで
一緒に仕事をして
一緒に遊んで
一緒に夢をみて
希望を語り合っていたのだ。

お通夜に行った時、
お母さんが、Eちゃんがいつもつけていた彼女の手作りの
ネックレスを、胸につけていた。

Eちゃんのバイブレーションが
そこには宿っていて
まだ生き生きと放っていた。

お母さんは、

「ここにあの子がいるようだ」

と言って、ずーっと握りしめて
Eちゃんのそばにいて、
Eちゃんの中にいた。

葬儀屋の人ではなく
師匠が死化粧をする事になり
その光景に私はとても驚いた。

その亡骸が
まるで生きているように
みえているのだ

私はそこに、
メイクの真髄を見た気がした

"魂を宿らせる"

私にはできるだろうか、、、
感情の海に溺れることなく
感情より上の領域で
それを遂行する

神事だった。。。

後からわかった事だけど
Eちゃんの脳の血管は
先天的に渦を巻いていて
普通はその状態だと、
3歳、長くても7歳8歳くらいまでしか、生きられないとの事だった。

Eちゃんは
実は長生きしていたのだ!
一般的なケースの寿命を超えて
遥かに長く、
奇跡を起こしていたんだ!

それは私に、
外側から見えている世界と
内側から見る世界の
全く違う視点の世界を見せて、

その視点の違いによって
ダウンロードされる情報、
メッセージ、サイン、ガイダンスの
読み取り方、使い方の違いや、

存在する次元の違い、
現れる現象世界の違い、
展開されていくタイムラインの違いを、一気に教えてくれた。

ポジティブにうけとる。
ともまた違った
腑に落ちていく感覚が
疑いや迷いを断ち切っていった。

倒れる数日前に一緒に行った
クラブのカウンターに、
針金で作った"天使の羽"を
Eちゃんが置いていったのだけど
それが、後から後から、深いメッセージとしてやってきた。

最後にEちゃんが作った作品が
"シバ神“というタイトルで
"破壊と再生"がテーマ
だった事も後から気がついて
私にある確信を与えてくれた。

そして
彼女が宇宙勤務になる時、
担当していたアーティストが
歌っていた曲のタイトルが

"Go.Go.Heaven !"

その事は、驚きと共に

「Eちゃん、お見事!」

としか言いようがなく
謎の大いなるものへの信頼と、
完璧ともいえる憎い演出に、
驚愕、脱帽していた。

とにかく、
この命についての神秘の学びは、
その後も、私を虜にし、
更なる探求と、謎解きに
向かわせていったのだった。





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